余ったさんまは上手に保存
旬のさんまは特売になることが多く、つい多めに買って余ってしまうこともありますよね。
また、さんまを食べようと思って買ってきても、突然の予定変更で食べられないことも。そんなときでも、さんまを上手に保存する方法があります!
翌日なら冷蔵保存、それ以上保存するときも冷凍保存で長持ちするので、たくさん買っても安心です。
翌日食べる場合は冷蔵保存
翌日に食べる場合は冷蔵保存がおすすめです。お刺身用の生さんまも、この方法なら翌日でもお刺身にできますよ。
まずさんまは冷たい水できれいに洗ってからキッチンペーパーで水気を拭き取ります。水気が残っていると雑菌が繁殖しやすくなるので、しっかりと拭き取っておくことが重要です。
次に、ラップを使ってさんまを一匹ずつぴっちりと包んでいきましょう。乾燥を防ぐため、なるべく空気を抜いて包むのが鮮度を保つコツです。もしラップがなければ、ジップ付きのビニール袋に空気を抜いて入れましょう。ジップ付き袋の場合は折り曲げたりせず、十分大きい袋でまっすぐの形で入れます。
しっかりと包んだ後、冷蔵庫のあまり温度が上がらない場所で保存します。できれば温度が低いチルドルームを使うとよりおすすめです。
冷凍すれば1ヶ月の保存が可能
翌日に食べられない場合や、たくさん買って長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の際は冷凍焼けに注意するのが最大のポイントです。ここに気をつければ、いつでも好きなときにさんまの塩焼きを楽しめますよ。
さんまの冷凍焼けを防ぐには、内臓を付けたまま冷凍することと、急速冷凍がポイントです。
内臓を外して冷凍をすると、その部分から冷凍焼けをしてしまいます。また、処理が甘いと血が全体に滲んで味が落ちてしまう原因になります。
さんまを冷凍保存するときは、まず冷蔵保存するときと同じように冷水できれいに洗ってから水気をキッチンペーパーで拭き取ります。ここで水分が残っていると冷凍するときに氷の粒になってしまい、味が落ちたりドリップの原因となってしまうのでしっかりと拭き取りましょう。
次に、冷蔵保存のときと同じようにラップやジップ付きのビニール袋で空気を抜いてぴっちりと包みます。空気が入ってしまうと冷凍中に乾燥してしまうのでしっかりと空気を抜いてくださいね。
あとは、冷凍庫で冷凍をすれば1ヶ月ほど保存が可能です。冷凍するときは金属製など熱を伝えやすいバットの上に乗せておくと急速に冷凍ができて劣化を防げます。
冷凍したさんまを塩焼きにするときは、焼く前に必ず冷蔵庫で自然解凍するか、急ぐときはポリ袋に入れて流水で解凍しましょう。
冷凍したさんまをそのまま焼くと、焼きムラができたり破裂したりして上手に焼くことができません。しかも焼いているときに旨味がドリップとしてどんどん逃げてしまいます。
秋に食べたいさんまの塩焼きは素材選びからこだわって
今回は秋の代表的な味覚のひとつ、さんまの塩焼きのおいしい焼き方を紹介しました。
おいしいさんまの塩焼きを作るためには、焼き方はもちろん脂の乗った新鮮なさんまを選ぶことが重要なポイントです!
今回紹介した選び方のポイントと焼き方のポイントをしっかりとおさえて、ジューシーなおいしいさんまの塩焼きを楽しんでくださいね。