好き嫌いがハッキリ分かれる食材として有名な「牡蠣」。希少な食材でもあるため、頻繁に食べるという人は少ないと思います。ですが皆さんがあまり知らないだけで、実は牡蠣は簡単に料理でき、美味しく食べることができる食材なんです。
この記事では、牡蠣の美味しい食べ方や明日からできる簡単レシピをご紹介します。「牡蠣の美味しさをまだ感じたことがない！」という人はぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
1.牡蠣の基礎知識
「牡蠣って漢字が難しい。」「果物のカキと読み仮名が同じでややこしい。」このように感じる方も多いと思います。
そもそも牡蠣の名前の由来は、牡蠣が繁殖されている岩から「かきおとす」ということから牡蠣と言われるようになりました。豆知識として知っていると鼻が高いですね。
また意外と知られていないのですが、牡蠣は栄養素を多く含んだ食材です。
含まれている主な栄養素は以下の2つ。
亜鉛
新陳代謝などの体の働きを正常にする
鉄
血液を生成し、貧血を防ぐ
他にもビタミンB群など豊富な栄養素を含んでいるため、健康食材としても人気です。
2.牡蠣の美味しい食べ方
「牡蠣をどうやって調理すればいいのか分からない…」牡蠣の扱い方は広く知られていないため、このように不安を持つ方も多いのではないでしょうか。ですが適した方法で牡蠣を調理すれば、美味しく安全に食べられます。
調理する際のポイント
① 一番美味しい牡蠣を食べるなら、1～2月の旬な時期に
② 牡蠣の殻の開け方
１．オーブンで加熱
２．口が開くので、ナイフで上殻を開く
３．上殻を開けば下の殻に牡蠣がついているので、牡蠣を取る
③ 殻を開けなくても熱して調理は可能。
加熱すれば安全に食べることができる！レンジやフライパンで熱して食べよう！
レンジの場合…ラップをして5分程加熱
フライパンの場合…蓋をして15〜20分加熱
殻の口が空いたら出来上がり！ お好みの調味料（ぽん酢やレモン）をかけて食べられます。
3.牡蠣にあたるとどうなるのか？
美味しい食べ方を知っていても、牡蠣を食べることに苦手意識を感じている方が多いと思います。その理由は、牡蠣にあたる可能性があるから。
あたる原因はいくつかあるのですが、主にアレルギーやウイルスであたる割合が最も多いです。
アレルギーがある人は、一時的に腹痛と嘔吐が生じます。牡蠣がアレルギーだと知らずに食べてしまう人も多いので、自分がなんのアレルギーを持っているかを必ず調べておきましょう。
特に冬が旬の牡蠣ですので、受験期の学生の方は要注意。
ウイルスの場合は、食べてから約1〜2日経過してから嘔吐などの症状が出てくるので、牡蠣が原因だと気づきにくい。
必ず熱処理をしてから食べるようにしましょう。また、万が一症状に陥った場合は水分補給を欠かさず行うことをオススメします。下痢や嘔吐で水分も一緒に出てしまうため、水分不足で陥る二次被害を防ぎましょう。
4.簡単に作れる絶品牡蠣レシピを紹介！
「牡蠣とほうれん草のチーズ焼き」
溢れんばかりのたっぷりチーズと牡蠣の旨さがマッチ！ 濃厚なチーズが牡蠣のおいしさをより引き立てます。
「牡蠣おこ」
お好み焼きに牡蠣を入れた「牡蠣おこ」は、ふわっとした生地のなかに牡蠣が入った贅沢レシピ！ マヨネーズのまろやかさとキャベツのシャキッとした食感も見逃せません。
「カキージョ」
GOHANでも頻繁に登場する「アヒージョ」に牡蠣をそのまま入れちゃいました！ グツグツと煮立つオリーブオイルにじっくりと火入れされた牡蠣は身もプリプリ！ しつこくなくあっさりとした味わいから何個でも食べたくなりますよ！
5.牡蠣は気を付けて調理すれば健康で美味しい食材！
牡蠣は危険な食べ物だという認識が広まっていますが、しっかり熱処理をして水で洗うことで美味しく食べることができます。
栄養素も豊富に含んでいますので、ぜひご紹介したレシピで牡蠣料理を作ってみることをオススメします。