冷たいビールが飲みたい時に自宅にストックしてある缶ビールが冷えていないとテンションが下がってしまいますね。
しかし、そんな時に便利な“ビールを手早く冷やす方法”があることをご存知でしょうか。家にあるもので手軽に行えるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
缶ビールを急速に冷やす方法
缶ビールを急速に冷やしたい時に活躍するのが塩です。冷やしたい缶ビールが浸かるくらいたっぷり入った水の中に大量の氷を入れ、さらに塩を加えてよく混ぜてください。
氷と塩の比率を3:1にすると、よりビールをキンキンに冷やすことができるので覚えておきましょう。氷水の中にビール缶を入れ、約2分間回転させ続けるとビールがあっという間に冷たくなります。
氷がない場合は?
湿らせたキッチンペーパーやタオルでビール缶を包んでから、いつも通り冷蔵庫に入れておくだけで早く冷やすことが出来ます。氷水を使う方法よりも多少時間はかかりますが、10~15分ほどで冷えるでしょう。
缶ビールは冷凍庫でも冷やせる?
未開栓の缶ビールは短時間であれば冷凍することが出来ます。
しかし、缶ビール等の炭酸入りの缶飲料は、未開栓のまま冷凍庫に1時間以上入れておくと炭酸ガスが膨らむことによって缶が破裂したり、開栓時に中身が飛び出す恐れがあります。
また、一度凍ってしまうと風味が変わってしまい、本来の美味しさを楽しめなくなるので注意が必要です。製造会社も缶ビールを冷凍庫に入れて冷やすことをおススメしていません。
参照:SUNTORY
シャーベット状にするとフローズンビールを楽しめる!?
出典:マイナビニュース
凍らせてシャーベット状にしたビールをよく冷えたビールの上に乗せるとフローズンビールを楽しめます。
フローズンビールの作り方
材料
・缶ビール
・フタ付きの空のアルミボトル(※コーヒー、ジュース等何でもOK)
・生クリームの絞り袋
手順
1.空のアルミボトルの中に缶ビールの中身を1/4ほど注いでフタを締め、冷凍庫に入れて3時間ほど冷やす。残ったビールは別に冷蔵庫内もしくは氷水を使用する方法で冷やしておく。
2.3時間後、ボトルを冷凍庫から出したらフタを開けずに出来るだけ早くボトルを縦に振る。
10~20回ほど振ったところで中のビールがシャリシャリと動くくらい細かくなっていればOK。※振りすぎるとボトル内の炭酸ガスが膨らんで破裂するかもしれないので要注意!
3.ボトルの中身を全て生クリームの絞り袋に移し替え、袋の先を少し大きめにカットする。
4.別途冷やしておいたビールをグラスに入れ、その上に[3]のシャーベット状になったビールを絞り出す。
絞り出す際は、ソフトクリームのような渦巻き形を意識して絞ると仕上り時の見栄えが綺麗になります。
シャリシャリの食感かつ最高に冷たい泡と共に味わうビールは格別です。缶ビールの種類によって、飲み心地や後味が全く違うので自分好みの味わいのものを探してみてください。
凍った缶ビールは解凍して飲める?
一度冷凍したことによって成分に変化が生じてしまうので、水っぽくなったり酸っぱさが生まれたりとビール本来の美味しさは楽しめなくなります。
解凍する時は急激な温度変化や衝撃を与えないように注意し、タオル等で包んでから時間をかけて中まで溶かしていきます。その間、缶が破裂しても大丈夫な場所に置いておくよう注意しましょう。
缶ビールを手早く冷やす時は氷水+塩を活用してみて!
未開栓の缶ビールは冷凍すると破裂等の危険性がありますが、一度開栓して他の容器に移し替えていれば安心です。
フローズンビール作りに興味があればぜひ一度作ってみてください。今までに味わったことがない新しい食感のビールを楽しむことが出来ますよ。
今回ご紹介した“缶ビールの適切な冷やし方”や注意点をしっかりと覚えておき、日々の中でお役立てください!