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黒にんにくの上手な保存方法


おいしくて栄養たっぷりの黒にんにくですが、保存の面でも優秀です。
パック売りされている黒にんにくや皮がついたまるごとの黒にんにくは、常温に置いていても半年以上の保存が可能です。ここでは、常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存のポイントについて詳しく紹介していきます。

常温保存する場合

常温保存をする場合のポイントは、高温多湿を避けることです。高温・高湿で熟成させる黒にんにくですが、高温多湿の環境に放置してしまうとカビが生えたり傷んでしまいます。また、パックから出したまるごと黒にんにくをビニール袋やプラスチックの密閉容器に入れると、黒にんにくから出る水分で湿気が溜まってしまうので避けるようにしてください。

常温保存をするときは涼しくて風通しのいい、日の当たらない場所で保存しましょう。黒にんにくの保存の適温は15〜25℃くらいなので、夏場は冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
また、気温差が激しい場合も結露でカビが生えてしまうので要注意。朝晩の気温差が激しい時期にも冷蔵庫に入れておくと安心です。

密封パックされている黒にんにくは開けずにそのまま、まるごとの黒にんにくは新聞紙に包んで保存しましょう。新聞紙が余計な水分を吸ってくれるので、カビや痛みを防いでくれます。

湿気を吸った新聞紙にカビや虫が発生することがあるので、長期保存する場合は新聞紙を時々取り替えてくださいね。

保存期間

涼しい場所で常温保存する場合の保存期間は、1〜2ヶ月です。それ以上保存する場合や、高温多湿の時期は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

冷蔵保存する場合

季節に関係なく長期間保存ができるのは、冷蔵庫での保存です。梅雨や夏場は常温保存では傷んでしまったり、カビが生えてしまう心配があるので冷蔵庫に入れておくと安心です。

冷蔵保存をするときに気をつけたいポイントは湿気です。常温のときと同じく、まるごとの黒にんにくを密閉してしまうと蒸れてしまいます。

まるごとの黒にんにくはビニール袋や密閉容器を避けて、新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておきましょう。容器に入れるときは、外側の皮が乾燥してカサカサになるまで袋の口や蓋を開けておくと、湿気がこもらずに保存できますよ。

ばらばらにした黒にんにくはジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵保存するのがおすすめです。

まるごとの場合でも、バラバラの場合でも冷蔵保存した黒にんにくはさらに水分が抜けてしまうので、常温保存のときと比べて少し固めの食感になってしまいます。やわらかめの食感が好みの場合は、はじめは少量から試してみてくださいね。

保存期間

冷蔵庫で適切に保存する場合は、2〜3ヶ月程度保存できます。とはいえ湿気でカビてしまうこともあるので、時々チェックするようにしてくださいね。

冷凍保存する場合

最も安心して保存できる方法は冷凍保存です。冷凍保存では、皮付きのままでも皮を剥いた状態でも長期間保存ができます。冷凍すると皮が剥きやすく、ベタベタもしないので食べやすくもなりおすすめです。

黒にんにくの冷凍保存方法は、バラバラにして保存容器に入れて冷凍庫に入れるだけです。黒にんにくは水分が少ないので、凍らせてもカチカチにならずそのまま食べられます。

お好みで少しシャリッとしたシャーベットのように楽しんだり、常温で解凍してややしっとりした食感を楽しんだり、そのまま加熱料理に加えてもおいしく食べられます。

保存期間

冷凍保存では半年〜1年程度保存できます。長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

黒にんにくは腐るとどうなる?


常温や冷蔵保存で長期保存しやすいイメージの黒にんにくですが、腐ることはあるのでしょうか?

結論から言うと、製造の時点で黒にんにくの中の雑菌は死滅していますので、適切な保存をしていれば腐ることはありません。しかし、湿度が高い場所や結露ができてしまうなど、保存の状態によってはカビてしまったり、雑菌がついて傷んでしまうことがあります。

傷んだ黒にんにくは、カビが生えていたり、アンモニア臭がする、味が変など明らかに通常の黒にんにくとは違いますので、そのような場合は食べずに処分しましょう。

健康効果抜群の黒にんにくをおいしく長く楽しもう

普通のにんにくが苦手な人でも食べやすい黒にんにく。黒にんにくは食材としては少し高価なので、無駄にならないように上手に保存して少しずつ楽しみたい食材です。今回紹介した保存方法を参考に、季節によって保存方法を変えて長く楽しみましょう!

黒にんにくの栄養や食べ過ぎついてはこちら