チャーハンの具といえば、チャーシューが定番ですよね。しょうゆと砂糖、長ネギなどでじっくり煮込むチャーシューは、ほどよく塩気が効き、口の中でほろりととろけるような柔らかさが魅力的。
でも、チャーハンを作るためにチャーシューを一から作るのは、手間と時間がかかり過ぎてとてもじゃないけどやる気になりません…。何か身近な食材でチャーシューの代わりになるものがほしい、そんなときにぴったりなのが焼き鳥缶です!
焼き鳥の缶は味の方向性がチャーシューと同じ
焼き鳥の缶詰を販売しているメーカーはいくつかありますが、いずれもしょうゆベースの味がオーソドックスなラインナップになっています。
しょうゆと砂糖の甘辛い味付けは、チャーシューと通じるところがあり、チャーハンの具材としてチャーシューの代打を務めるのに十分なポテンシャルを持っているんです! 今回は、焼き鳥缶を使った「焼き鳥缶チャーハン」の作り方をご紹介します。
焼き鳥缶チャーハンの材料
・ご飯:1人分
・卵:1個
・焼き鳥の缶詰:1/2缶(お好みで)
・長ネギ:20g
・にんじん:5g
・塩:1つまみ
・中華風調味料:小さじ1/2
※具材の量はお好みで適宜調整してください。
※焼き鳥をあまり多く入れ過ぎると、くどい仕上がりになってしまいます。ご飯の1/3以下の量がオススメです。
下準備
卵はあらかじめ溶いておきます。にんじんはみじん切りに、長ネギは香りと食感を生かすため斜め切りにします。お好みで切り方を変えてくださいね。
焼き鳥缶もそのままでは大きすぎて食べにくいので、食べやすいサイズにカットしておきます。一般的なチャーハンに入っているチャーシューの大きさ(5mm角程度)がオススメです。
焼き鳥缶チャーハンの作り方
1.熱したフライパンにサラダ油大さじ2程度(分量外)をひき、すぐに溶き卵を入れます。お玉などで卵と油を混ぜながら、すぐにご飯を投入します。
2.お玉の背で叩くようにしてご飯をほぐしながら、油と卵に絡めます。ご飯一粒一粒を油と卵でコーティングするような気持ちで炒めるのが、チャーハンをパラパラに仕上げる秘訣です。
3.全体がよくなじんだら、にんじんを加えます。
4.ザッと全体を炒めたところで、焼き鳥缶を鍋に加えます。引き続き強火のまま、鍋を大きく振るようにして全体をよく混ぜながら炒めてください。
5.塩と中華風調味料で味を整えます。
6.全体が混ざったら最後に長ネギを加え、ザッと炒めたら完成!最後にお好みで刻み海苔や刻みネギ、紅生姜などをトッピングしてください。
焼き鳥缶の甘辛い味は、チャーハンにピッタリ!
自宅でチャーシューを常備しているご家庭は、それほど多くないはず。たくさん買ったり作ったりしても使い切れなかったり、お値段もそこそこ張るので常備というわけにいかなかったりしますよね。
でも、焼き鳥の缶詰だったら長期保存ができますし、お値段も比較的リーズナブル。何よりもチャーシューの代わりに使っても違和感がないどころか、お手軽かつ簡単に美味しいチャーハンが作れてしまうことに感動すら覚えるはず!チャーハン用に、ぜひとも焼き鳥缶をストックしておきたいですね。