「とろろ」にして食べることの多い長芋には、消化酵素の「アミラーゼ」が多く含まれており、消化を助けてくれる働きがあります。
ですが、一回に使用する量がそれほど多くないこともあり、人によっては「どのように保存すればいいのかわからない」と悩むこともあるでしょう。そこで今回は、新鮮な長芋の選び方と上手な保存方法についてご紹介します。
新鮮な長芋の選び方
長芋をできるだけ長く保存するためには、新鮮な長芋を選ぶことが大切です。まずは新鮮な長芋の見分け方をご紹介します!
丸々1本のもの
表面がきれいなもの
丸々1本の長芋を購入する場合は、できるだけ表面が綺麗なものを選びましょう。変色しているものは収穫してから時間が経っていておいしくありません。
傷がある場合もそこから乾燥したり、変色したりして劣化が始まってしまうので避けましょう。また、ひげ根が多いものや太いものもアクが強く、おいしくないと言われています。
ひげ根が少ないかつ、表面に傷がなくて色が均一なものを選ぶようにしましょう。
重みがあり、形がきれいなもの
長芋はまっすぐに長く、丸々としているものが美味しいとされています。また、水分をたっぷり含んでいる長芋はずっしりとした重さをしています。店頭で購入する際はいくつか見比べて、重さのあるものを選ぶとよいでしょう。
カットされたもの
カットされた長芋を購入する場合は、切り口をチェックしてみてください。切り口が変色していたり、乾燥していている長芋は鮮度が落ちてきている証拠。できるだけみずみずしく、切り口が白色の長芋を選びましょう。
傷んだ長芋はどうなる?
色が変色して茶色くなっていたり、ぶよぶよしている場合は傷んでいる可能性があります。見た目だけでなく、臭いがあるものも傷んでいる可能性が高いので注意が必要です。食べた時に酸っぱいと感じたら腐っている可能性があるので、それ以上食べないようにしましょう。
すりおろした長芋は変色することがありますが、それは酸化が原因です。詳しくは『変色した長芋は食べられる?原因と変色を防ぐコツを解説』にて説明しています。