卵黄がのったキムチチャーハン
チャーハンといえば中華料理。中華料理といえば中国。中華料理にも四川風や広東風などさまざまな流派があり、とてもバラエティーに富んでいますよね。チャーハンひとつとっても、その土地のスタイルにより仕上がりは多種多様です。

医食同源で料理の長い歴史を持つ中国。その国を代表する中華料理であるチャーハンは、今や日本人の国民食でもあります。

さて、今回はチャーハンの常識を覆すようなレシピをご紹介しますよ!その名も「キムチチャーハン」です!

チャーハン=中国という歴史と常識を払拭し、韓国の郷土料理キムチと融合させました!これがもう激ウマでリピート間違いなし!韓国料理好きは必見です!

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キムチチャーハン

キムチチャーハンの具材

材料(1人分)

・ご飯 1人分
・卵(炒める用):1個
・卵黄(仕上げ用):1個
・キムチ:30~50g(お好みで)
・長ネギ:10g
・にんじん:5g
・塩:1つまみ
・ごま油:大さじ1
・サラダ油:大さじ1
・糸唐辛子:お好みで

準備

あらかじめ卵はといておき、キムチも食べやすく切っておきます。にんじんはみじん切りです。サラダ油とごま油も混ぜて置いておきましょう。また、仕上げに飾る卵黄も最初に卵白と分けて置いておきます。

ネギは食感を残しつつ香りも楽しみたいため、斜め切りにしています。お好みで適宜アレンジしてくださいね。もちろんキムチが好きな方は、もっとたっぷりと入れてもOK!

キムチにはたっぷりの旨みがつまっているので、味つけはシンプルに塩だけ。余計な調味料を使わなくてもおいしい仕上がりになるのが、キムチチャーハンのメリットであり魅力でもあります。

キムチチャーハンの作り方

卵黄がのったキムチチャーハン
1.フライパンをよく熱したら、油(サラダ油とごま油を混ぜたもの)をひいてすぐに溶き卵を加えます。
2.溶き卵を入れたらすぐにご飯を投入し、強火のままご飯をほぐすように混ぜながら全体をなじませます。
3.にんじんを加えてひと通り振ったら、塩で味つけをします。
4.塩で味つけをして混ぜたら、長ネギを入れます。
5.長ネギの風味を飛ばさないよう、炒め過ぎに注意。ざっくりと全体を炒めたらキムチを入れ、サッと全体を手早く炒めて器に盛りつけます。きれいな形に盛りつけたい場合は、茶碗などを型の代わりに使いましょう。
6.仕上げに卵黄を乗せ、糸唐辛子を飾って完成!

キムチの栄養を余さず摂取!作り方のポイント

卵黄がのったキムチチャーハン
キムチに含まれている酵素や乳酸菌は、実は熱に弱く、加熱し過ぎると破壊されてしまいます。せっかくの栄養ですから、いただくならその豊富な栄養を余すところなく摂取したいですよね。

そのために大切なのはズバリ、加熱し過ぎないこと──です。

キムチチャーハンを作る際、キムチは仕上がりの直前に入れるようにしましょう。炒めるというよりも全体を混ぜる程度の気持ちで構いません。パラパラのチャーハンにしたい場合はキムチの具だけを入れ、しっとりしたチャーハンにしたい場合はキムチの汁も少し入れるといいでしょう。

実はスーパーフード⁉キムチのすばらしい栄養価

美味しいそうなキムチ
旨みがギュッと凝縮し、ピリリとした刺激がうれしいキムチ。キムチは低カロリーかつ、発酵食品なので体内からきれいになれる美容食品としても注目を集めています。まさにダイエットに最適な食材なんです。

キムチの魅力その1「豊富な栄養素」

キムチには、糖をエネルギーに変えてくれるビタミンB1や、アンチエイジングに期待されているビタミンB2、造血作用のあるビタミンB12などビタミンB群が豊富。

また、若返りの素とまで呼ばれているナイアシンや、脂肪燃焼効果があるといわれているカプサイシンなど豊富な栄養素をたっぷりと含んでいます。ダイエット食品、美容食品として特に女性から注目されるのも頷けますね。

キムチの魅力その2「発酵食品パワー」

納豆や味噌、ザワークラウトやチーズなど発酵食品は世界中で作られていますが、キムチもそんな発酵食品の一つ。

乳酸菌の力を借りて発酵するキムチは腸の善玉菌を増やしてくれるだけでなく、豊富な食物繊維と相まって整腸効果に期待できるとされています。便秘気味の方はぜひ積極的に摂取したいですね。

ただし、日本産のキムチは必ずしも発酵が義務づけられておらず、発酵風調味料を使って味つけをしているものもあります。

一方、韓国では「3~5日以上発酵させたもの以外はキムチと呼称してはいけない」とされているため、韓国産のキムチはすべて発酵食品である本物のキムチ。

キムチを買う際は、パッケージをよく確認して本物を購入したいですね。本物のキムチは、発酵の力も手伝ってビタミンB群が数倍にも増えているとか。

栄養たっぷりキムチチャーハン

栄養たっぷりで激うまのキムチチャーハン。ご飯の量を減らしてキムチをたっぷり増やせば、ダイエットメニューにもなります。ぜひお試しください!

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