「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるくらい栄養たっぷりで見た目も鮮やかなトマトは、様々な料理に欠かせない存在です。

今回はそんなトマトを最後までおいしく食べられる、上手な選び方と保存方法を紹介します!食べてみたらあまりおいしくなかった、たくさん買ったのに傷んで無駄にしてしまった、ということがないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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美味しいトマトの選び方

美味しそうなトマト
保存方法の前に、美味しいトマトの選び方を紹介します!

新鮮で美味しいトマトを選ぶポイントは、「ヘタの状態」「形や色ツヤ」「重さと硬さ」です。

まず、ヘタが濃い緑色でイキイキとしたものは新鮮なトマトの証。枯れかけていたり、茶色や黒っぽくなっているものは古くなりかけているので避けましょう。

また、形や色艶も重要なポイント。食べごろの新鮮なトマトは丸みを帯びて、鮮やかな発色でつやつやとしています。

まだ緑っぽいトマトは熟していないので、そのままでは固くておいしくありません。この場合は、あとで説明する“追熟”をするとおいしく食べられますよ。

反対に、形が角ばっているものや表面がしわしわしているもの、色が褪せていたり、黒っぽくなっているものは要注意。中がスカスカになっていたり、熟しすぎて中身がどろどろになっている可能性があります。

手に持てる場合は、重さや硬さも要チェック。新鮮で美味しいトマトは身が締まっているので、手に持ったときにずっしりと重く、皮に硬さを感じます。ぷよぷよとやわらかいものは熟れすぎていたり、傷み始めているのでやめておきましょう。

青いトマトについて

家庭菜園などで青い状態のまま収穫することもあるでしょう。実はトマトは追熟させることができます。

日光に当てる

お尻を上にして日光が当たる場所に数日置いておけば、徐々に赤色へと変化していき甘さも増します。青々としている場合は3〜4日、少し青いトマトは1~2日ほど様子をみましょう。

エチレンガスを放つ食材と一緒に保存する

りんごが放つエチレンガスは、バナナなどの追熟を手助けします。これはトマトにも有効です。

エチレンガスの効果をより効果的にするため、トマト数個とりんごを保存袋などに入れて室温や冷蔵庫に放置しましょう。2〜3日ほど放置しておけば赤くなるでしょう。赤くなったトマトはすぐに冷蔵庫に移動させましょう。そのまま放置していると熟しすぎて中身がどろどろになってしまいます。

エチレンガスの活用法は『野菜や果物を早熟させるエチレンガスとは?作用や活用方法をご紹介!』にて紹介しています。

トマトに含まれる効果

トマトには、「リコピン」が豊富に含まれています。このリコピンはがんや動脈硬化を予防するだけでなく、強力な抗酸化作用により疲労回復や紫外線対策、アンチエイジング効果も期待できるんです!

リコピンは脂質に溶けやすい性質を持っているため、ドレッシングをかけるなど油と一緒に食べる方が吸収率がアップします。また、種の周りには旨み成分のグルタミン酸が豊富なので捨てずに食べるようにしましょう。

ですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。トマトには身体を冷やす効果があります。詳しくは『トマトは食べ過ぎると身体が冷える!?食べ過ぎによる影響や賢い食べ方を解説!』にて解説しています。

トマトを常温保存する場合

陳列された袋詰めのトマト
熟した食べごろのトマトの保存に適した温度は8~10℃程度なので、冬場以外の常温保存はおすすめできません。保存温度が10℃を超えてしまうと熟しすぎてしまったり、傷んでしまうので、冬以外は冷蔵庫で保存するようにします。

冬場なら数日から1週間程度は常温保存でもおいしく食べられますが、トマトの表面に傷がある場合は痛みが早くなってしまうので、1、2日で使ってしまうのがおすすめです。

また、常温保存では冷暗所でヘタを下にして保存しましょう。トマト同士が触れ合っていると、そこから傷んだり、カビが発生する場合があるので、トマト同士が触れ合わないように気をつけてくださいね。