牛ステーキ肉を豪快に揚げてカツにした「漢の牛カツ」。中はレアでしっとりジューシーに仕上げて外はカリカリ、ピリ辛のタレもたまりません。食欲が湧かない日でもこのタレの香りを嗅げばたちまち食欲増進間違いなしです。牛ステーキばかりで飽きてしまった方にもぜひ試してみていただきたい一品です。
目次
牛肉の旨味が溢れ出す、プロ顔負けの牛カツを作ろう!
牛肉は揚げる前に常温に戻しておきましょう。牛肉が冷えた状態で調理してしまうと、上手くレアの美味しさを引き出すことができません。
また、塩コショウは調理の直前に振るようにしてください。これは塩の浸透圧で牛肉の中にある血とともに旨みが滲み出てしまわないためにも心がけてほしいです。
鉄鍋がない…!フライパンで上手に揚げるコツは?
油をたくさん使って揚げ物を作るのってかなり億劫ですよね。
本当はしっかり揚げたほうがサクサクの食感に仕上がりやすいのですが、どうしても油の量を控えたいという方には、少量で揚げる方法がありますのでご紹介します。
フライパンに少し浸るくらいの油を垂らし、温めたらパン粉をつけた牛肉を入れます。そこから、数秒に一度くらいのペースで牛肉を持ち上げ、下に油を流し込み続けます。
レシピの揚げ時間は1分程度ですが、この方法で作る場合は片面45秒〜1分程度揚げたらひっくり返し、もう45秒〜1分程度揚げます。計2分ほど揚げることになります。両面に色がついたら油から取り出しましょう。
せっかくの牛カツ、レアで美味しくいただくためには?
先述したように常温に戻しておくことがひとつです。常温に戻しておくことで表面に火を入れる時間が最小限で済みますので、中の赤身をレアに保ったまま調理することができます。また、揚げる時間をなるべく短くするのがコツです。
揚げすぎると中に火が通ってしまいレアではなくなってしまいますので、火加減には注意しましょう。1分程度の揚げ時間なので本当にさっと油にくぐらせる程度で大丈夫です。
味の決め手は胡麻の香りとコチュジャンの効いたピリ辛タレ!
タレにも味を決めるポイントがあります。胡麻の芳醇な香りとコチュジャンの甘辛さが食欲を増進させ、サクサクのカツを引き立てます。
このタレは他の料理にも流用できるレシピになりますので、覚えておくことをおすすめします!
「漢の牛カツ」の作り方
材料(1人分)
牛ステーキ肉:1枚
塩:適量
胡椒:適量
小麦粉:大さじ4
卵:1個
パン粉:適量
(A)
焼き肉のタレ:大さじ3
コチュジャン:大さじ1
白ごま:小さじ1
ごま油:大さじ1
手順
1. 牛ステーキ肉に塩胡椒をする。(A)は器に混ぜ合わせる。
2. 牛ステーキ肉に小麦粉、卵、パン粉をつけ、180℃のサラダ油で1分ほど揚げる。
3. 食べやすい大きさに切って皿に盛り付け、(A)のタレをかけたら完成!
調理時間
10分
サクサクの「漢の牛カツ」を召し上がれ!
牛ステーキ肉を手に入れたらすぐステーキ、という日々を抜け出す「漢の牛カツ」のご紹介でした。
カツにすることでまた変わった味わいを楽しめますし、ソースを作る楽しさもあります。同じ食材でもいろいろな調理方法を試してみると楽しいものですよね。