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味噌の保存・使用する際のポイント

味噌汁
通常の味噌を保存する際に気をつけたいポイントは、温度と湿度です。

味噌は温度や湿度が高すぎると発酵が進んでしまったり、カビや雑菌が繁殖してしまうことがあります。

また、空気に触れた部分が酸化により変質してしまったり、乾燥してしまうこともあるのでしっかりとパッケージの口を閉じるか、密閉容器で保管することをおすすめします。

減塩味噌やだし入り味噌は通常の味噌とは違い保存性はよくありません。開封後は冷蔵庫で保存し、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

白いシートや脱酸素剤は捨てていいの?

表面に白い紙がくっついていたり、その上に脱酸素剤が置かれていますよね。これらは開封後は捨ててもよいのでしょうか?

味噌の表面にくっついている白い紙は、輸送中に乾燥剤が味噌の中に沈んでしまわないようにするものです。そして乾燥剤は味噌の表面が酸化しないために入れられていますが、開封してしまうとその効力はほとんどなくなってしまいます。

そのため、これらは開封後は処分してしまって構いません。白い紙の代わりにぴっちりとラップを張ってから蓋をして保存しましょう。

賞味期限が切れても食べられる?

味噌は塩分濃度が高いため、賞味期限を過ぎても直ちに傷んでしまうということはほとんどありません。

しかし、保存状態によっては酸化や発酵で味が変わってしまったり、カビが生えてしまうこともあります。おいしく食べるためには、できるだけ賞味期限内に使い切るようにしましょう。

上部に醤油のようなものが溜まったときは?

味噌を保存していると、味噌の旨味成分が分離して表面に浮き出てしまうことがあります。これは傷んでいるわけではないので、味噌に混ぜ込んでしまって大丈夫です。

混ぜ込むときは、清潔なスプーンなどを使って雑菌が入らないように気をつけてくださいね。

味噌は冷蔵庫で長期保存が可能!

今回は、調味料の基本である味噌の選び方と保存方法について紹介しました。

ひとくちに味噌といっても、原料や製造方法によって味も色もさまざまです。ぜひ今回のポイントを参考に、自分好みの味噌を探してみてくださいね!

また、同じ味噌でも減塩やだし入り味噌は便利な半面、保存性が大きく下がります。通常の味噌とは別物と考えて、早めに使い切るようにしましょう。