作りたいけど作り方がわからない料理ナンバーワンの座をほしいままにしている「ローストビーフ」。自宅で作れたらいいけど、きっと難しいんだろうなぁ…という料理初心者の悩みを解決する「炊飯ローストビーフ」のご紹介です。

使うのはフライパンと、なんと炊飯器。少し時間はかかりますが、その分美味しいローストビーフが簡単に作れてしまいます。友達や彼女を招いてローストビーフを振る舞ったら、かっこいいですよね。

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初心者におすすめ、簡単ローストビーフレシピ!

ローストビーフ
使うのはフライパンと炊飯器のみ! 簡単レシピではありますが、お肉料理で気をつけたいポイントを網羅していますので勉強にもなります。

料理初心者に作っていただきたいポイントはそこです。お肉を常温に戻す、塩コショウは直前に、表面を先に焼き上げる、ソースを手作りする、など覚えておくと得をする手順がたくさんありますので、頑張って作ってみましょう。

先に表面をカリッと焼き上げることで旨味を逃さない!

カットした肉の断面
表面だけを焼き上げることで中に旨みを閉じ込め、漏れ出さないようにしています。また、牛肉はレアで食べられるので、中まで火を入れなくても大丈夫。赤身の柔らかい食感を残したままローストビーフを作るためには、焼きの工程で火を入れすぎないことが大切です。

冷蔵庫で冷やして味を落ち着かせよう

牛肉を袋に入れる
一度、冷蔵庫で冷やすのは、肉汁が全体に行き届く時間を作るため。熱や肉汁は1ヶ所にとどまらず全体へ広がろうとするので、置いておくことで肉汁が全体へ均等に分散します。

冷蔵庫で冷やしている間に肉汁が広まり、切ったときに肉汁が飛び出しづらくなります。つまり口に運ぶその瞬間まで美味しさをキープできるのです。

ソースに使う玉ねぎは炒めることで甘みがぐんとアップ!

すりおろした玉ねぎ
玉ねぎは炒めることで甘みがぐんとアップします。ソースに使う玉ねぎも炒めてから煮詰めているので、最大限に甘みを引き出すことができます。ソースを作る際、玉ねぎはよく使用する食材になりますので、ここで使い方を覚えておきましょう。

「炊飯ローストビーフ」の作り方

材料(1人分)

牛モモ肉ブロック:300g
玉ねぎすりおろし:1/2個分
塩:適量
胡椒:適量
オリーブオイル:大さじ1
にんにくすりおろし(チューブ可):小さじ1/2
お湯:適量
赤ワイン:大さじ3
(A)
みりん:大さじ3
醤油:大さじ1.5
ポン酢:大さじ3
胡椒:適量

手順

1. 牛モモ肉ブロックは常温にし、全面に塩胡椒を振る。
牛肉に塩胡椒
2. フライパンにオリーブオイルを引いて[1]を強火で各面30秒ずつ焼く。表面が焼けたら2分ほど肉を休ませる。
牛肉を焼いている
3. 肉をラップに包んでポリ袋に入れて空気を抜き、お釜に入れて肉が被るぐらいのお湯を注いだら保温モードで30分ほど置く。
肉にお湯を注ぐ
4. 30分経ったら炊飯器から肉を取り出し、冷蔵庫で軽く冷やす。
肉を炊飯釜で保温する
5. 空いたフライパンでにんにくすりおろしと玉ねぎすりおろしを軽く炒め、(A)を加えて火にかけ、アルコールを飛ばす。
ステーキソース
6. 肉の熱が取れたら食べやすい大きさにスライスし、ソースをかけて完成!
ローストビーフとソース

調理時間

45分

「炊飯ローストビーフ」で手軽に美味しいローストビーフを!

炊飯器とフライパンだけで簡単に作れる「炊飯ローストビーフ」のご紹介でした。調理器具が揃っていなくても、本格的な料理にチャレンジできるんです。ぜひ炊飯ローストビーフを皮切りに料理を始めてみましょう。