冷凍したきゅうりの上手な解凍方法
せっかく長持ちさせたのなら、上手に解凍して美味しくいただきたいですよね。
輪切りきゅうりの場合は、保存袋に入れたまま流水にさらし解凍、もしくは冷蔵室に移し自然解凍させましょう。
丸ごときゅうりは保存袋から取り出し、ラップに包んだまま流水に3分ほどさらします。このとき解凍しすぎると食感が悪くなるので注意してくださいね。
芯に少し硬さが残る(半解凍)状態になったらラップを外し、手でぎゅっと水気を絞ります。芯が残っている状態の方がカットしやすいので、料理するときも便利ですよ!
きゅうりは腐るとどうなる?
きゅうりは鮮度の落ちやすい野菜のひとつです。腐りはじめると、次のような変化が現れます。
・表面がぶよぶよと柔らかくなる。
・断面が茶色っぽく変色する。
・中身がゼリー状に溶けたようになる。
・ぬめりがある。
・白っぽい液体が出る。
・カビが生える。
・異臭がする。
以上のような変化が見られる場合、きゅうりの腐敗が進んでいると考えられます。無理に食べようとせず、廃棄しましょう。
腐ってはいない変化
きゅうりは収穫すると鮮度が落ちやすく、腐っていなくても状態が変化する場合があります。変化には次のようなものがあります。
・断面が白っぽく変色している。
・中身がスカスカになっている。
これは、きゅうりの栽培された環境や収穫したきゅうりから水分が抜けてしまうことが原因で起こる変化です。
この場合は食べられますが、新鮮なものと比べると味や食感が劣ります。そのため、生のまま食べるよりも、漬物にしたり塩もみをして和え物やポテトサラダに混ぜて食べるのがおすすめです。
また、きゅうりが少し柔らかくなっている場合があります。新鮮なきゅうりは表面が固くシャッキリとしているため、食べられるのか心配になるかもしれません。
先ほど説明したように、表面がぶよぶよになるほど柔らかくなっている場合は腐っている可能性が高いです。しかし、少し柔らかい程度であればきゅうりの水分が抜けて鮮度が落ちただけと考えられます。
きゅうりの状態をよくチェックして、腐っていないことを確認したうえで食べるようにしてください。
適切な保存できゅうりを長持ち
美味しいきゅうりの選び方から保存方法までご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?せっかく美味しいきゅうりを選んだのなら、上手に保存しておきたいですよね。
常温保存では1日〜2日が限度ですが、冷蔵・冷凍保存なら最大1ヶ月間保存することも可能です。ぜひ、きゅうりを購入した際は、今回ご紹介した保存方法を参考してみてくださいね。