登山の最後に食べるカップ麺、バーベキューの締めの焼きそば。特別な料理というわけではありませんが、自然のなかで食べる食事はどこか特別な感じがして、おいしさも増したように感じますよね。今回ご紹介するレシピもアウトドアに最適なレシピです。調理の手間がかからないお手軽レシピなのでぜひお試しください。
焼き鳥缶をパスタにアレンジ
今回は、焼き鳥缶を使って手軽に作れる「焼き鳥パスタ」をご紹介します。
はじめにクッカーに水を入れ、沸騰したらパスタを投入します。このとき、麺がくっついてしまうことがあるのでたまに掻き混ぜてください。
水気がなくなってきたら、バターとお茶漬けの素を入れて全体に馴染ませます。最後に焼き鳥を入れ、水気が飛ぶまで炒めたら完成です。
手軽な持ち運びと簡単調理は“マスト”
アウトドアにおいて荷物は極力少なくしたいですよね。それは、料理においても同じことが言えます。使用できる調理器具は限られていますし、片付やゴミの処理も気になるところ。
ですが、今回ご紹介する「焼き鳥パスタ」は具材を切る必要がありませんし、味付けも色々な調味料を持ち運びすることなく、個包装のもので対応しています。
また、気温が低いときなどは水気をあまり飛ばさず、スープパスタとして食べれば体も温まります。具材は焼き鳥缶丸々ひとつ使用するのでボリュームもたっぷり。作るときだけでなく、片付けにも配慮したアウトドアにぴったりなレシピです!
栄養もしっかり摂れる!
せっかく楽しいアウトドアも体調が万全でなければ楽しむことができませんよね。必要な装備や道具を準備しておくこととともに、体調にもしっかり配慮しましょう。
今回は、焼き鳥缶を使うということで主役は鶏肉。鶏肉は豊富な栄養素が含まれている食材ですが、特にむね肉は疲労を抑える「イミダゾールジペプチド」という成分が豊富なことがわかっています。
持ち運びや調理が便利な焼き鳥缶のなかでも、鶏むね肉を使った焼き鳥缶を選べば抗疲労効果も期待できます。アウトドアにぴったりの食材を選んで思いっきり楽しめる時間にしてください!
材料(1人分)
パスタ(3分茹で) 100g
焼き鳥缶 1缶
お茶漬けの素 1袋
バター 1片分
水 250cc
手順
1. クッカーに水を入れ沸騰させたら、パスタを投入し時々かき回しながら茹でる。
2. 水気がなくなってきたら、お茶漬けの素、バターを入れ全体に味を馴染ませる。
3. 最後に焼き鳥を乗せたら、焦げ付かないよう水気が飛ぶまで火にかけ完成!
※ 使用するパスタの種類や気圧により、水の量の調整が必要な場合があります。
簡単調理でもおいしさは諦めない
自然の中での食事は私たちに特別な時間を与えてくれます。手間をかけられないアウトドアだからこそ、工夫をして作る料理においしさがしっかりこもります。貴重な時間のお供にぜひ「焼き鳥パスタ」をお試しください!