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缶詰をそのままアレンジ
保存期間が長く、いつでも手軽においしく楽しめる缶詰。いざというときの備蓄として、近年は特に缶詰への関心が高まっていますよね。
今回お届けするのは、さば缶やツナ缶を使ったアレンジレシピ。さば缶はすぐに食べられるよう最初から味付けされているものがほとんどですが、そのまま食べるだけでは芸ではありません。
ほんの少し工夫してあげることで、格段においしい料理になってしまうんです。
栄養もすごい
さば缶はビタミンや鉄分が豊富で、健康にはもちろん、美容にもいいと言われています。
特に夜遅くに食べる食事には罪悪感を覚えるもの。ダイエット食としても注目されているさば缶であれば、夜食後の後悔とも無縁です。
今回はたくさんあるアレンジレシピの中でも、GOHANが厳選する缶詰レシピ3選をお届けします。すぐにできるレシピばかりなので、ぜひ作ってみてください!
寒い夜にほっこり温まろう。「さば缶ちゃんちゃん焼き風」
ザ・缶詰の代表、缶詰の王様と言っても過言ではない「さば缶」。
さば缶にもいくつかのバリエーションがあるとはいえ、やっぱり市販されているものの種類には限界がありますよね。そこで、このさば缶にほんの少しのひと手間を加えることで、“ちゃんちゃん焼き風”の料理缶詰に変身させちゃいます。
使う材料は、さばの水煮缶と少量の味噌と砂糖、具材には白ネギ、薬味として青ネギがあればなおヨシ!最後にお好みで胡椒を振ればあっという間に“さば缶ちゃんちゃん焼き風”の完成です。
おかずでもおつまみでもイケる!
ご飯のおかずになるだけでなく、もちろんおつまみとしてもおすすめ。特にこれからの寒い季節は、熱燗と一緒に楽しむと体が芯から温まりそうですね。
また、白ネギと一緒に油揚げを入れたり、洋風に仕上げたければディルやローズマリーなどハーブをバターと一緒に投入するのもよさそう。
仕上げにブラックペッパーとチーズたっぷりというのも、お酒やワインが進みそうですね。アレンジしなくても何度でも食べたくなる美味しさですから、ぜひお試しください!
これはもうれっきとした料理!「巣ごもりツナ缶焼き」
男飯らしく大胆に豪快に。でもこのレシピは意外と繊細。作って食べてみて驚くこと請け合いです。
巣ごもりつな缶焼きをつくるのに必要な材料は、ツナ缶、ベーコン、マヨネーズ、卵、ピザ用チーズ、胡椒のみとやっぱりシンプル。男の料理はシンプルイズベストですよね。
卵の焼き加減には気をつけて
このレシピの極めつけは、缶詰の中へと豪快に落とす卵。トロッとあふれ出した卵の黄身が、味つけしたツナと交わることで、箸が止まらなくなるような絶品ハーモニーが生まれます。
巣ごもりツナ缶焼きをつくる上で一番のポイントは、やっぱり卵の焼き加減。あまり熱を通しすぎてしまうと、せっかくの黄身もボサボサに。
実は、卵の白身と黄身はそれぞれ固まる温度が違います。白身は75~78℃以上から、黄身は65~70℃から固まり始めます。熱を上手に管理するのが、半熟とろりのおいしい卵を作るコツです。
調理に要する時間はおよそたったの10分ほど。これからの宅飲み定番の一品になりそうですね。
イタリア伝統料理をサバ缶で再現「さば缶アクアパッツァ」
「アクアパッツァ」といえば、イタリアの家庭を代表する名物料理。魚を煮込んでスープで仕上げる料理ですが、さば缶をつかえば驚くほど簡単に。おつまみに最適なレシピをあなたの引き出しに加えることができますよ。
トマトはどちらでもOK
ミニトマトがなければ、普通のトマトを乱切りにしたものでもOK。すりおろしニンニクもチューブニンニクで代用できます。使う食材が少ないというのはうれしいですよね。おいしいものを食べて、疲れた体を労ってあげてください。
さば缶を上手に使って料理を幅を広げよう
リーズナブルでお手軽に手に入る缶詰。そのまま食べてもおいしいですが、ほんの少し手を加えるだけで変幻自在に姿を変えます。お酒のおつまみにもぴったりですね。
また、缶詰をつかうことで余計な洗い物が増えないところも嬉しいポイント。缶詰のアレンジレシピを知ってしまったら、おつまみメニューの鉄板化は決定でしょう!