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開封した状態で冷蔵保存

豆腐
一度開封してしまった豆腐を冷蔵庫で保存したい場合は、以下の方法がおすすめです。

1. 豆腐より一回り大きいサイズの密閉容器に豆腐を入れる。
2. 豆腐がかぶるくらいの水を入れて蓋をして密閉し、冷蔵庫で保存する。
水は適宜入れ替えると豆腐が長持ちしますので、夏場は1日2回、それ以外の季節は1日1回入れ替えるようにしましょう。

保存容器がきちんと密閉できるかどうかが、日持ちさせるうえで大切なポイントになります。

保存期間

約5日

パックに入っている水の役割は?

豆腐のパックに入っている水の役割は2つあります。

1つ目は緩衝材の役割です。輸送するときに加わる衝撃で崩れてしまう可能性があります。そのため、水の中に入れておくことで輸送中の豆腐の崩れを防止しているのです。

2つ目は乾燥防止の役割です。豆腐をそのまま容器に入れておくと、含まれている水分がどんどん外に出て乾燥してしまいます。そのため、水の中に入れて保存しているのです。

水なしでも保存できるの?

水に浸す方法よりは保存期間が短くなりますが、水に浸さなくても保存は可能です。

密閉容器の中にザルや皿を敷き、その上に豆腐をのせて冷蔵庫で保存します。時間の経過とともに水分が出ますので、その都度捨てましょう。豆腐が水にさらされないぶん旨味や栄養が逃げにくいというメリットがあります。

冷凍保存する場合

豆腐は一度冷凍すると、解凍しても食感が元に戻りません。しかし、逆にこの特徴を調理に活かすことも可能です。これを踏まえて冷凍保存する方法をお伝えしますね。

1. 豆腐をキッチンペーパーでしっかりくるみます。
2. 深めの皿に豆腐を入れて重しをします。
3. 豆腐を一晩冷蔵庫に入れて水分を抜きます。
4. 水分を抜いた豆腐を適当さな大きさに切り分けてひとつずつラップにくるみます。
5.金属製のトレーに載せて冷凍庫で凍らせます。
6. 凍った豆腐をまとめて保存容器や保存用袋に入れて冷凍庫で保存します

凍らせた豆腐は購入時よりも黄色味が強くなりますが、品質には問題ありません。

保存期間

約1ヶ月

美味しい解凍方法

豆腐
冷凍した豆腐を解凍する方法は、冷蔵庫に移して解凍しましょう。

解凍すると高野豆腐のように水分が少なくなり、お肉のような食感に変わります。そこで細かく刻んでそぼろのように味付けして豆腐のそぼろ煮を作ったり、衣をつけて揚げることで、ナゲットや唐揚げのように調理することも可能です。

痛み始めた豆腐の見分け方

豆腐は傷んでくると、黄色に変色します。その後、表面や水にぬめりが出てきて糸を引いたり、異臭がしてきます。

ひどくなるとカビが生えたり、ガスが発生してパックが膨張してくることもあります。これは大豆が発酵してガスを出すからです。同じ大豆の発酵でも納豆のように食べられる状態ではありません。購入してきた状態とは異なっていたら、廃棄して食べないようにしましょう。

ひと工夫で長持ち!豆腐を上手に活用しよう

「畑の肉」とも呼ばれる栄養満点の大豆を原料にした豆腐は体によく、健康的な食生活にはもってこいの食材です。調理の目的に合わせて保存方法を変えると、様々な料理に活かすことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。

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