食パン
料理にコクと風味を与えてくれるバター。焼き立てのトーストに塗ったり、シンプルな料理に加えるだけでコク深い味わいになります。また、クッキーやケーキなど、焼き菓子を作るのにも欠かせない食材のひとつです。

そんなバターですが、実はいろいろな種類があるのをご存知でしょうか?それぞれに特徴があり、使い方に合わせてバターの種類を選ぶことで、より食卓を豊かにしてくれます。

また、せっかくおいしいバターを選んだら賢く保存して、バターのおいしさをキープしたいものです。今回はバターの種類とともに、おいしさを維持するための保存方法についてご紹介します!

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バターのカロリーはどれくらい?

パンケーキにトッピングしたバター
バターを使うときに気になるのがカロリーです。

バターの成分はほとんどが脂質なので、100gあたり745kcalと、かなりの高カロリーになります。

有塩、無塩など種類により若干の違いはありますが、ほとんど誤差と言える範囲内です。

よく使う分量に換算すると、大さじ1(12g)で89kcal、小さじ1(4g)で30kcal、カップ1(180g)で1,340kcalほどです。

バターを多く使う料理やお菓子は香り豊かでリッチな美味しさを楽しめますが、その分カロリーが増えるので食べ過ぎには気を付けるようにしましょう。

知ってる?バターの種類

バターと小麦粉
ひと口にバターといっても、実はいろいろな種類があります。最も一般的なのは、有塩・無塩バターではないでしょうか?どのような種類があるのか、簡単にみていきましょう。

有塩バター

バターを練り上げる過程で食塩を加えたものです。日本やアメリカでは最も一般的に使われています。

無塩バター

有塩バターとは異なり、食塩を加えていないものです。お菓子作りなどによく用いられます。有塩バターに比べると保存期間はやや短くなります。

発酵バター

バターの原料となるクリームを乳酸発酵させて作るバターです。ヨーロッパではごく一般的に使われています。

ホイップバター

バターに気泡を含ませてやわらかくしたもので、パンなどに塗りやすくなっているバターです。

グラスフェッドバター

原料に放牧され牧草で飼育された牛の牛乳を使ったバターです。穀物の飼料で飼育された牛の牛乳から作られた一般的なバターよりも、香りが高く栄養も豊富であるといわれています。

この他にも、バターにドライフルーツやハーブ、スパイスなどを練り込んだフレーバー付きのバターもあります。そのようなバターをバゲットに塗って軽くトーストすると、お酒のおつまみにも最適です。これらのバターの詳しい特徴や使い方については、のちほどご紹介します。

用途ごとにバターを選ぼう!

容器に入ったバター
バターにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があることをご紹介しました。

それでは、それらの特徴をもとにどのような用途のときにどのバターを選ぶとよいのか、詳しくみていきましょう。

有塩バター

有塩バターは、日本で最も一般的に使用されているバターの一種です。そもそもバターは、牛乳から乳脂肪(クリーム)を取り出し、それを練り固めて作られます。

この過程で、食塩を混ぜて作られるのが有塩バターです。食塩を加えることで、バターの保存性が高まるほか、料理の際に調味料の役割を果たすこともあります。洋食を中心とした料理にもよく使われます。

無塩バター

無塩バターは、バターを練り固める過程で食塩を添加せずに作られるものです。牛乳にはナトリウムが含まれているため、まったく塩気がないわけではありませんが、食塩を添加していない分、やさしい味わいに仕上がります。

有塩バターよりもバター本来の風味を楽しめますが、保存性は有塩バターにやや劣るというデメリットもあります。食塩が添加されていないため、料理よりもお菓子作りやパン作りに使用されることが多いバターです。

発酵バター

日本ではあまりなじみのない発酵バターですが、バターの原産地であるヨーロッパでは、ごく一般的なバターです。そもそも、バターが生まれた当初に作られていたのは、現在の日本で主流となっている非発酵バターではなく、発酵バターであったといわれています。

バターを作るためのクリームを取り出す際に牛乳を撹拌する必要がありますが、昔は手作業で棒でかき混ぜたり、布袋に入れて揉んだりしていたそうです。

そうしてクリームに菌が混ざりバターを作る過程、また保存中に自然とバターが発酵していたといわれています。現在ではバターの製造は機械で行われるため、発酵バターを作るときはあえて乳酸菌を混ぜて発酵させています。

発酵バターは非発酵バターと比べてコクが深く、ヨーグルトのようなやや酸味のある香りが特徴です。そのままパンに塗ったり、料理に使うことでその独特な風味を味わえます。発酵バターの種類によっても味わいが異なるため、食べ比べて好みのものを見つけられるとよいですね。

バターとマーガリンの違いは?

マーガリンをナイフで取っている
出典:NAVER
バターは少しあるだけで料理をぐっとおいしくしてくれる食材ですが、少し高価なのが難点です。バターよりも安価で手に入る食材としてマーガリンがあります。

見た目や使い方はバターとそっくりですが、実はまったく違うものです。バターとマーガリンの異なる点について、順にみていきましょう。

原料

バターの原料が牛乳であるのに対し、マーガリンは植物性油脂や動物性油脂から作られています。

性質

バターは冷やすと固体であり、常温でもやわらかくはなりますが固体の状態です。加熱すると溶けて液体になります。

一方マーガリンは、常温や低温下でもやわらかくなめらかな状態で、冷やしてもパンなどに塗りやすいのが特徴です。加熱するとバターと同様に溶けて液体になります。

商品の種類

バターは、先ほど説明したように有塩バターや無塩バターハーブが練り込まれたフレーバー付きバターなどがあります。

一方、マーガリンはカロリーハーフのものやお菓子作り用の無塩マーガリン、ガーリックなどの風味付きマーガリン、バター風味のマーガリンなどが販売されています。

一見するとどちらも似ていますが、原料も異なるうえ、その性質にもそれぞれ特徴があることがわかります。

バターに含まれる栄養と効果

バター
脂質とカロリーからバターに不健康なイメージを持つかもしれませんが、実は身体に必要な栄養素も豊富に含まれています。

バターは乳脂肪を練り固めたものなので、牛乳由来の健康、美容効果が期待できます。中でも注目したいのが、ビタミンや乳酸菌です。

ビタミンが豊富

バターに含まれているビタミンの中でも特に豊富なものが、ビタミンAです。

バターはほとんどが黄色い色をしていますが、この色はビタミンAによるものです。バターは牛乳の脂肪分だけを凝縮しているので、牛乳の約13倍以上ものビタミンAが摂取できます。

ビタミンAは粘膜や皮膚の再生を助けて健康に保ったり、免疫力を高める他にも目の色素を作り出すなど健康や美容に欠かせません。

ビタミンAは、穀物や乾燥した草よりも生の牧草を食べる牛のバターのほうが含有量が多いことがわかっています。そのため、健康や美容を意識される方は「グラスフェッドバター」と呼ばれる放牧牛のバターがおすすめです。

また、バターにはビタミンDも豊富に含まれています。ビタミンDは人間も日光を浴びることで体内で生成できますが、現代人は日光を浴びる時間が少なかったり、ビタミンDを含む食品の摂取が不足しているなど、ビタミンDが不足しがちです。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあるだけでなく、脳の炎症を抑えて認知症やうつ症状などを改善したり、免疫力を高める、筋肉の動きをサポートするなど様々な働きをしています。

ビタミンA、ビタミンDともに、脂質と一緒に摂ると吸収量が増える脂溶性ビタミンです。バター自体が脂質なので、吸収面でも優秀な食材と言えます。

他にも、バターには牛乳由来のカルシウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類が豊富に含まれています。これらの栄養素もやはり生の牧草から得られる割合が大きいので、放牧牛のバターのほうが含有量が多くなります。

参照:高泌乳牛に対するビタミンAの重要性

腸内環境を整える

バターは牛乳を原料としているので、腸内環境を整える効果がある乳酸菌が多く含まれています。特に、発酵バターは加工時に乳酸菌をさらに添加させて発酵させるので、他のバターよりも乳酸菌の量が多くなっています。

加熱したり加工のときに乳酸菌は死んでしまうのでは?と疑問に思われるかもしれませんが、死んだ乳酸菌は腸内の善玉菌の餌になってくれるので、腸内を整える手助けになります。

腸内環境の悪化は便秘や下痢などによるお通じトラブルだけでなく、肌荒れやメンタルの不調にも繋がります。バターの乳酸菌はそれらを改善し、さらに胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌を減らすと言われています。

美容効果

ビタミンの項で紹介したように、バターには肌や粘膜の再生を助けるビタミンAが豊富に含まれています。

美容の点から詳しく説明すると、ビタミンAがコラーゲンを作り出し肌の生まれ変わりを促進することで、色素の沈着を抑えて若々しいハリのある肌を保つことができます。ハリが失われることによる毛穴のたるみや小じわ、シミも改善できます。

さらに、腸内環境の改善は美容に欠かせないうえ、脂質不足は肌の乾燥の原因にもなります。ビタミンAの摂取と腸内環境の改善、肌に必要な脂質の摂取が同時にできるバターは、まさに美容を助ける食材と言えます。

バターの上手な保存方法

バターと小麦粉
乳製品の中では高価なバター。せっかく自分好みのおいしいバターを購入したら、できるだけおいしさを長持ちさせたいですよね。ここからは、バターのおいしさをキープするための上手な保存方法についてご紹介します。

常温保存する場合

「え、バターって常温で保存できるの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

日本ではスーパーなどで販売するときも冷蔵棚に置いて販売しており、購入後も冷蔵庫に入れて保存するのが一般的ですよね。しかし、海外ではバターを常温保存するのが常識となっている地域があるようです。

バターを常温においておけば、パンに塗るなどバターを使いたいときにも適度にやわらかく、使い勝手がよくなります。しかし、バターは18℃以上の温度になるとやわらかくなりすぎてしまい、28度を超えると溶けだしてしまいます。

さらに、一度溶けたバターは脂肪分が酸化して風味がそこなわれたり、脂肪分が分離したまま元の状態に戻らなくなることもあります。温度とともに湿度も高くなりがちな日本では、カビが生える危険性も高まります。このような理由から、常温保存はなるべく避けるようにしましょう。

保存期間

もし仮にバターを常温保存するのであれば、保存期間は約1日です。

使う前に少し柔らかくしたいときは、あらかじめ冷蔵庫から出しておき数十分~数時間置く程度に留めておくほうが、衛生的にも安心です。

冷蔵保存する場合のコツ

冷蔵庫のドアを開けている
バターを保存するときは冷蔵保存が基本となります。バターのパッケージにも、「10℃以下の冷暗所で保存」などど記載されているかと思います。

しかし、ただ冷蔵保存をするだけでなく少し工夫を加えることによって、さらにバターのおいしさをキープすることができます。そのためのポイントを2つご紹介します。

・きれいにラップで包む
まずひとつめは、「ラップでぴったりと包むこと」です。

バターは主成分が脂質であるため、空気に触れると酸化して風味が損なわれたり、変色したりして品質が低下してしまいます。それを防ぐために、一度開封したバターは必ずラップできれいに包むようにしましょう。

・ニオイの強いものとは一緒に保存しない
ふたつめは「ニオイの強いものと一緒に保存しないこと」です。

バターはニオイを吸収しやすい性質を持っています。そのため、ニオイの強い食品と一緒に保存すると、バターにニオイが移ってしまいます。

ニオイの強い食品と保存する場合は、なるべくその食品から離れたところでバターを保存してください。ラップで包んたバターをジッパー付きの保存袋やフタ付きの密閉容器などに入れておくと、バターの酸化防止にもつながり一石二鳥です。

ジッパー付きの保存袋に入れるときは、なるべく袋の空気を抜いてから口を閉じましょう。

保存期間

保存期間はバターを開封してから約1ヶ月が目安となります。ラップで包むなど対策をしていても時間が経つと酸化や品質の低下が進んでしまいます。バターをおいしくいただくために、一度開封したら1ヶ月を目安に食べきることがおすすめです。

冷凍保存する場合

バターは冷凍保存することもできます。また、バターは解凍しても品質にはほとんど影響がありません。

もちろん何度も冷凍・解凍を繰り返すことはNGですが、長期間に渡ってバターを保存したいのであれば、冷凍保存がおすすめです。バターを冷凍保存する方法について、未開封の場合と開封してからの場合に分けて、それぞれみていきましょう。

未開封で冷凍

まずは、未開封のバターを冷凍保存する場合についてです。外箱を開けると、バターが銀紙に包まれていると思います。

この銀紙の上からラップでぴったりと包み、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍します。保存袋に入れるときは、できるだけ空気を抜いてから口を閉じましょう。こうすることで、冷凍保存中にバターが空気に触れて酸化することを防げます。

保存期間

未開封のバターを冷凍保存した場合は、約半年が保存期間の目安となります。かなり長期間にわたって保存することが可能です。

ただし、冷凍庫の開閉が多い場合や、冷凍庫を開けたときに温度変化の大きい場所に置いていると品質低下が進みやすくなります。

小分けにカットして冷凍

次に、バターを小分けにカットして冷凍保存する場合についてです。空気に触れる面積が少なくなるぶん長持ちするため、未開封の場合にはカットせずに塊のまま保存するほうがおすすめです。

しかし、開封したものは小分けにカットして保存しておくことで使いたいときに使いたい分だけ取り出すことができ、使い勝手がよくなります。

バターをカットしたら、1カットずつラップでぴったりと包みましょう。ラップで包んだらバターをまとめてアルミホイルで包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保存してください。

カットしたバターをラップでぴったりと包むことで酸化を抑制し、さらにアルミホイルで包むことによってバターを急速冷凍させます。これを密閉袋に入れることで、バターの品質を維持するのです。できるだけ空気を抜いて口を閉じてください。

保存期間

バターを小分けにカットして冷凍保存をする場合は、約1ヶ月が目安となります。バターを未開封で塊のまま保存する場合と異なり、カットしている分バターが空気に触れる面積が大きくなります。

そのためバターが酸化しやすく、保存期間は比較的短くなります。1ヶ月を目安に、なるべく早めに食べきることをおすすめします。

上手な解凍方法

乳製品の画像
凍ったまま使用できるのはバターを小分けにカットして冷凍しておいたときです。小分けにしたバターは溶けやすいためそのまま使えます。

それに対して、塊のまま冷凍保存しておいたバターはそのままでは溶けにくいため、あらかじめ冷蔵庫に移して自然解凍しておきましょう。

ただし、冷凍しておいたバターを解凍したあとに、余ったからといって再度冷凍することはおすすめできません。冷凍・解凍を繰り返すことで、バターの品質が低下してしまいます。

そのため、解凍するのはその時使う分量だけにしてください。冷凍状態のまま使いたい分量だけをカットし、残りは冷凍保存しておくようにしましょう。

包丁にお湯をかけて温めたり、温めた濡れふきんなどに包んでおくと、バターが切りやすくなります。包丁にお湯を掛ける場合は、バターを切る前に必ず水気を拭き取ってください。

バターの上手な切り方

バターをカットしている
出典:LIMIA
バターを使うときに悩ましいのが、切るのが面倒ということではないでしょうか。

冷蔵庫から出したバターは固いうえにベタベタと包丁にくっついてしまうため非常にストレスです。しかも切った後に包丁に油分が付着するので洗うのも大変ですよね…。

あらかじめカットされているバターも売られていますが、割高ですし使う用途も狭まってしまいます。そんな時に試してほしいのが、キッチンペーパーを使ってきれいにバターを切る裏技です!

やり方は簡単。ふたつに折ったキッチンペーパーで包丁をはさみます。折り目の部分に包丁の刃が当たるようにしましょう。

その状態でバターを切ると、キッチンペーパーの凸凹が切り口がくっつくのを防いできれいに切ることができるんです。

切った後も包丁がベタベタしないので、洗うのもとってもラクになります。あらかじめ使いやすいサイズに切っておけば、すぐ使えてとても便利です。バターを切るのが苦手な人も、ぜひ試してみてくださいね。

編集部おすすめ!バター専用の保存容器5選

みなさんは、買ってきたバターをどのように保存していますか?

未開封のバターであればそのまま冷蔵庫に入れておいても大丈夫ですが、一度開封してアルミシートを剥がしてしまうと、きれいに包み直したつもりでも切り口が乾燥してカピカピになってしまうことがあります。

カピカピになったバターは使えないないことはありませんが、風味も食感も悪いですよね。

そこで、乾燥を防ぐためにおすすめなのがバター用の保存容器です。

普通のタッパーでも保存できなくはないですが、バターケースは保存性に優れ、バターがより使いやすくなるよう工夫されているのがポイントです。

カットできちゃうバターケース

カットできちゃうバター ケース
出典:Amazon
最初に紹介するのが、曙産業の「カットできちゃうバターケース」です。

その名のとおり、ケースにバターがカットできるカッターが付いています。ここに買ってきたバターを乗せて、フタでぎゅっと押すだけで5gの薄切りバターにカットできるというすぐれもののケースです。

包丁も手も汚さずに正確に切れるので、使うときも軽量いらずで便利な保存ケースです。

野田琺瑯 バターケース

野田琺瑯 バターケース
出典:Amazon
野田琺瑯の「バターケース」は、真っ白な琺瑯の質感とナチュラルな木目のフタが可愛らしいバターケースです。

本体に模様やロゴがないシンプルなケースなので、食卓にそのまま出しておいてもとてもおしゃれなのがポイントです。

もちろん見た目だけでなく、実用性にも優れています。冷却性の高い琺瑯はバターを鮮度よく保ってくれ、フタはひっくり返すとバターをその上で切れるソーサーになります。見た目と実用性を兼ね備えていて、日常的にバターを使う人にはおすすめです。

琺瑯 バターケース

琺瑯 バターケース
出典:Amazon
富士ホーローの「琺瑯 バターケース」は、同じ琺瑯でも保存性を重視した作りになっています。

冷却性の高い本体と、しっかり密封できる二重パッキン付きのフタでバターの劣化を抑えます。さらにフタには気密性を高めるバルブが付いているので、空気を抜いてバターの酸化を防げます。

バターは使うけれど使用頻度はそこまで高くなく、保存期間が長くなるような人にはおすすめです。

KILNER(キルナー) バターケース クリア

KILNER(キルナー) バターケース クリア
出典:Amazon
KILNER(キルナー) の「バターケース」は、他のバターケースと違いフタと本体が上下逆になったような形が個性的なバターケースです。

すべてがガラスでできたこのケースは冷却性も高く、中が見えるのがポイントです。重厚感のあるガラスは中のバターをおしゃれに見せてくれ、食卓に出しておいてもスタイリッシュです。

丈夫なガラスなのでケースに乗せたままバターが切れるのも便利ですが、重いので落としてケガをしたり、割ってしまう危険があるのが注意したいポイントです。

スケーター バターケース バターナイフ付

スケーター バターケース バターナイフ付
出典:Amazon
スケーターの「バターケース」は上記で紹介した「カットできちゃうバターケース」と同じようにバターケースが付いているタイプです。

こちらは10g単位に切り分けられるので、パンケーキなどに大きめに乗せたいときなどに便利です。さらに、先割れのバターナイフがケースに収納されているので、別々に保管する必要がないのも便利なポイントです。

バターは腐るとどうなる?

冷蔵・冷凍保存であれば比較的長期間にわたって保存することができるバターですが、保存条件が悪かったり、あまりにも長期間放置していると、腐ってしまう場合もあります。バターが腐ってしまった場合には、次のような変化が表れます。

・全体が黄色く変色する
・異臭・酸味のある油のようなニオイがする
・カビが生えている

以上のような変化が感じられた場合には、バターが傷んでいる可能性が高いです。

バターの表面だけが黄色く変色している程度であれば心配はいりませんが、切った中身まで黄色く変色している場合には、食べないほうが無難です。

また、カビが生えてしまっていた場合、カビの生えた部分だけを取り除いても、カビの胞子は全体に付着している場合があります。無理に食べようとせず廃棄してください。

バターを上手に保存して、おいしさを長持ちさせよう!

保存する際、ひと工夫するだけでバターのおいしさをぐっと長持ちさせることができます

余ったバターを保存したいときやまとめ買いをしたときなどに活用してみてください。毎日の食卓にぜひバターを取り入れてくださいね!

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