カリフラワーを上手に茹でるコツ
茹でるときは塩分2%
カリフラワーの美味しさを引き出すために、茹でるときには茹でる水に対して2%の塩を入れてお湯を煮立たせましょう。水1リットルに対して20グラムの塩を入れると2%のお湯になります。塩を適度に入れることで、カリフラワーの甘味がぐっと引き立つでしょう。
酢をプラスする
カリフラワーの特徴はなんと言ってもその白さです。そのため茹でた後もできるだけその白さを残したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
この白さを維持するために茹でるお湯に酢を少量プラスしておくと効果があります。酢がなければレモン汁でもOKです。カリフラワーを色合いを損ないたくないときに試してみてください。
茹で時間は1分
茹で時間が長くなるとカリフラワーは柔らかくなりますが、その分、歯ごたえがなくなってしまいます。カリフラワーは沸騰した湯で1分程度茹でると、適度な固さになるでしょう。茹で過ぎないように気を付けてください。
水にさらさない
茹でた後は水にさらさずに、そのままザルにあげて水を切りましょう。水でさらすと水分を含んでしまい、べちゃべちゃとした食感になってしまいます。
細かくしずぎない
房を細かくして茹でてしまうと、カリフラワーの食感が損なわれてしまいます。できるだけ房を残しながら大きめに切って茹でるのが美味しくカリフラワーを調理するポイントです。
カリフラワーを蒸す場合
カリフラワーを蒸す場合は、鍋に蒸し器を入れて、お湯が沸騰してから2分程度で構いません。蒸しあがったら、ざるにあげて余分な水分を切ります。
ここでも茹でるときと同様に水でさらすとカリフラワーがべちゃべちゃとした食感になってしまいますので、水にさらさないようにしてください。
カリフラワーには、ビタミンCが豊富に含まれていますが、茹でると流れてしまいます。しかし、蒸したり、電子レンジを利用することによってビタミンCの流出を防ぐことができます。「できるだけ栄養素を損なわず食事に出したい」という場合は、蒸したり電子レンジを使って調理するといいでしょう。
電子レンジを利用する場合
カリフラワーを適度な大きさに切り、水洗いします。水分はよく切って耐熱容器にカリフラワーをまんべんなく置いて、上からラップをふんわりとかけます。
ワット数やメーカーにもよりますが、大体1分から4分くらいを目安に加熱します。柔らかくなり過ぎないように、こまめにチェックしてその電子レンジにあった時間を見つけてくださいね。
カリフラワーは腐るとどうなる?
カリフラワーは比較的傷みやすい野菜です。カリフラワーが腐ってしまった場合、次のような変化が現れます。
・全体が黒っぽく変色する。
・全体に黒い斑点ができる。
・ぬめりがある。
・異臭がする。
変色や黒い斑点が見られても、部分的であれば取り除いて食べても問題ありません。
しかし、変色や斑点がカリフラワー全体に及んでいたり、表面だけでなく中身まで変色している場合には、食べないようにしましょう。また、ぬめりや異臭がある場合には明らかに腐敗が進んでいます。その場合には、残念ですが食べずに廃棄してください。
カリフラワーを賢く保存して食卓を豊かに!
様々な味付けに合い、加熱しただけも美味しくいただけるカリフラワーですが、ちょっとした保存方法や調理方法のコツをつかめば、これまで以上にカリフラワーの美味しさを味わえます。明日からの料理にぜひ役立ててくださいね。