2019年6月3日(月)に「たぬき/きつね/カレー南蛮」の3種類を同時発売したことが記憶に新しい「ペヤング」から、またしても新商品が発売された。それがこちら。
「激辛春雨END(価格:216円)」
パッケージを見てお気づきの方も多いだろう。
そう、「激辛春雨END」は昨年発売された「激辛やきそばEND」と似たような、というか全く同じと言っても過言ではないデザインとなっている。
出典:Amazon
しかし、デザインよりももっと気になるポイントがある。今回は発売された商品は焼きそばではなく、“春雨”なのだ!
「スカルプD」味など、これまでにない焼きそばを常に攻めの姿勢で追い求めてきたペヤングが、遂に焼きそばを脱してしまったのである。
これも攻めといえば攻めなのだろうが、最も手放してはいけないものを手放してしまったような気がする。
中身チェック〜作ってみた
気になるパッケージの中身はというと。春雨・かやく・ソースの3つが入っている。
春雨は40gと少なめのため、男性にはちょっと物足りないかもしれない。
かやくは毎度おなじみのキャベツと、一瞬ドッグフードと勘違いしてしまいそうな味付け鶏ひき肉。
激辛ENDソースと名付けられた付属のソースはご覧の通り、“見たらわかる辛いやつ”。
春雨とかやくを容器に入れたらお湯を注ぐ。待ち時間は3分。やたらと量が少なく見えるのは筆者だけだろうか…。
湯切り口で渋滞
3分経ったので湯切りしようと容器を傾けたときのことだ。お湯の出がなぜか非常に悪い。
傾けたまま湯切り口を除いてみると、春雨が渋滞していた。お湯で戻した春雨は焼きそばのように縮れていないため、隙間が出来にくいのだろう。湯切り口付近が封鎖され、お湯が出にくかった…。箸で抑えながら、もしくはザルになどに移したほうがいいかもしれない。
湯切りした春雨に激辛ソースを入れてよくかき混ぜれば完成! すでにこの時点でヤバそうな匂いがプンプンしている…。
栄養成分表記(69g:1食あたり)
エネルギー:217kcal
たんぱく質:2.3g
脂質:2.1g
炭水化物:47.3g
食塩相当量:2.5g
スタンダードな「ペヤングソースやきそば(1食あたり120g)」のエネルギーが544kcalほどなので、それと比べるとカロリーは約1/2程度。春雨を使っているぶん、かなりヘルシーになっている。
実食
少し離れて見てみると春雨チャンプルーっぽくも見えなくもない。激辛春雨のお味はいかに。
ひと口食べてみると、開始2秒ほどは普通に春雨を食べたような感じだった。しかし、後からじわじわと辛さが増していく。時間の経過とともに口の中がビリビリとした辛さ、いや痛みで満たされる。
想像よりも全ッ然辛い。ハンパじゃない。
「激辛やきそばEND」なんかとは比にならない。辛すぎて頭の中には「ヤバい」という単語しか思い浮かばず、あまりの辛さに少しパニクっている自分がいた。痛すぎて味なんてわからない。味付け鶏ひき肉もいつのまにか胃袋へと消えていた。
時間が経つと食べにくい
春雨は乾くスピードも早いためすぐにダマになってしまい、途中から一気に食べづらくなってしまう。ダマになった状態で食べるから余計に辛いのだ。食べるときは初速が大切なのかもしれない。
食べてみて
とにかく辛い!これに尽きる。「ちょっと辛いものが好き」程度の人はやめておいた方がいいだろう。小さなお子様はダメ、ゼッタイ。しかし、悶絶級の辛さを楽しみたい方にはもってこいだ。ぜひ味わってみてほしい!
一般発売は7月1日から!
「激辛春雨END」は6月10日(月)より、ローソンでのみ先行発売されている。一般発売は7月1日(月)から!近所のスーパーを走り周っても見つからないのでご注意を。