空き瓶
大掃除をしていたらいつから放置したのかわからないくらい前の瓶が出てきたり、台所の棚の中で開封せずにそのままになってしまった瓶が見つかった、という経験がある方は多いのではないでしょうか。

また、あまり使わない調味料なども一旦開けたはいいけど、なかなか使い切れず賞味期限が切れてしまった、ということもありますよね。

今回は、すでに賞味期限が切れるなどして、中身と共に瓶を捨てたい時の方法についてご紹介します。

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中身を空にしてから捨てるのが基本

空の保存瓶
中身が入っているのに瓶のふたが開かなくなってしまい、それを長いあいだ放置していたらいつの間にか賞味期限が切れていた、という経験された方もいらっしゃるのでは。

そのような場合、中のものは食べられないので捨ててしまうしか方法がありません。

しかし、瓶の中身をそのまま残して捨てるのはやめましょう。なぜなら多くの自治体で瓶は資源ごみとして回収しており、中身が入ったままの瓶では資源として使うことができないため、「瓶をきれいに洗ってください」と書かれていることが多いからです。

ですから、たとえ瓶のフタが開かなかったとしても、中身を出して空にしてから瓶を捨てるようにしましょう。

余った瓶の中身はどう捨てる?

ゴミ箱
余った瓶の中身の捨て方はご存知でしょうか。瓶の中身を捨てるにあたり、いくつかのコツがあるのでそれをご紹介しましょう。

ビニール袋に入れて捨てる

中身を捨てる方法はいくつかありますが、一番簡単で早いのがこのビニール袋に入れて捨てる方法です。ビニール袋の中に新聞紙やいらなくなった布類を敷いてそこに中身を入れます。

すると紙や布が水分や油分を吸ってくれるので、万が一ビニール袋が破れても外に漏れ出す可能性を最小限に抑えることができます。そのため、この方法はある程度の水分や油分があるものに適しています。

牛乳パックを使う

空の牛乳パックが準備できるときには、牛乳パックの中に新聞紙やキッチンペーパーなどを入れて、そこに瓶の中身を入れるとよいでしょう。なぜなら、牛乳パックは元々牛乳が漏れないように内側の部分を加工してあります。

また、注ぎ口の部分を折りたたむだけで中身が漏れないというメリットもあります。ビニール袋に入れる方法と同様に、水分や油分があるものにも適した捨て方です。

油分のあるものは?

ドレッシングやマヨネーズなど油分のあるものには、直接、食器洗い用の洗剤をかけるといいでしょう。油分を含む食品や調味料の独特のベトベト感がなくなります。そのため、捨てるときに、内容物が漏れることを心配しなくても済みます。

この方法を用いることで内容物を三角コーナーに捨てることも可能になります。その場合、水分だけが流れていくのでとても便利です。

フタが開かない瓶の処理法

保存瓶 開かない
力をめいいっぱい込めてもフタを開けることができないときは『瓶のフタが開かない…。そんな時どうする?簡単にできる5つの対処法をご紹介!』にて紹介している5つの方法を試してみてくださいね。

どうしてもフタを開けることができず、瓶を処分したいときには以下の方法を参考にしてください。

瓶を割る

フタが開かない時に一番手っ取り早いのは、瓶を割ってしまうことでしょう。ガラス瓶などの場合には怪我をする可能性がありますから充分注意してください。

まず、両手に手袋をはめて瓶を新聞紙などでしっかりくるみます。新聞紙は一枚だと割れたガラスで破れてしまうこともありますので、複数枚を重ねて使いましょう。

次に金槌で瓶を割ります。瓶とフタの部分を新聞紙から取り出してお住まいの地域のゴミの捨て方に従って処分します。

瓶の中に入っていた内容物は新聞紙のまま捨てることができるので便利です。

穴を開ける

フタに釘などで穴を開けて内容物を出し、処分する方法もあります。この場合も手を怪我する恐れがありますので、まず両手に手袋をはめます。

次に釘などの先がとがっているものを使って、フタに穴を開けていきます。少しずつ穴の大きさが広がるようにしていきましょう。

ある程度の穴の大きさになったらそこから内容物を取り出して処分します。

不燃ゴミとして出す・ゴミ収集場へ持っていく

上記の2つの方法が使えない場合は、お住まいの地域のゴミの捨て方に従ってそのまま処分することになるでしょう。

地域によってはそのまま不燃ごみとして出すことも可能かもしれません。また、直接ゴミ収集場へ持っていくという方法もあります。

ただ、この場合はゴミ収集場が遠いと現実的ではありません。どうしても処分の方法がわからない場合には適切な方法を役所に確認してもいいでしょう。

瓶の捨て方は工夫が必要

瓶の中身を捨てるときにはいくつかのコツを掴めばそれほど難しいことではありません。

面倒だと感じる中身の処分も少しの工夫でかなり簡単に行うことができます。瓶は資源ゴミとして再利用が可能です。資源を大切にするためにもぜひ試してみてくださいね。