カリフラワー以外でもお米のかわりになるのでは?
画像引用:いらすとや
失礼な言い方だが、カリフラワーでもお米のかわりになるのだ。であれば白っぽくて細かく刻めるものであれば、なんでもお米っぽくなるのではないか。そんな疑問がふと思いついてしまった。
カリフラワーにできて他の食材にできないことはないはず。見つけようではないか、真のお米のかわりとなるものを!
『お米のかわりになるものグランプリ』
エリンギ
とりあえず白いし、細かくすればお米っぽく見えるはず! そんな安直な考えからエントリーとなったエリンギ。歯ごたえがいいことから、ある程度の大きさにカットして使う食材だが、今回はテーマがテーマなだけにちょっと残念。
見よ! この“エリンギの山”を。ここまで細かくされたエリンギを見たことあるだろうか?弾力のある食感は筆者的に“もしかするともしかする”のではないかと思っている。
さすがに生で食べるわけにはいかないので、電子レンジで加熱して食べることにした。
パスタ
イタリア生まれのおシャンティなパスタも細かくしてしまえば、オシャレさのかけらもない。元がパスタだけにちゃんとお米っぽくなるのか不安ではあるが、それでもまだ希望はある。
アルデンテに仕上げることができれば、食感は大きく変わる! うまいこと歯ごたえを残せるかどうかできっと美味しさにも影響が出るだろう。
豆腐
豆腐はさすがに食感への期待ができないので、ほぼ見た目勝負。そのままでは水分が多く、べちゃっとなってしまうので、キッチンペーパーに包み水分を切っておく。これで少しご飯に近づくはず。
小麦粉
ラストは小麦粉。小麦粉をどうやってお米っぽくするんだ?とお思いの方もいるだろう。もちろんそのままではお米っぽくならないので、小麦粉に水を加え混ぜ合わせます。
混ぜ合わさった小麦粉はパンの生地っぽくなるので、これを“ちねって”お米っぽく形成していく。この作業が今回の企画のなかでもっとも地獄なのだ。
「ちねる」とは生地を小さくちぎることを“ちねる”と呼んでいたことからそう名付けられた。
ちなみに、お米サイズになった小麦粉を「ちねり米」、ちねる者を「チネラー」と呼ぶ。作業自体は簡単だが、とにかく自分に負けない不屈の精神力を必要とする。
ちねりにちねること3時間。ついにお茶碗1杯分になる「ちねり米」の出来上がりだ。(最後にざっと計ったら丼ぶり1杯分くらいありました…作りすぎだよ!)
ちねり終わったら、適当な時間茹でて完成。
ご飯のおともといえば…
お米として食べるのだから当然、おかずが必要になってくる。そこでご飯のおともといえばなんだろう、と考え思いついたのが「唐揚げ」だった。
ジューシーで美味しい唐揚げは、一口食べるたびにご飯をかきこみたくなる。今回は老若男女から愛される唐揚げをおかずに、5種類のお米を食べ比べてみたいと思う。