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魚焼きグリルを作った上手な焼き方もご紹介!

鯖の塩焼きと大根おろし
フライパンでもふっくらおいしいサバの塩焼きは作れますが、直火ならではのパリパリ、ふわふわの焼き上がりにしたい!という場合はやはり魚焼きグリルを使うのがベストです。

魚焼きグリルはフライパンとは焼き方のコツが異なるので、しっかりと覚えておきましょう!

焼く前に余熱すること

魚焼きグリルで焼く前にはまず、グリルをしっかりと予熱しておくことが重要です。

十分に熱されていない網に魚を乗せてしまうと時間がかかるだけでなく、網に皮や身がくっつく原因になります。皮や身がくっついてしまうとひっくり返したり取り出すときにボロボロになってしまうほか、洗うのも大変になってしまいます。

もうひとつ皮や身がくっつかないためにやっておきたい下準備は、網に薄く油を塗っておくことです。油がない場合は酢でも代用できます。酢が魚のたんぱく質と反応してコーティングされ、網にくっつかないようになります。

この2つをやっておくことで、焼きサバがボロボロになるのを防ぐことができますよ。

魚を乗せる位置も重要です。魚焼きグリルは場所によって温度のムラができてしまうので、しっかりと火が当たる位置に置くのがポイントです。

両サイドに熱源がある場合は網の端の方に、中央に熱源がある場合は網の真ん中に置くようにしましょう。

中火で一気に焼き上げる

黒焦げになってしまうのが心配でつい弱火で焼いてしまうかもしれませんが、魚焼きグリルでは弱火はNGです。

網で焼く魚焼きグリルは、焼いているうちに脂や水分が抜けて下に落ちていきます。ダラダラと時間をかけて焼いてしまうと、余分な油や水分だけでなく旨味や必要な水分まで抜けてしまい、焼き上がりがパサパサになります。

そのため、魚焼きグリルを使う場合はしっかりと温めておき、中火で一気に焼き上げるが原則です。

焼き時間は魚の大きさにもよりまずが、切り身で4〜5分が目安です。もし生焼けが心配なら、火を止めたあとにすぐに取り出さず、予熱で火を通すようにしましょう。

片面焼きグリルの場合はフライパンと同じく皮目を下にして焼き、皮目が焼けてからひっくり返すようにします。両面焼きの場合はひっくり返さずに最後まで焼いていきましょう。

アルミホイルを敷く

アルミホイル
庫内の汚れを少しでも防ぎたい場合は、アルミホイルを敷く方法もあります。

網の上にアルミホイルを敷いてその上にサバを乗せれば、網が汚れないので片付けがぐんとラクになります!

ただし、アルミホイルをそのまま敷いて焼くと、余分な脂や水分が下に落ちないので皮のパリパリ感は少なく、しっとりとした焼き上がりになってしまいます。

また、脂が多いサバでは溜まった脂に引火して危険になることも。このため、脂を下に落としてあげるために穴を数か所開けてあげましょう。

もう一つ忘れてはいけないのが、アルミホイルに薄く油を塗っておくことです。これを忘れるとサバがアルミホイルにくっついてしまうので、忘れないようにしておきましょう!

なお、直火が当たる魚焼きグリルでは、オーブン用のクッキングペーパーは燃えてしまう危険があります。直火OKのクッキングペーパー以外は、魚焼きグリルでは使わないようにしてください。

サバはフライパンでも魚焼きグリルでも美味しく焼ける!

サバの塩焼き
今回は、フライパンと魚焼きグリルでのそれぞれのサバの塩焼きのコツを紹介しました。

おいしいサバの塩焼きを作るためには、下ごしらえをしっかりと行うこと、そして器具の特性に応じた調理のポイントを抑えることです。

フライパンと魚焼きグリルでは調理のポイントが全く違うので、混同しないように注意しましょう!それぞれにメリット・デメリットがあるので、その日に合わせて使い分けてみてください。

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