お茶碗に盛り付けたごはん
土鍋で炊いたごはんは、炊飯器のご飯よりもおいしく感じますよね。炊き込みごはんはもちろん、普通の白いごはんも、旨味が増しておいしくなります。さらに、香ばしいおこげができることで、おいしさにアクセントも加わります。

しかし、土鍋でごはんを炊くのは本格的で難しそう…と感じる方も多いはず。実は、土鍋でごはんを炊くのは思ったよりも簡単なんです。土鍋で炊くことによってお米がおいしくなるだけでなく、その他にもいろいろなメリットがあります。

今回はそんな土鍋ごはんの炊き方についてご説明するので、ぜひ参考にして土鍋でご飯を炊いてみてくださいね!

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土鍋でご飯を炊くメリット

土鍋で炊いたご飯
ごはんを炊くとき、「ボタンひとつで完結する炊飯器のほうが便利で簡単!」と思われる方も多いかもしれません。しかし、土鍋でごはんを炊くとお米がおいしくなるだけでなく、さまざまなメリットがあります。まずはそのメリットについて、それぞれみていきましょう。

炊飯時間が短い

まずは、炊飯時間が短いことが挙げられます。通常、炊飯器で炊くと40~60分、早炊き機能を使っても30~40分程度かかることがほとんどです。土鍋での炊飯であれば、加熱時間は20~30分で済みます。蒸らしまでいれても、プラス10分でごはんが完成するのです。

そのまま調理が可能

2つ目のメリットは、土鍋でそのまま調理ができるということです。お米を炊くときにはまず、お米を研ぐ必要がありますが、これもザルやボールを使わずに土鍋で済ませることができます。

また、土鍋でお米を研いだらそのまま吸水させ、炊き始めることもできますよ。洗い物を減らすことができ、炊飯器と比べて調理の手間もかかりません。

また、土鍋に余ったごはんをそのまま雑炊やリゾット風にアレンジすることも可能です。調理の手間も省けて、一石二鳥です。

おひつ代わりに使える

土鍋でごはんを炊いたら、そのままおひつの代わりとして使うこともできます。土鍋のまま食卓に出せば豪華に見えますし、ごはんが余ったとしても土鍋のまま冷蔵庫で保存したり、再加熱することもできます。土鍋の種類によっては、そのまま電子レンジにかけられるものもあります。

土鍋を使うことで、いちいちごはんを入れ替えたりラップなどに包む手間がなく、楽にごはんを扱うことができます。

土鍋ご飯のデメリット

土鍋にはさまざまなメリットがある一方、残念ながらデメリットもあります。それは、土鍋自体が割れ物であるということです。落としたりぶつけたりしてしまうと、土鍋が欠けたり割れたりする可能性があります。炊飯器のお釜と比べて土鍋は重さがあるため、持ち運んだり洗うときには少し注意が必要です。

販売メーカーによっては、土鍋のフタだけ・本体だけなど、パーツごとの購入ができるものもあります。万が一、土鍋が割れてしまった際は、メーカーの保証内容や販売状況を確認するようにしてくださいね。