みなさんは、フランスのモン・サン=ミシェルにある「ラ・メール・プラール (la mere poulard)」というお店を知っているだろうか? こちらのお店はふわっふわでとろとろのオムレツをいただけることで有名な店だ。
きれいなオムレツ
画像引用:食べログ
「マリリン・モンロー」や「クリスティアン・ディオール」など、数多くの著名人が足を運ぶほど人気なのだとか。

見ただけでわかる“ふわふわ感”と美しい半月型のオムレツは、まさに絶品…のはず。というのも筆者はフランスへ行ったことがない。しかし、あのふわふわのオムレツを一度でいいから食べてみたい!

なんとか再現できないかと検索したところ、それらしいレシピを見つけたので、実際に作ってみることにした。これでちょっとしたフランス気分を味わえる!

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モン・サン=ミシェルのオムレツ作りに挑戦

材料

卵とバター
卵:1個
バター:1片
塩:ひとつまみ
砂糖:ひとつまみ

どこのご家庭にもある食材だけでふわふわのオムレツが作れるなんて驚きだ。あくまでも再現レシピなので本家とはまた違うのだろうが、少なくとも4つの食材で“それっぽい”オムレツは作れるらしい。

なんて庶民的かつリーズナブルなレシピなんだ。1品に豚バラブロック肉400g使う“どこか”のレシピサイトとはえらい違いだ!

作り方

作り方もめちゃめちゃシンプル。卵を卵黄と卵白に分け、卵白に塩を入れる。
塩を入れている
卵白が角が立つメレンゲになるまで泡立てる。ミキサーが壊れていたので、ひたすら泡立て器でかき混ぜる。本家も泡立て器を使っているそう。
メレンゲ
しっかりと泡立ったら砂糖を加える。メレンゲを安定させるためにこのタイミングで入れるらしい。本家のオムレツは砂糖を入れるとか入れないとか。
メレンゲ
メレンゲに卵黄を加え、素早くかつ優しくかき混ぜる。泡を潰さないように注意しよう。
メレンゲ
フライパン全体にバターを行き渡らせる。
溶けたバター
メレンゲを注いだら、フタをして弱〜中火で加熱する。
メレンゲ
表面が焼けてプツプツとしてきたら火を止める。
メレンゲ
器に移して半分に折りたたむ。ここが一番気を使うところ。表面がある程度固まっていないと盛り付ける際にぐちゃっとなってしまう。
メレンゲのオムレツ
きれいに折りたたむことができた!
オムレツ
仕上げにケチャップをかけたら出来上がり!
ケチャップをかけたオムレツ

ふわふわのオムレツを食べてみた

ほぼメレンゲのため、口へ入れるとサッとしぼんでいく。食感はふわっというより、しゅわっとした感じ。メレンゲが口いっぱいに広がり卵とバターの匂いがパッと香る。
メレンゲオムレツ
一般的なオムレツとは食感がまったく違うので、食べたとき少し困惑するかもしれない。めちゃくちゃおいしい、というよりは新感覚のオムレツといったイメージが強かった。

しかし、先ほど作ったオムレツは卵1個。もっと卵を増やせば味はともかく見た目は本家に近くはず!