まさに世紀末、チキンラーメンがめちゃくちゃ暴力的な辛さに…

愛らしいひよこキャラと「すぐおいしい！すごくおいしい！」のセリフでおなじみ「チキンラーメン」から、2019年3月4日（月）に「アクマのキムラー MADMAX」が発売された。

チキンラーメンといえば、日清食品の創業者の半生をモデルに懸命に生き抜いた夫婦の物語りを描いた、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』の影響で過去最高の売上を更新したことも記憶に新しいが、その味はいかに。

チキンラーメンから優しさを抜いたパッケージ

黄色をメインとし、優しいイメージがあったチキンラーメンがアクマ的パッケージに大変身！

黒々しいパッケージにはアクマのキムラーの文字。

そして極めつけは「激辛MADMAX」だ。ゴリゴリに辛さを追求したことがひしひしと伝わってくる…。

ひよこは火を吹く始末。

実は以前にも「アクマのキムラー」は発売されていた。そのときはMADMAXの文字はなかったし、ここまでイカついデザインではなかったのが、今回は思いっきり冒険したようだ。

裏面には「辛さ最狂、MADMAX！！」さらに“挑戦者求ム”との文字まで。

ついに、チキンラーメンに世紀末が到来したようだ。これは覚悟して食べねば、とんでもないことになりそうな気がする。

キムチ味のチキンラーメン

キムラーということだけあって、味はもちろんキムチ味。麺の他に具材と激辛スープの素が付いている。

具材にはキムチ・ニラ・唐辛子が入っているようだ。具材の中身はこんな感じ。唐辛子の量、ちょっと多くないか…。

こちらが今回の主役といってもいいであろう、激辛スープの素。食べる直前に加えるようだ。辛さを調節してくださいと書かれているがもちろん、一滴残らず全部入れるぞ！

アクマのキムラー MADMAXを作ってみた！

まずは麺を入れる。たまごポケットも健在！

おいしい作り方として、卵を入れるのがおすすめと記載されていたので、お言葉に甘えて卵をポン。

具材を入れたら、お湯を注ぐ。

卵の白身めがけてやさしくお湯をかけるのがおいしく作るコツ、とガッキーこと新垣結衣さんがCMで解説していた。

注ぎ終えたらラップをして3分待つ。

3分経ったら、激辛スープの素を追加。ラー油っぽい鮮やかな赤色をしている。

実食

チキンラーメンと唐辛子の香りがふわりと香る。

食べてみると、想像以上に辛い。唐辛子特有の辛さが舌に残り、口の中がピリピリしてくる。一緒に食べていた調理スタッフはめちゃくちゃむせていた。

チキンラーメンだから、多少控えめな辛さでくるだろうと思っていたが、思いっきり裏切られた…。卵を入れてこの辛さ。入れなかったら一体どうなっていたのだろう。

味は辛さが優先され、あまりわからなかった。キムチ味も「まあ、感じるかな？」くらい。どことなくキムチ味がする感じだった。

激辛スープの素をすべて入れたたせいか、鶏ガラの効いたチキンラーメンらしさは感じられなかったが、辛いもの好きにはたまらない商品であることは事実。いつまでも残るしつこい辛さはやみつきになるはずだ。気になったらぜひ食べてみてほしい！ 自分好みの辛さに調整してから食べるように！