ペットボトルの匂いに注意

水が入った3本のペットボトル
いいことづくめの保存容器であるペットボトルですが、注意すべきポイントもあります。

先述した通り、匂い移りしやすい食品であるお米。食材からだけでなくペットボトルからの匂い移りにも気を付けなければなりません。

ペットボトルに入っていた飲み物の匂いが移ってしまうことがあるのでお米の保存用にはお茶やジュース類が入っていたものは避け、水などが入っていたものを使うようにしましょう。

手順

ここではペットボトルを使ってお米を保存する方法をご紹介します。はじめに以下の道具を用意してください。

使う道具

・お米(保存したい分だけ)
・ラベルをはがした後、綺麗に洗ってからよく乾かした2Ⅼペットボトル(お米の量に合わせた本数用意)
・じょうご

まずは、お米をもともと入っていた袋からペットボトルに入れ替えるのですが、ペットボトルの口は非常に小さいのでお米をこぼさずに入れるのは困難です。

そんな時に役立つのが「じょうご」。これを使えば時間をかけずともスムーズにお米の移し替えが出来るので作業がとても楽になりますよ。

透明のじょうご
出典:Amazon

手順

1.あらかじめお米の袋に小さな切込みを入れておく。そして綺麗に洗ってよく乾かしたペットボトルの口にじょうごを挿す。
※カビの原因になるので、ペットボトルには絶対に水分を残さないようにしてください。
2.お米を先ほどの切込みからじょうごを通してペットボトルの中に注いでいく。
3.全て移し終わったら空気が入らないようにキャップを締めて完成。

ちなみに毎回炊飯するお米の量が決まっている方はお米を移し替える時に計量カップを使い、毎回使う分量ごとにペットボトルの外側に線を引いておくことで炊飯時に計量する必要がなくなります。便利なのでぜひ試してみてくださいね!

残量確認も簡単!

ペットボトルに入れておけば、残量がどのくらいか一目瞭然なのも便利なところです。

先述したように毎回使う分量ごとに線が引いてあれば、あと何回分の量が残っているかもすぐにわかるので残量が少なくなってきたら忘れずに買い足すことが出来ます。

今までに買い忘れの経験がある方も、こちらの方法を活用すれば意識せずともお米の残量チェックをするようになるのでもう心配ありませんね。

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ペットボトルを活用して、より美味しいご飯を食べよう

茶碗に盛り付けた白米
今回はペットボトルを使用したお米の冷蔵保存方法についてご紹介しました。いつも飲み終わったら捨てていたペットボトルを再利用するという環境に優しい方法でお米を美味しく長持ちさせられるなんて驚きですよね。

他の食品からの匂い移りを防止出来たり、ちょっとした工夫で炊飯時の計量が不要になったりと嬉しいポイントがいっぱいのこの方法。

一度試したらもう他の容器での保存は考えられなくなるくらい便利なんですよ。お米を移し替える作業の際にはじょうごを使用することで時間をかけず、こぼさないで入れ替えることが可能になるのでぜひ使うことをおススメします。

今まで1年を通してお米を袋に入れたまま常温で保存してたという方は、知らず知らずのうちにお米の味を落としてしまっていたと思われます。さらにカビが生えてしまった経験をお持ちの場合はその原因はお米の保管場所にあることが考えられます。

いずれの場合もペットボトルなどの密閉容器に入れ替えて保存場所を移動、もしくは冷蔵保存に変えて新鮮な状態でお米を保存するようにしてくださいね。

長期保存や気温の高い時期にお米を保存する際は、今回ご紹介してきた方法を活用すればより味わい深いお米の味を堪能できます!