気になる臭いがほとんどなく、ドライフルーツのような甘みで食べやすい黒にんにくは、サプリメント代わりに毎日、少しずつ食べ続けたいスーパーフードです。
ここで気になるのが保存方法。決して安いものではない黒にんにくは、無駄にならないように上手に長く保存したいですよね。今回は、黒にんにくを保存するときに抑えておきたいポイントや、おすすめの食べ方を紹介します!
黒にんにくとは?
そもそも黒にんにくとはどのようなにんにくなのでしょうか?
黒にんにくは、もともと普通に売っている白いにんにくと同じものです。これをじっくりと1ヶ月ほど発酵熟成させることで、真っ黒な見た目になるんですね。
しっかり熟成された黒にんにくは、普通の白にんにくと比べ味も臭いも全く違います。
高温高湿で熟成することにより甘みが大幅にアップし、程よく水分が抜けてドライフルーツのような食感になります。臭いも普通のにんにくのイメージとは全く違い、甘酸っぱいフルーツのような香りです。
普通のにんにくの味や臭いが苦手という人でも食べやすいのが黒にんにくの特徴です。
黒にんにくに含まれる栄養
もともとビタミンやポリフェノールなどが豊富なにんにくですが、発酵した黒にんにくになることでその栄養価はさらにアップするといわれています。
特に、脳機能の保護や記憶力アップに有効な「S-アリルシステイン」や、血液サラサラ効果のある「シクロアリイン」など、機能性成分が熟成する過程で大幅にアップします!お肌の健康やアンチエイジングにもぴったりな食材です。
しかも、黒にんにくは生のにんにくよりも食べやすいのもポイント。
にんにくに含まれる「アリシン」という殺菌成分が胃腸にダメージを与えてしまうため、食べ過ぎ注意ですが、黒にんにくになることでアリシンがほとんどなくなります。臭いや胃腸を気にせずに栄養豊富なにんにくが食べられるのはうれしいですね。
黒にんにくのおすすめの食べ方
黒にんにくは甘酸っぱくドライフルーツのような食感なので、そのままでもおいしく食べられます。臭いも気にならないので、朝のデザートや間食に食べても安心ですね。カットした黒にんにくを小さめのタッパーに入れれば持ち運ぶのも便利です。
また、黒にんにくに含まれる栄養成分は油と一緒に食べると吸収率がアップするので、オリーブオイルやバター、チーズなどと一緒に食べるのがおすすめ。
料理に利用する場合は、そのまま刻んでサラダやピザ、パスタのトッピングにしたり、チーズと合わせておつまみにするのもおすすめです。黒オリーブのような黒色と濃厚な風味がキリッと引き締めてくれて、見た目も味もオシャレになりますよ。
火を通しても栄養は変わらないので、炒め物やソテーに使うのもおすすめです。ちょっと変わったところでは、ケーキなどの焼き菓子に入れてもおいしく食べられますよ!