意外!高菜には豊富に栄養素が含まれている
野沢菜、広島菜とともに日本三大漬け菜に数えられている「高菜」。
高菜はアブラナ科の植物で、カラシナの変種といわれています。九州地方では栽培も盛んですが、九州以東、特に東北や北海道などではあまりなじみがないかもしれませんね。
小松菜などに似た植物なので、炒め物食材としても使える高菜ですが、やはり高菜といえばお漬物。古くは江戸時代から食されていた、歴史のある料理なんですよ。
また、栄養価の高い緑黄色野菜といわれており、ビタミンCやビタミンB群、βカロテンやカリウム、葉酸などといった栄養素をバランスよく含んでいます。アンチエイジングなどの美容効果や、免疫力アップに期待できそうですね。さらに、高血圧予防にいいとされるカリウムも豊富に含まれています。
高菜にはからしと同じ成分が入っている⁉
高菜には「イソチオシアネート」という成分が含まれています。これは高菜のピリッとした辛みを作るもので、実はからしのピリッを感じさせる成分と同じもの。
アブラナ科の植物にはイソチオシアネートが含まれているものが多く、これには強力な抗菌作用と抗がん作用があるといわれています。
実は高菜は発酵食品⁉
漬け物の中には、乳酸菌の力を借りて味をよくしたり保存性を高めたりするものがありますが、高菜もそういった発酵食品のひとつ。
乳酸菌発酵を促すことで味や保存性がよくなるだけでなく、栄養価が高まるメリットがあります。特に乳酸菌には美肌効果や整腸効果などがあるといわれており、デトックスにもいいのだとか。女性にとっては無視できない存在です。
おいしくて高い栄養価がある高菜を使った「高菜チャーハン」。特に夏など暑いシーズンは、夏バテ予防も兼ね高菜チャーハンでおいしくさっぱりと健康的な食事を摂りたいですね。
栄養たっぷりの高菜チャーハンは、育ちざかりのお子さんにもオススメです。ぜひお試しください!