覚えておきたい!フランスパンの上手な保存方法
常温保存
パンは焼き立てをすぐにいただくのが1番おいしい食べ方ですが、大きいパンは食べ切るまでにどうしても時間がかかってしまいますよね。
買ってきた当日もしくは翌日に消費する場合は、常温保存することが可能です。その場合は以下の手順で保存するようにしてください。
手順
1.買ってきた時にフランスパンが元々入っていた紙袋から出す。
2.ラップや薄めのビニール袋を使って空気が入らないよう出来るだけピッタリとパンを包む。
※空気に触れるとパンは固くなるのでこの作業が重要です。
3.日の当たらない風通しのいい涼しい場所で保存する。
※パン生地は湿気に弱いのでジメジメした場所は厳禁です。
夏場は当日のみ、その他の時期でも2日以内に食べ切るようにしてください。それが難しい場合は常温での保存は避けましょう。
また、湿度の高い場所に長時間放ってしまうとカビが発生する恐れがあります。カビが生えてしまった場合は、体調を崩す危険性があるので絶対に食べないようにしてください。
保存期間
夏:当日
春・秋〜冬:2日以内
冷蔵はNG!上手に冷凍保存する方法
パンは常温よりも冷蔵保存の方が傷みやすいです。フランスパンは0~4℃の環境が最も劣化しやすいと言われているため、冷蔵室での保存は絶対にしないようにしてください。
冷蔵室に入れてしまうと、乾燥が著しく進んでしまいパサパサになるだけでなく、味も落ちてしまいます。フランスパンの風味が損なわれてしまうので、気をつけてくださいね!
常温保存よりもさらに長持ちさせたい場合は、冷凍保存するようにしましょう。
手順
1.フランスパンを食べやすい大きさにカットし、ひとつずつラップで包む。
2.大きめのジップ付き冷凍用保存袋(フリーザーバッグなど)の中にパンが重ならないように入れ、空気をしっかり抜いてから口を閉じて冷凍庫で保存する。
この方法で2週間ほど日持ちさせることが出来ます。大きめのパリジャンなどは一般家庭ですぐに食べ切ることは難しいと思うので、ぜひ冷凍保存するようにしてくださいね。カットしておけば、食べるときに手間が省けて便利ですよ。
また、冷凍前に保存日と賞味期限を記したシールを袋に貼っておけば期限切れのものを食べてしまう心配もありません。
焼き立てのパンは熱を冷まして!
焼き立てのフランスパンを保存したい場合は、熱が取れるまで冷ましましょう。ラップで包んだ際に水分がラップ内に残ってしまい、パンがフニャフニャになってしまいます。