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秘宝が完成!

ついに、ついに完成したのだ。見よ! これが“食べられるドラゴンボール”だ!
ドラゴンボールゼリー

あれっ!? なんか曇ってないか。急いてカメラのピントを確認してみる。しかし、ズレていない。なぜだ! こんな風になるはずだったのに…。想像と全然違うじゃないか(なんてクオリティの差だ)。

画像引用:クックパッド
もしかして、このドラゴンボールは筆者の心を写しているのか。この欲にまみれた心を。これが“俺のドラゴンボール”。ちくしょう…何度見てもくすんでやがる!

こんなくすんだドラゴンボールはいらねぇ~! 鍋にドボンだ!
ドラゴンボールゼリーレシピ
溶けてゆく。俺のドラゴンボールが…。心にポッカリと穴が空いてしまったような気分だ。
溶けるトラゴンボール

ドラゴンボール鍋の出来上がり

鍋の具材
香り高いきのこにクタクタになった甘いネギ、しっとりとした白菜が体に優しく染み渡る、、、ってか…味うっす!! めちゃくちゃ味が薄い。というかほぼ食材の味しかしない。ただの“プレーンな鍋”じゃねーか!

欲望の果てにあるもの

時間をかけて作ったドラゴンボールに輝きはなく、くすみまくった球が出来上がっただけだった。
ゼリーのボール
その球で作った鍋は味も薄かった。これは欲をかいた自分への罰だったのだろう。甘んじて受け入れよう、この現実を。欲をかかずに生きていくことを神龍は教えてくれたのだ。

ドラゴンボールがパッカーン

割れたドラゴンボール
実は、ドラゴンボールを作る途中で大事件が起きていた。

画像を見れば分かると思うが、ドラゴンボールがパッカーンといったのである。“大きな桃”のように。型に入れ直し、そっと冷蔵庫へ戻しておいたのだが、跡がくっきりと残ってしまった。撮影の際、傷が見えないよう玉を転がしながらベストなポジジョンを見つけたのはいうまでもない。