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冷蔵保存する場合

カットされた油揚げ
未開封の状態で冷蔵保存する場合は、そのまま冷蔵庫に入れて構いません。

できれば、温度の変化が激しいドアポケット周りは避けるようにしましょう。まれに、冷蔵室の奥に入れてしまうと凍ってしまうこともありますが、お湯をかければすぐにふわっとした状態に戻るので、そこまで気にする必要はありません。

一度開封した油揚げは酸化しやすいので、できるだけ空気に触れさせないことが大切です。ぴっちりとラップに包むか、ジッパー付きの保存袋に入れてしっかりと空気を抜いておきましょう。

保存期間

冷蔵保存した場合の保存期間は約3〜5日です。特に一度開封した油揚げは急速に酸化が進みます。カットすればするほど空気に触れやすくなり痛みやすくなるので、消費期限にかかわらず早めに使い切るようにしてください。

冷凍保存する場合

まとめて購入したときや数日で使い切れない場合は、冷凍保存がおすすめです。

油揚げは熱を通しやすいので解凍の手間も少なく、冷蔵保存した場合と味も食感もあまり変わらないので冷凍保存に向いています。

冷凍保存すれば消費期限にかかわらず、長期保存ができます。カットしてから冷凍しておけばそのまま料理に使えるので、使いたいときに手間なく使えますよ。

油抜きは必要?

油揚げを油抜きしている
油揚げの冷凍方法には、油抜きをしてから冷凍する方法と、油抜きをせずに冷凍する方法があります。それぞれメリットとデメリットがあるので自分にあった方法を選んでくださいね。

油抜きせずに冷凍保存

昔の油揚げは油の質の関係で、冷凍前の油抜きは必須でした。
ですが現在の油揚げは、品質管理がしっかりとされているので、油抜きをする必要はありません。

油抜きをせず冷凍する場合は、まずキッチンペーパーで油揚げを押さえて表面の水分と油分を吸い取ります。その後、使いたい大きさに切って一回分ずつぴっちりラップに包むか保存用のジップ袋に平になるように入れ、空気をしっかりと抜いて閉じましょう。

油揚げが重なっていると凍ったときに油揚げ同士がくっついて塊になってしまうので、できるだけバラバラになるように包むのがおすすめです。

手間がかからない反面、油抜きをしないと酸化しやすくなってしまい、保存期間が若干短くなってしまいます。とはいえ、冷蔵保存と比べるとかなりの期間長持ちするので、使いきれない場合は冷凍保存がおすすめです!

保存期間

油抜きをせずに保存した油揚げの保存期間は約2週間です。

油揚げに残った油は低温でも酸化しやすく、時間とともに風味が悪くなります。使うときは油抜きをしてから使われることをおすすめします。

油抜きしてから冷凍保存

油抜きをしてから冷凍するのはやや手間ですが、油の酸化が抑えられる分、保存期間が長くなります。

さらに、凍ったまま料理に使えるというメリットもあります。小さく切ってお味噌汁や炒めもの用にしておくと、料理の仕上げにパッと使えて便利です。

油抜きをする方法は、お湯を使う方法と電子レンジを使う方法がありますが、冷凍する場合は電子レンジのほうが水気もカットできておすすめです。油抜きはカットする前に行いましょう。

油揚げを湿らせたキッチンペーパーで包んだら、耐熱のお皿に乗せて30秒ほど電子レンジで加熱しましょう。加熱後、新しいキッチンペーパーで表面に残った水分と油分を吸い取ります。

油分を吸い取ったら、使いたい大きさにカットしてラップで包むか、ジッパー付きの保存袋に入れてしっかりと空気を抜いて保存します。

油抜きをした場合も冷凍時に油揚げ同士がくっつく恐れがあるので、できるだけ重ならないようにして冷凍するのがおすすめです。

保存期間

油抜きをした油揚げの保存期間は約1ヶ月です。そのままで冷凍するよりもさらに長期間保存できるので、大量に保存する場合などはおすすめです。