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コンビニおにぎりの賞味期限は?

おにぎり
ここまで、手作りのおにぎりの消費期限についてご紹介してきました。では、コンビニで販売されているおにぎりではどうでしょうか?

コンビニおにぎりのパッケージを見ると、大抵の場合裏面に消費期限が記載されています。ほとんどの場合、製造日か翌日の早朝までが消費期限に設定されています。

コンビニおにぎりは保存料が使用されていることもありますが、工場で作られてから店頭に並ぶまでに時間がかかります。そのため、コンビニおにぎりを購入してからの消費期限は、手作りおにぎりの場合と大きな差はないと考えて良いでしょう。

コンビニおにぎりの場合、消費期限は「◯月◯日◯時」と時間まで記載されていることが多いと思います。食品を安全に食べることのできる期間を示す消費期限ではありますが、適切に保存されていればこの時間を多少過ぎてしまっても食べることはできます。

ただし、保存環境が悪かったり梅雨の時期や夏場など湿度・温度の高い時期には、消費期限内であっても注意が必要です。

おにぎりの保存方法について

ここからは、おにぎりを長持ちさせるための上手な保存方法についてご紹介します。

先ほどから説明しているように、おにぎりをはじめとした食品は保存方法によって安全に食べることができる期間が大きく変化します。

適切な方法で保存して、おにぎりを安心・安全にいただきましょう。

手作りおにぎりは冷凍保存が賢い!

冷蔵庫のドアを開けている
実はおにぎりは、冷凍保存しておくことが可能です。

おにぎりを冷凍しておけば、食べたいときに必要な個数だけを用意できるため、一人分の食事や小腹がすいたときにとても役立ちます。

冷凍したおにぎりは、約1ヶ月ほど保存が可能です。ただし、おにぎりの具材は冷凍保存に適したものを選ぶことが大切です。

マヨネーズを使ったツナマヨや明太マヨなどの具材は、冷凍するとマヨネーズの油分と水分が分離してしまうため、解凍すると油っぽくなり味や風味が損なわれます。

また、たらこやすじこなど加熱されていない生の具材は、冷凍したおにぎりを解凍するときに加熱されて、食味が変化してしまいます。

そのため、おにぎりを冷凍する場合は梅干しや昆布、焼き鮭、おかかなど、水分や油分が少なくて冷凍しても変質せず、解凍時に加熱しても問題のない具材を選びましょう。

電子レンジでの解凍がおすすめ

電子レンジ
冷凍しておいたおにぎりを解凍するときには、電子レンジでの解凍がおすすめです。

お米の主成分であるデンプンは、冷蔵庫や常温でゆっくりと加熱すると、水分が失われてパサパサとした食感になってしまいます。

電子レンジで急速に加熱することで、炊きたてに近いふっくらとしたお米に仕上がります。また、冷凍したおにぎりにアレンジを加えて、食べるのもおすすめです。電子レンジがない場合は『冷凍ごはんをレンジを使わずに解凍する方法は?』を参照してみてくださいね!

解凍したおにぎりをごま油を熱したフライパンで焼き、醤油などのタレを塗って焼きおにぎりにしたり、お茶漬けや雑炊、リゾットにするのも良いでしょう。

雑炊やリゾットなど煮込む料理であれば、完全に解凍されるまでに少々時間はかかりますが、冷凍されたおにぎりをそのまま入れて調理することも可能です。

コンビニおにぎりの保存は?

手作りおにぎりは冷凍保存ができますが、コンビニおにぎりの場合はどうでしょうか?

結論から言うと、コンビニおにぎりは冷凍保存することはおすすめできません。

コンビニおにぎりは、海苔を食べる直前に巻けるように特殊な包装がされています。これを電子レンジなどで解凍しようとすると、海苔がごはんから出た水蒸気を吸って包装がうまく外れなくなったり、加熱ムラが生じて部分的に海苔が焦げるおそれがあります。

また先述したように、おにぎりに海苔を巻いてからの保存は衛生的におすすめできません。コンビニおにぎりを保存したい場合は冷蔵庫で保存し、消費期限内に食べるようにしましょう。

おにぎりは腐るとどうなる?

おにぎり
消費期限を過ぎているかどうかに関わらず、保存方法や環境によってはおにぎりが腐ってしまうことがあります。

その場合、おにぎりには次のような変化が表れます。

・異臭がする。
・通常のお米にはないネバつきがある。
・カビが生えている。
・味に違和感がある。

ネバつきやカビなど、見た目に変化があれば一目瞭然ですが、見た目に変化がなくても腐っている場合がります。

保存方法が悪かったり消費期限を過ぎてしまった場合には、見た目だけでなくニオイもしっかりと確認しましょう。

万が一、食べてしまってから味やニオイに異変を感じた場合には、食べるのをやめて廃棄することをおすすめします。

おにぎりを上手に保存して、おいしく長持ちさせましょう!

いつでも手軽に食べられて、好きな具材を選ぶのも楽しいおにぎり。自分でも簡単に作ることができますし、コンビニやスーパーなどで気軽に購入することもできます。

そんなおにぎりですが、その手軽さから持ち歩いたり出先で食べることも多いと思います。そんなとき、おにぎりの賞味期限がどのくらいなのか気になりますよね。

おにぎりは常温では長持ちしないため、その日のうちに食べるとしても、できれば冷蔵で保存しておきたいものです。

しかし、おにぎりを作るときにひと工夫することで、おにぎりのおいしさを長持ちさせることができるのです。今回ご紹介した方法を参考に、おいしいおにぎりを作って賢く長持ちさせてくださいね!