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こんなに違うの⁉ 個性的な3種のソテー
ブライン液に浸けた鶏もも肉のソテー
皮はパリッと、中はふっくらに仕上がりました。焼き加減もさることながら、やはりブライニングしたもも肉はしっとりとしています。パリッとした皮とジューシーな肉は、塩コショウのシンプルな味つけでも十分おいしくいただけます。
ブライニングの効果は明らかで、ジューシーさが失われず、鶏もも肉独特の臭みもなく理想的なソテーになりました。
重曹水に浸けた鶏胸肉のソテー
切り口を見ていただけばお分かりいただけると思いますが、肉質がずいぶんと変わっています。食感も「え⁉」と思わず声が出てしまうほどの変貌ぶりで、パサパサ感はまったくありません。
それどころか、まるで鶏ハムのようにしっとり、プルンプルンに仕上がっています。重曹水の効果で、とても胸肉とは思えない仕上がりになりました。
料理酒に浸けたささみ肉のソテー
料理酒に浸けたささみ肉はしっとりとした仕上がりに。ソテーしたにもかかわらず、ハムのようになめらかな食感です。胸肉がプルンプルンとした肉質になったのに対し、こちらは繊維質を残したまま全体がしっとり柔らかくなった印象でしょうか。
4.知れば知るほど奥が深い肉料理の世界
今回はブライニングと重曹水、料理酒を使いましたが、塩麴や香味野菜などに含まれる消化酵素などを使っても同様の効果が期待できます。もちろん塩麴や野菜などにはそれぞれ独特の風味があり、用途によって手法を変えることで料理の幅はグンと広がるでしょう。
また、焼き方もソテーだけでなくフランベやアロゼ、コンフィなどを視野に入れれば、レシピの数はまさに無限大。簡単だけど奥が深い肉料理の世界、ご家庭で気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?