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ちくわの保存方法

ちくわ
ちくわだけではなく練り物は基本的に水分が多いので、未開封でも常温保存はNGです。

製造工程で加熱されていますが、多くの製品は完全に滅菌されて包装されているわけではありません。常温で放置してしまうとパッケージの中で雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。

夏場の買い物などで気温が高い中持ち運ぶ場合も、できればクーラーバックや保冷剤を利用するようにしましょう。そして、季節に関わらず帰ったらすぐに冷蔵庫にしまうのがポイントです。

例外として、おつまみとして売られている真空パックやアルミパウチ包装のちくわは常温保存が可能な場合もあります。どちらかわからない場合は、パッケージ裏に表示してある保存方法に従いましょう。

冷蔵保存する場合

多くのちくわは要冷蔵(1〜10℃)で保存するように表示されています。通常の冷蔵室は3〜6℃なので冷蔵室で保存しても構いません。しかし、夏場や気温の高い日に何度も冷蔵庫を開けていると庫内の温度が10℃以上になってしまうこともあります。

そのため、できればちくわはチルド室に保存すると安心です。チルド室は0〜2℃程度の設定になっていることがほとんどなので、カチカチに凍ることもありません。

開封前

開封前のちくわは、そのままチルド室に入れて保存します。開封前でもあまり日持ちはしないので、早めに食べ切るようにしてください。

保存期間

開封前のちくわの保存期間は約3〜5日です。しかし、冷蔵庫内の温度が高かったり、高い気温の中持ち運んでしまった場合、冷蔵庫に入れ忘れて放置してしまった場合は傷んでしまうことがあるので注意しましょう。

開封後

開封したちくわは賞味期限にかかわらず、早めに食べ切るようにします。

空気に触れると空気中の雑菌やカビがついて繁殖してしまったり、酸化してしまいます。開封後は一本ずつぴっちりとラップで包んでから、冷蔵庫のチルド室に保存しましょう。

保存期間

開封後のちくわの保存期間は消費期限に関わらず約1〜2日です。水分の多いちくわは開封してしまうと非常に傷みやすいので気をつけましょう。

冷凍保存する場合

ちくわ
たくさん買ってしまったときなどで使い切れない場合は、冷凍保存する方法があります。

冷凍したちくわは解凍しても食感や味も変わらないので、たくさん余ってしまう場合は冷凍保存をしておきましょう。解凍後に加熱せず、そのまま食べても大丈夫です。

水分の多いちくわですが、未開封ならパッケージに入れたまま冷凍庫に入れてもくっつくことはありません。

ただし、パッケージを開封してしまった場合は、雑菌が入ったり酸化してしまう可能性があるので、一本ずつぴっちりとラップで包んでからジッパー付きの保存袋に入れて保存しましょう。

野菜炒めや煮物など使う料理が決まっている場合は、カットしてから冷凍しておくと使うときにそのまま鍋に入れられるので便利です。

カットした場合はジッパー付きの保存袋に平らになるように入れ、しっかりと空気を抜いてから保存をすると劣化を防げます。

冷凍保存の際に気をつけたいのは雑菌です。解凍してから生で使う場合は特に、冷凍前に雑菌がつかないように清潔な環境で保存するように注意してくださいね。

保存期間

冷凍したちくわの保存期間は約1ヶ月です。開封後に冷凍した場合は酸化しやすいので、早めに使うようにしましょう。

美味しい解凍方法

おすすめの解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍です。使う分だけ取り出して冷蔵庫に数時間ほどおいて解凍しましょう。常温での自然解凍は温度が高すぎて、解凍した表面に雑菌が繁殖してしまうので絶対に避けましょう。

また、解凍したちくわの再冷凍も雑菌の繁殖や劣化の原因となるのでNGです。解凍するときは、使う分だけにしましょう。カットちくわを調理するときは、そのまま鍋やフライパンに入れて構いません。この方法なら解凍する手間がないので、手軽に使えます。

傷んだちくわの見分け方

開封前であれば、賞味期限を少々過ぎてもすぐには腐りません。臭いや見た目に問題がなければ、念のため加熱調理をしてから食べるようにしましょう。

しかし、表面がぬるっとしていたり変色している、臭いがおかしいなどの異変がある場合は傷んでしまっています。また、カビが発生している場合も食べずに処分しましょう。

痛みやすいちくわは常温保存NG!

今回はちくわの選び方と上手な保存方法を紹介しました。今までちくわはなんとなく選んでいたという人も、食べ方や原料のこだわりで選べばよりおいしくいただけるはずです。

保存料を使わない昔ながらのこだわりちくわほど傷みやすいので、ぜひ今回紹介した冷蔵&冷凍保存方法を併せて参考にしてみてくださいね!