究極のNTO
パッケージの裏面には究極の旨さを再現するための3大機能について説明されている。
01 モード切り替えツマミ
なにやら2つのモードがあるようで、魯山人氏が推奨した「究極モード(極/424)」と自分好みの混ぜ加減で楽しむ「無限モード」があるようだ。無限モードに設定すれば、魯山人氏の納豆を超えることができるかもしれない。
02 告知扉機能
魯山人氏が推奨する「納豆のこしらえ方」に基づき、305回練ったタイミングで醤油を入れる扉が自動で開くらしい…。なんてハイテクな機能なんだ。
醤油を入れた後、そこからさらに119回撹拌すると究極の旨さになるらしい。おそらくここからが“本当の戦い”になるだろう。
03 倍速撹拌機能
撹拌棒の表面には凹凸が施されているらしく、その効果でより効率よく撹拌できるようだ。混ぜ時間を短縮してくれるのはありがたい!
しかし、短縮して424回って…短縮しなかったら一体、何回くらい回さないといけなかったのだろうか。考えただけでもゾッとする。
検証開始!
こちらが撹拌力をアップするために施された凹凸。
どれくらい回したかはパーセンテージで表示される。「開始⇨15%⇨30%⇨50%⇨醤油⇨75%⇨究極」となるようだ。
早速、作っていくぞ!!
納豆を入れたらフタをして、ハンドルをひたすら回す。最初は納豆がダマになっているので、ゆっくり回そう。
指がフィットするようにくぼみが作られている。赤いボタンを押せば醤油扉が開く仕組み。「無限モード」にて使用するものだ。
回しまくること約2分…。醤油窓がパカッと開いた。どうやら305回ほど回したらしい。醤油を加えたら、ここからさらに119回回す。
醤油扉を閉じるときは、醤油扉を押さえながら10回以上ハンドルを回すこと。手で閉じただけでは固定されないよう。
そこからハンドルを回しまくること約1分。ついに、ついに完成した。再び醤油扉は開かれた。
確かに「究極」の表示になっている。なぜだろう、少し「究極」という文字が輝いて見える!
フタを外すといい感じになった納豆が。いい顔してやがる。
これをご飯へのせれば究極の「納豆ごはん」の完成だ!
実食!
424回かき混ぜた納豆のお味は如何に!いざ、実食。
ん!? あれ? いうほどいつもの納豆と違いを感じないぞ…。たしかに角が取れてコクが増した感はある。しかし、そこまで劇的な変化はない。これが“究極のおいしさ”なのか!?
もしかすると、筆者が求める究極の旨さは「無限モード」にあるのかもしれない…。