きのこチャーハン
冷蔵庫の残りものを使い、手軽においしく作れるチャーハンは、老若男女問わず人気があります。野菜をたっぷり使えば、子どもにも食物繊維や栄養を摂ってもらえるので助かりますよね。

中にはまるでプロの中華料理人のように、ご家庭でチャーハン作りにこだわる人も増えているとか。昨今の料理ブームもあり、家庭料理を超えた本格的なチャーハン愛好家はこれからますます増えていくでしょう。もしパラパラのおいしいチャーハンをご家庭で実現できたら、家族の見る目も変わるはず!

今回はジャパニーズチャーハンの王道、「きのこチャーハン」の作り方をご紹介します。

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きのこチャーハン

材料(1人前)

きのこチャーハンの具材
・ご飯:1人分
・卵:1個
・ブナシメジ:1/3株
・乾燥えのき茸:2g(なくても可)
・ごぼう:2g
・長ネギ:20g
・刻みネギ(仕上げ用):適量
・だしの素:小さじ1/2
・塩:1つまみ

※具材の量はお好みで適宜調整してください。
※ご飯の1/3以下の量がオススメです。

下準備

卵はあらかじめよく溶いておきます。ごぼうはささがきにし、ぶなしめじは根本をカットしてバラバラに。せっかくの香りが飛んでしまうので、水洗いはしないでくださいね。汚れが気になる場合は固く絞った濡れ布巾などで拭き取ってください。

乾燥えのき茸は包丁だと切りにくいので、調理バサミを使って5mm間隔にカットします。長ネギはたっぷり20g使い、斜め切りにしておきます。量はお好みで調整してください。

このほか、お好きなきのこでアレンジするのもOK!エリンギやしいたけなどを使う場合、基本的には一口サイズ以下にカットするのがオススメです。食感を楽しみたい場合は厚めにスライスするといいでしょう。

きのこチャーハンの作り方

きのこチャーハン
1.フライパンをよく熱したら、大さじ2程度のサラダ油(分量外)をひいてすぐに溶き卵を加えます。
2.溶き卵を入れてすぐにご飯を投入し、全体を混ぜながら馴染ませます。
3.細かくカットした乾燥えのき茸とささがきごぼうを加え、強火のままフライパンを大きく振り全体をほぐすように炒めます。
4.ごぼうに火が通ったら、ブナシメジを加えて炒めます。あまり炒めすぎるときのこ特有の食感が失われてしまうので、きのこ全体に火が通る程度にサッと炒めるのがポイント!
5.長ネギを加えて手早く全体を混ぜます。長ネギの爽やかな香りが飛ばないよう、10秒程度でサッと炒めたら完成!仕上げにお好みで刻みネギを飾ってください。

きのこチャーハンはヘルシーでおすすめ

きのこチャーハン
きのこチャーハンは低カロリーでヘルシーです。ダイエット中の方なら、ご飯の量を減らしてきのこを増やせば十分なボリュームが出せます。

きのこには、ビタミンやミネラルがたっぷり

きのこには、免疫力を高めてくれるビタミンDや、疲労回復や脳神経機能を正常に保ってくれるビタミンB、むくみ対策に期待されるカリウムやリンなどのミネラルが豊富に含まれています。

きのこの種類によって含まれる栄養素に違いはありますが、全般的にビタミンとミネラルが豊富な低カロリー高栄養価食品です。

食物繊維が豊富

美味しいそうなしめじ
健康的な腸内環境を保つために必要不可欠な食物繊維。食物繊維は腸内を洗浄してくれるだけでなく、便秘を予防したり解消したりする一助になるといわれています。特に便秘になりやすい女性は、食物繊維を適度に摂取したいですね。

きのこの栄養を逃がさない調理のポイント

栄養たっぷりのきのこですが、きのこの中には水溶性の成分や熱に弱い栄養素が含まれています。これらの栄養素を逃すことなく効果的に摂取するために、

・水洗いをしない
・加熱し過ぎない

この2点を守るようにしましょう。衛生面からきのこの生食は避けるべきですが、かといって加熱し過ぎてしまうと食感が失われるだけでなくビタミンなど栄養素が破壊されてしまいます。

ですから、きのこチャーハンを作る際にはお米や他の具材を炒め、最後にきのこを炒めるようにするといいでしょう。炒める時間もできるだけ短めにするのがコツ。きのこがしなっとする程度で十分ですよ。

お好みの具材できのこチャーハンをアレンジしよう

ぶなしめじやえのき茸のほか、しいたけやエリンギ、マイタケ、ヒラタケなどを使ってアレンジしたり、たまには奮発してホンシメジや松茸なんかを使ってみたりするのもいいかもしれませんね。

また、にんじんやごぼうなどの野菜とも相性がいいので、冷蔵庫にある食材と相談しながら自分だけのオリジナルきのこチャーハンに挑戦してみてください!