特有の香りを持つ「セロリ」。風味付けのために料理に加えたり、シャキッとした食感を楽しむためにサラダで食べる人も多いはず。生で食べてもよし、加熱調理してもよしのセロリにはビタミンや食物繊維等がたくさん含まれていています。

しかし、新鮮さが売りの野菜でもあるので日持ちしないところが欠点…。一度に使う量がさほど多くないからこそ適切な保存が大事!そこで今回は、セロリを上手に保存する方法や賢い選び方についてご紹介します。ポイントを覚えて日々の食事に活かしてみてくださいね。

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セロリってどんな野菜

セロリはヨーロッパ原産の野菜で江戸時代に日本に持ち込まれたといわれています。「加藤清正」という人が朝鮮出兵時に持ち帰ったことから「清正人参」と呼ばれていたそうです。

独特の味や香りから当時はあまり食されず、欧米の食文化が広まると同時に親しまれるようになりました。国内では長野県や静岡県、福岡県などで生産されています。

いくつかの種類があり一般的な厚みのあるセロリは中間種と呼ばれるコーネル系の品種になります。香りが強く茎が緑色のものは「グリーンセロリ」と呼ばれています。

そのほかにも茎が細くて白く三つ葉のような「ホワイトセロリ」や「スープセロリ(芹菜)」と呼ばれる東洋在来種もあります。

新鮮なセロリの選び方


スーパーに並んでいるセロリは一見どれも同じように見えますが、収穫された日や育ち具合にバラつきがあります。セロリを長持ちさせたい場合、購入時に新鮮なものを選べるかどうかが重要です。

新鮮なセロリの特徴を知っていれば、同じ値段のものでもお得感がありますし、より長持ちさせることもできます。ここでは新鮮なセロリの選び方やコツを詳しくお伝えします。

選ぶ際のポイント

新鮮なセロリは鮮やかな緑色をしていて、茎はみずみずしくハリがあります。逆に傷んでくると黄色っぽくなるので、そういったものは選ばないように注意しましょう。

また、海外産のセロリは輸入される途中で葉を取られることがあります。そのため、葉付きの状態で売られていればひと目で国産のセロリだと分かります。このポイントを押さえておけば、国産の新鮮なセロリを見分けることができますよ。

保存は切り分けてから

葉付きのセロリを買ってきた場合は、まず葉の部分と茎の部分で切り分けてから保存するようにしてください。葉と茎では傷むスピードが全く違うので、別々にした状態で保存をすることによって保存期間を延ばすことが出来るのです。

また、セロリの栄養の多くは葉の部分に含まれていることをご存知でしょうか。いつも捨てていた…という方は調理に活かしてみてくださいね。

冷蔵保存する場合

セロリはとても乾燥に弱い野菜なので常温での保存は避けましょう。常温で放置しておくと水分が抜けてシナシナになってしまいます。その日に食べ切ることを除き、基本的には冷蔵室で保存するようにしましょう。

それではセロリを冷蔵保存する方法について詳しくご説明いたします。

手順

・茎の冷蔵保存
1.茎を水で軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、その上からラップで包んで密封する。
2.立てた状態で野菜室に入れ、保存する。

シャキシャキした食感を残したい場合は、蓋のある容器に茎が浸かる程度の水を入れ、野菜室に入れて保存すると食感を保つことが出来ます。

2~3日に一度、容器の中の水を替えることで水の濁りを防ぎ、新鮮な状態で保存出来ます。

・葉の冷蔵保存
1.葉は水で軽く洗い汚れを落とす。
2.キッチンペーパーなどで水気を取った後、ビニール袋に入れて口を軽く締めてから野菜室に入れて保存する。
※密封出来る保存袋であれば、空気を抜いた状態で保存できるのでより新鮮さが保たれます。

保存期間

冷蔵保存では約1週間ほど保存が可能です。セロリは新鮮なほどおいしいので、できる限り早めにお召し上がりください。

アルミホイルで包むと長持ちする!?

ちょっとした裏技としてセロリをアルミホイルで包む方法もあります。葉と茎を切り分けたらアルミホイルで全体を包みましょう。冷蔵保存で約2週間ほど保存が効きます。

冷凍保存する場合

セロリは冷凍保存することで、より長期保存が可能となります。大量に買ってきてしまってすぐに食べきれない場合は、こちらの方法で保存するようにしてください。

※冷凍保存したセロリは食感が変わってしまうので、生の食感を楽しみたい方は冷蔵保存が可能な期間内に食べ切るようにしましょう。

手順


・茎の冷凍保存
1.お好みの大きさにカットする。
2.ビニール袋に入れたあと口を軽く閉める、もしくは密封出来る保存袋に入れてから冷凍庫に入れて保存する。出来るだけ空気を抜くようにしましょう。

・葉の冷凍保存
葉を刻んでから保存袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫に入れる。

カットした状態で冷凍庫に入れるので保存場所を取ることもありません。冷凍保存では1か月ほど保存できます。1週間で食べ切れない時は冷凍保存するのがおススメです。

美味しい解凍方法

茎の解凍

スープなど、加熱調理する場合は解凍せず、凍ったまま料理に使用してください。
※冷凍したセロリはシャキシャキとした食感が失われてしまうので加熱しないサラダや和え物には不向きです。

葉の解凍

茎同様に解凍は不要です。そのまま加熱調理に使用してください。葉の場合は餃子のタネに混ぜたり薬味としてみそ汁に加えたりする調理がおススメ。スムージーに混ぜたりすることも出来ますよ。

アレンジ次第で色々な使い方が可能なので、美味しい召し上がり方をオリジナルで考えてみるのもいいですね。

鮮度が命!セロリを上手に保存しよう

セロリを美味しく召し上がるためポイント、冷蔵・冷凍での上手な保存方法をご紹介しました。

新鮮なセロリは青々としていて黄みがかっていないもの、ということだけでも覚えておけばセロリの選び方で失敗することはありません。ぜひご活用ください。

また、セロリは冷蔵で1週間、冷凍で1か月ものあいだ保存することができます。セロリ特有のシャキシャキした食感が味わえるのは冷蔵で保存した場合だけなので、出来れば買って来たときは早めに召し上がるようにしてくださいね!

他の食材も上手に保存しよう