どのご家庭にも必須の万能調味料「醤油」。みなさんは適切に保存できているでしょうか。
醤油は開封前と後で日持ちする保存の方法が異なりますが、それぞれのシーンで最適な保存方法を知っていれば、より美味しい醤油を味わうことが出来ます。
特に難しいことはないので、覚えておけばこれから醤油選びの際に役立つこと間違いなしです!参考にして醤油を賢く保存してみてくださいね。
開封前と後で変わる!醤油の賢い保存方法
日本人なら大抵の方が好きであろう醤油は、どんな料理に加えてもよく合うのでどのご家庭にも必須の調味料ですよね。
そんな醤油も食材なので傷んでしまう点は避けられませんが、どうせなら大豆の風味を出来るだけ感じられる状態のまま使い切りたいところ。
そんな時に役立つ「醤油を新鮮なまま長持ちさせる保存方法」についてご紹介していきたいと思います。ポイントは開封前と後で保存方法を変えることです。
まずは、ペットボトルやガラス瓶に密封されている一般的な醤油は開栓前は常温で保存し、開栓後は冷蔵庫に入れて保存するのがいいでしょう。
空気に触れてしまうと醤油が酸化して、傷むスピードが速くなってしまいます。冷蔵庫内に入れておくことで日持ち期間が延ばすことが出来るんですよ。
例外なのが真空タイプのボトルです。この商品は開封前と後問わず、いつでも常温で保存することが可能です。ボトルの作りによって、中の醤油に空気が当たらないようになっているので常温でも酸化しない優れものとなっています。
開封後の保存期間
ペットボトル・ガラス瓶タイプの醤油は、開封した後に冷蔵保存しておくことで1か月ほど日持ちさせることが出来ます。1か月以上が過ぎてしまうと醤油の風味が落ちてしまうので、早めの消費が肝心です。
真空タイプのボトルはは、開封後およそ90日間ものあいだ使用できます。冷蔵保存している醤油以上に長持ちするので醤油の風味をより長く楽しめます!
醤油は時間が経つとどうなる?
醤油は開封してから時間が経つにつれ、「酸化」が進行して傷んでいきます。見た目が購入時よりも黒くなってきたら傷み始めているサインだと思ってください。
しかし、醤油は「傷む」と言っても腐敗しないところが驚きなんです。風味や味わいは低下してしまいますが、腐ることはないので傷んだ醤油を口にしてもお腹を壊したり食中毒になる危険性はありません。
あまり味を気にしないのであれば、そのまま使用して構いません。
火を通すと失った香りを多少引き立てることは可能なので、焼き肉用の濃い目のタレと混ぜたり煮物の味付けに使えば、傷んだ醤油であっても醤油の旨みを楽しめるかと思います。
ご自宅の醤油が傷んできたと思ったら、レシピを作る際に使ってみてください。
ガラス瓶の醤油は酸化しにくい!
醤油は一度開封してしまうと、酸化の進行が速くなりますが、実は開封していない状態でもすでに酸化は始まっています。
特にペットボトルは酸素がそのまま通過してしまう素材なので、醤油を買い溜めしたり保存期間が長くなる予定のご家庭ではガラス瓶、もしくは密閉ボトルに入った醤油を購入されるのがおススメかと思います。
ガラス瓶に入った醤油は未開栓のままであれば約1年間日持ちするので、長期間保存する方も安心ですね。
醤油の保存方法を見直すきっかけに!
今回は開栓前と後で異なる醤油の保存方法や日持ち期間、開栓前の醤油が酸化しにくい容器などについてご説明しました。
ペットボトルやガラス瓶の容器に入った醤油は、開封後必ず冷蔵庫に入れて保存するように注意してくださいね!
また、開栓した醤油が傷む速度は開栓前よりも高くなるということ以前に、未開封の醤油であっても酸化が進行していることについてはご存知でしたでしょうか。
そのため、長期間開封しないものはペットボトルではなく、ガラス瓶または密封ボトルに入ったものを選ぶようにしましょう。
消費期限を過ぎてしまった醤油であっても腐らないということもお伝えしました。たとえ傷んでいても、使い方を工夫すれば使うことができます。
ご紹介した保存方法を参考にして、醤油を上手に保存してみてくださいね!