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おいしいスイカの選び方

丸ごとスイカ
おいしいスイカの選び方についてみていきましょう。スイカは収穫した時点で熟成がストップします。つまり、パイナップルやメロンのように、収穫後に追熟させて甘くすることができません。

そのため、購入する際は熟成されたスイカを選ぶことが大切です。おいしいスイカの特徴について、具体的にご説明します。

シマ模様で選ぶ

一般的なスイカは緑色の皮に黒いシマ模様が入っていますよね。この緑と黒のシマ模様がはっきりとしていて、黒いシマの部分がやや盛り上がっているものが、より新鮮なスイカであるという証拠です。

また、シマ模様が濃くはっきりしているほど、スイカの甘味が強いといわれています。スイカを買うときは、まずは表面のシマ模様をチェックしてみてください。

音を聞く

スイカを叩いたときの音をよく聞いてみましょう。

スイカは、熟成の度合いによって叩いたときの音が異なります。熟成が十分でないスイカは中身も十分に詰まっておらず、「ポンポン」とやや高い音がします。

十分に熟成されたスイカであれば、「ボンボン」と澄んだ音がします。また、熟しすぎているスイカは、より低く「ボンボン」と重たい音がします。

ひとつのスイカを叩いて判断するのは難しいですが、店頭に並んでいるいくつかのスイカの音を聞き比べて、ちょうどよい熟成度合いのものを選びましょう。

ツルで選ぶ

スイカの頭には、ツルがついています。完熟するとツルの根元が周囲の実の部分よりもややくぼみます。十分に熟成していないものはツルを中心につるんと丸み帯びているため、スイカのツルの部分もよく確認してみてください。

おしりで選ぶ

スイカのおしりには、丸くて茶色っぽくなっている部分があります。この茶色の部分が大きいほど、食べ頃でおいしいスイカであるといえます。

逆に言うと、茶色い部分が大きいものは長くは日持ちしないため、食べるまでに数日ある場合には、茶色い部分が少し小さめのものを選ぶといいでしょう。

スイカの上手な保存方法

カットしたスイカ
新鮮なスイカを選んだら、おいしさをキープして保存しておきたいですよね。スイカをより長持ちさせる保存方法についてご説明します。

丸ごとなら常温保存

丸ごとのスイカは常温で保存しましょう。スイカはもともと高温の地域で栽培されていた作物なので、夏場に常温保存しても問題ありません。

逆に、低温の環境は適しておらず、冷蔵庫に入れておくと低温障害を起こしたり、せっかくの甘さが徐々に失われてしまいます。そのため、まるごとのスイカであれば、常温で保存しておくことがおすすめです。ただし、直射日光の当たらない風通しのいい場所に保存してください。

保存期間

丸ごとのスイカを常温保存する場合は、約2週間〜1ヶ月が目安です。

ただし、熟しすぎていると傷むのが早くなる可能性があります。スイカの状態を見つつ、長期間にわたって常温で保存しておくのは避けたほうがいいでしょう。

カットしたスイカを保存する場合

丸ごとのスイカであれば固い皮が実を守ってくれますが、一度カットしてしまうと実が空気に触れ、乾燥や酸化など品質の低下がどんどん進みます。

そのため、カットしたスイカはラップなどでぴったりと包み、冷蔵庫で保存するようにしてください。

保存期間

冷蔵保存する場合は約2〜3日が目安となります。時間が経てば経つほど味は落ちてしまうため、なるべく早く食べきることをおすすめします。