みずみずしい青々とした葉にビタミンやミネラル、さらにアリシンという独特の成分がぎゅっと詰まったニラは、健康や美容のサポートに大活躍の野菜として知られています。その一方、ニラは水分が多いために傷みが早いという欠点も…。

そこで今回は、新鮮なニラの選び方から風味や食感を長持ちさせる上手な保存方法を紹介します!いつも使いきれずに無駄にしてしまうという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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ニラってどんな野菜なの?

ザルに入った1束のニラ
独特の臭いと青々とした葉が印象的なニラは、ヨーロッパにはない東アジア原産のネギの仲間です。

アジア大陸はもちろん、日本でも「みら」と呼ばれ栄養価が高い薬草として古くから利用されてきました。戦後「ニラ」と呼ばれ野菜として全国で栽培されるようになり、健康野菜として食卓に並ぶようになった歴史の古い野菜でもあります。

独特で強烈な臭いが特徴的なニラですが、その正体は玉ねぎやにんにくにも含まれるアリシンという成分です。

アリシンは滋養強壮や疲労回復、新陳代謝を活性化させる効果だけでなく、血液サラサラ効果や脂肪の燃焼サポートなど、美容や健康に欠かせない成分です。

さらに、肉や魚の生臭さを抑えたり、ビタミンB1の吸収や胃腸の働きをサポートするなど、動物性タンパク質との相性も抜群です。

アリシン以外にも、ビタミンやカリウム、カルシウム、鉄分などの微量栄養素やベータカロテンなど健康にうれしい成分が豊富に含まれています。

臭いが苦手という方は、タンパク質と一緒に調理すると臭いが軽減されるので試してみてくださいね。

新鮮なニラの選び方

美味しそうなニラ
ニラは一年中お店で見かけますが、春から初夏(3〜5月)が旬です。旬のニラは一年のうちで最も水分が豊富や栄養が豊富なので暑くなる前のスタミナ補給に最適です。苦味も少なく甘みがあるので、春から初夏にかけてぜひ旬のニラを楽しんでみてください。

ニラは鮮度が落ちると味や香りが弱くなってしまいます。新鮮でおいしいものを選ぶポイントは、葉の色や形、そして根本です。それでは、ひとつひとつのポイントを見ていきましょう。

まずチェックしたいのが色です。葉先まで青々とした緑色のものを選びましょう。とはいえ、極端に緑色が濃いものは栄養過多で苦味が強いことがあるのでおすすめできません。明るさのある緑色のものがベストです。

逆に、黄色っぽくなってしたり、緑色が薄くなったものは収穫から時間が経っていて鮮度が落ちているサインなので、避けるようにしましょう。

しかし、もともと葉の色が黄色っぽい黄ニラという品種もあるので要注意です。黄ニラで鮮度を見極める場合は、形を主にチェックするようにしましょう。

ニラは全体的に分厚く、葉先がピンとハリのあるものを選びましょう。持ったときにクタッとしていたり、フニャフニャとしているものは鮮度が落ちています。

また、傷がないかどうかも要チェックです。ニラは折れたり傷がつくとその部分から傷んでしまうので、なるべく傷がないようなものを選びましょう。どうしても傷があるものを買う場合は、その部分から先に使うようにします。

根元

最後は根元の切り口です。傷と同じように、ニラは切り口が空気に触れるとどんどんと傷んでしまう野菜です。切り口がまだみずみずしく、変色のないものはまだお店に並んで時間が経っていないのでおすすめです。

逆に、カピカピになっていたり、黒や茶色っぽく変色しているものは切られてから時間が経っているので、避けるようにしてくださいね。

ニラは腐るとどうなる?

ニラは水分が多く、腐ったりカビが生えたりと傷みやすい野菜です。

鮮度が落ちると色がだんだん褪せてきます。風味や食感は落ちていますが、特に問題ないので食べられます。

さらに痛むと、葉が黄色を通り越して黒っぽく変色したり、ぬめりやドロドロとしてきます。また、ひどい異臭を発するようになるので、そのような場合は食べずに処分するようにしましょう。