溶いた卵に牛乳と砂糖を加え、そこへ食パンやバケットを浸すだけで作れる「フレンチトースト」。

卵液に浸したあと、サッと焼くだけで作れることから簡単かつ短時間で作れる、というイメージをお持ちの方も多いはず。しかし、そんなイメージを根本から覆すフレンチトーストの作り方を見つけてしまった。

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ホテルオークラが教える 特製フレンチトースト

画像引用:オークラ特製フレンチトースト

「ホテルオークラ特製フレンチトースト」と名付けられたこのフレンチトーストは、ネーミングだけでいかにも“美味しそう”と感じてしまいがちだが、凄いのはネーミングだけではない。作り方へのこだわりがハンパではないのだ!

自宅で食べるフレンチトーストであれば、卵液に浸す時間は1時間くらいだろうか。こだわる人であれば8時間ほど浸す、という方もいるのかもしれない。だが、この「ホテルオークラ特製フレンチトースト」の卵液に浸す時間は、片面12時間。半日かけて卵液にじっくりと浸すのである。

12時間浸したあとはひっくり返して、また12時間。仕込みに要する時間は丸一日。これだけの時間、卵液に浸すフレンチトーストの作り方を見たのは初めてだ。

しかもレシピの提供元は「ホテルオークラ」。ホテルのシェフが教える特製フレンチトーストがどれほど美味しいのか、とても気になる。普段からチャチャっと卵液浸して作るフレンチトーストとどれほど違うのか、味の違いを確かめるべく実際に作ってみることにした。

材料(4人前)

卵:6個

牛乳:370cc

砂糖:62g

バニラエッセンス:少々

食パン(厚切り、約4cm):4切れ(耳なし)

バター:少々

サラダオイル:少々

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