大量のグリンピース
皆さんの多くは、グリーンピースというと緑色の丸い豆のみを想像すると思いますが、さや部分もとても美味しい野菜だということをご存知でしょうか。

今回はなぜさや付きのものを選んだ方がいいのかその理由も含め、さやも豆も簡単に美味しく食べられる茹で方やその後の保存方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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グリンピースのみを茹でる場合

自宅で美味しいグリーンピース料理を作りたいと思ったら、実だけを使うと決まっていてもできるだけ「生のさや付きグリンピース」を購入するようにしてください。さやから取り出したグリーンピースはそうでないものと比べて格段に風味が落ちています

万が一、さや入りのグリーンピースが売っていなければ、その中でも特に鮮やかな緑色で丸々とした膨らみがあるもの、周りを覆う薄皮がしっかり付いているものを選びましょう。

これらを満たしているグリンピースは新鮮で美味しいというサインなので、上手く見極めて買うようにしてくださいね!

さやから上手に取り出す方法

大量のグリンピース
初めてさや付きのグリーンピースを買った時は、さやから豆の取り出し方に困ってしまいますよね。ここでは簡単に豆を取り出す方法をお教えします。

まず、さやを水で洗い汚れを落とします。次にヒゲが生えている方の先端部分に近い両脇の筋を指で軽く押して、さやの口を開かせるような状態にしてください。筋を押したままさやを左右に広げると中の豆を綺麗に取り出すことが出来ます!

さやも一緒に茹でて風味もアップ

実は、グリーンピースのさやも食べることができるのをご存じでしょうか。

炒め物などに入れると美味しいのですが、その際にさやの中にある薄皮をむくことが必要になります。

丁寧に行わなければならないうえ、時間がかかる作業でもあるので、面倒に感じる方はさや自体を「出汁」として使われることをおすすめします!

前述した方法でグリーンピースの豆を取り出し下茹でする際、さやも一緒に入れて茹でてください。茹でているとさやから出汁がたっぷり出てきます。その茹で汁を出汁として使います。

茹で上がったグリーンピースのみをザルに上げたあと、スープなどに入れ、最後に香り付けとして先ほどの出汁を加えてみてください。グリンピースのみの味わいよりもさやの出汁と合わせたほうが格段に風味が豊かになって美味しくなりますよ。

茹で時間としわができないコツ

鍋で沸騰させている
グリーンピースの適切な茹で時間は2〜3分ほどです。茹ですぎると豆が柔らかくなりすぎて潰れることがあるので時間はしっかり計るようにしてくださいね。

茹で終わったら火を止め、そのままの状態で粗熱が取れるまで放置しましょう。冷やす時間が取れない時は、鍋ごと氷水を入れたボウルに入れて冷やしてください。

絶対にやってはいけないのが豆をザルにあけて冷水で流しながら冷やす方法です。この方法で冷ました豆は乾燥するとシワシワになって見栄えが悪くなってしまいます。よく覚えておきましょう。

用意するもの

お湯:適量
グリンピース:好きなだけ
塩:グリンピース100gに対して小さじ1

さやごと茹でる場合

グリーンピースはさやごと茹でて枝豆のように豆だけをプチプチ食べることも出来ます。
具体的な茹で方の手順をご紹介していきますね。

用意するもの

グリーンピース:お好みの量
塩:大さじ1程度
お湯:グリーンピース全体が浸かるくらいの量

手順
1.グリーンピースの両方の先端を塩がしみこみやすくなるようハサミでカットする。
2.沸騰したお湯の中に塩を入れ、その後グリーンピースを入れる。
3.十分柔らかくなるよう少し時間をかけて茹でる。

枝豆のように食べるグリーンピースはとても甘く、チャーハンなどに入った薄皮付きのものとはまた違った味わいを楽しめます。塩茹でするだけで美味しくなるのでぜひ作ってみてくださいね!

手間を省きたいなら電子レンジを使おう!

電子レンジ
電子レンジを使用して、さらに簡単に茹でグリーンピースを作る方法もあるんです。レンジで加熱している間、他の作業に手を回せるので料理の時短に繋がりますよ。

手順としては、まず電子レンジ用の耐熱皿にグリーンピースと水、塩を入れます。その上にラップをかけてから電子レンジで加熱するだけで出来上がりです。

それぞれの分量はグリーンピース100gに対し、水大さじ1、塩一つまみが目安です。

加熱時間の目安は2〜3分ですが、柔らかくなりすぎると食感が失われてしまうので、はじめは短い時間に設定しておき、中まで熱が回っていない場合のみ追熱するようにすると上手く仕上がります。

茹でたグリンピースの保存方法

大量のグリンピース
グリーンピースを多めに茹でてしまった時、余った分を保存しておくことは可能なのでしょうか。

実は、グリーンピースは冷蔵も冷凍も出来る便利な野菜なんです。保存後、2日もしくは3日以内に使い切れる時は冷蔵保存。

それ以上の期間日持ちさせたければ冷凍保存するようにしましょう。それぞれの保存の仕方をご説明していくのでグリーンピースの保存方法を詳しく知りたいという方は参考にしてください。

冷蔵保存する場合

茹でたあと粗熱まで取れた状態のグリーンピースをゆで汁に浮いた状態のまま、上にラップをかぶせて冷蔵庫に入れます。冷蔵の場合はこれだけでOKです。手間はかかりませんが長くて3日しか持たないので早めに使い切るようにしましょう。

冷凍保存する場合

冷凍したグリーンピースは解凍する際、凍った状態のまま調理過程に加えて再加熱するので下処理の茹で時間は短めに設定するのが無難です。

こちらも冷蔵保存する時のように、まずはグリーンピースを茹で汁につけたまま粗熱を取り、冷めたら水気をしっかり切ります。その後、チャックが付いたフリーザーバッグなどに入れ、空気が入れないよう口を閉じ、なるべく平らな状態で入れます。

それを冷凍庫に入れて保存してください。ちなみに、金属製のトレイにのせて冷凍すると凍るまでの時間を多少短縮することができます。

冷蔵よりも長期間の保存が可能なので、夏場にも安心でおススメの保存方法です。グリンピースの保存法は『茹でて美味しさ長持ち!グリンピースの保存方法&保存期間まとめ』で詳しく紹介しています。合わせてチェックしてみてくださいね!

さやまで使えるグリーンピースは冷凍保存がおススメ!

大量のグリンピース
グリーンピースはさや単体でも料理に使うことが出来るなんて驚きですよね。食感が残るのが嫌だという方は、ご紹介した方法でスープや豆ごはんに出汁として加えるだけでも、いつもよりグリーンピースの香り高い風味を感じられるようになって美味しくなりますよ。

また、さや付きのグリーンピースを美味しく簡単に料理したい方は、シンプルな塩茹でにして枝豆のように食べるのがおススメ!塩気と豆本来の甘さの組み合わせがクセになります。

豆のみを茹でて使う場合は冷やし方に注意しましょう。ハリのある綺麗な状態に仕上がるので、気になる方は今回ご紹介した方法を試してみてください。

茹でたグリーンピースが使い切れなかった場合でも、冷蔵もしくは冷凍保存が効くので、使い切るまでの日数を考慮して保存方法を選ぶようにしましょう。冷凍保存の方が長持ちする上に時間のかかる解凍も不要なのでおススメですよ。より美味しくグリーンピースを楽しんでみてください!

他の豆類の保存方法もチェックしてみて!