イタリア料理ではパスタなどに入っていることが多く、お洒落な一皿を演出するのには欠かせない「ズッキーニ」。日本では夏野菜として親しまれていますね。
ところで皆さんはズッキーニの適切な保存方法をご存知でしょうか。食材が傷みやすい夏に出回るズッキーニは正しく保存すれば、長期保存が出来ます。
今回は新鮮なズッキーニを皆さんに美味しく食べて頂くために、選び方のコツから適切な保存方法までをご紹介します!
新鮮なズッキーニの選び方
新鮮なズッキーニかどうかは、外見だけで判断することが出来ます。皆さんも経験したことがあるかと思いますが、傷んでいる野菜を選んでしまうと、自宅で保存しているあいだにすぐシナシナになって美味しくなくなってしまいますよね。
同じ値段でも、ものによって成長具合が異なるので、選ぶなら長持ちさせられるように新鮮な状態のものを選びたくありませんか?
ここでは、新鮮なズッキーニを見分ける方法をご説明します。買い物をする時にぜひ活用してみてくださいね!
新鮮なズッキーニの特徴
まずは皮の表面にツヤがあることを確認してください。また、おしりの方まで太さが均一で実が詰まっており、ヘタの切り口がみずみずしければ新鮮な状態です。
また、太すぎるズッキーニは成長しすぎて食感が固くなってしまっている可能性があるので、ある程度の太さでずっしりしたものがおススメです。
むくみ解消やダイエットにも最適
ズッキーニに含まれるβカロテンは、油を使うことで吸収率がアップします。そのため調理の前に一度炒めてから煮込むとなおいいでしょう。低カロリーなのでダイエット中の食材としてもおすすめです。
常温保存する方法
多くの野菜は冷蔵保存が1番長持ちする保存方法だと言われていますが、ズッキーニは常温保存が最適だという珍しい野菜なんです。生の状態の食感を残すことが出来ますし、冷蔵庫内に場所を取らないのは嬉しいですね。
1.ズッキーニを1本ずつ新聞紙で包む。その際、全体がなるべく空気に触れないように覆う。
※ズッキーニは乾燥に弱いので、長持ちさせるにはこのひと手間が重要です。
2.日光を避け、風通しのいい場所で保存する。
常温下では、約1週間日持ちすると言われていますが、保存環境がよければ2週間ほど日持ちすることもあるようです。しかし、時間が経つほど水分が抜けて中身がスカスカになってしまうので出来るだけ早めに食べるようにしてくださいね。
冷蔵保存する方法
ズッキーニは10~20℃の環境で保存するのが1番いいと言われています。野菜にしては意外ですが冷蔵保存では冷たすぎてしまうんです。
日持ち期間も3~5日ほどと常温保存に比べて短くなってしまいます。どうしても冷蔵庫で保存したいときや使いかけのズッキーニを保存する場合は、以下の方法で保存するようにしてください。
1.ズッキーニを1本ずつビニール袋、もしくはラップで包む。
※特にカット済みのズッキーニは傷みやすいので、ラップをぴったり当てるように包んで空気が入らないようにしてください。
2.野菜室に入れて保存する。カットしていないものは立てた状態で保存する。