とうもろこしが美味しいシーズンになると、焼きもろこしや冷製コーンポタージュなんかが恋しくなりますよね。

甘くてプリプリのとうもろこしはそのまま蒸したり茹でたりして食べても美味しいですが、加熱することによって甘味と旨みが凝縮していっそう美味しくなります。

今回は、とうろもこしの甘さを主食として楽しめる絶品「とうもろこしチャーハン」の作り方をご紹介します!

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とうもろこしチャーハン

材料


・ご飯:1人分
・卵:1個
・にんにく:1/2個
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:5g
・とうもろこし:20g
・中華風調味料:小さじ1/2
・塩:1つまみ
・しょうゆ:小さじ2/3
・グリーンピース:適宜

下準備

卵はあらかじめ溶いておき、にんにく、にんじん、玉ねぎはみじん切りにしておきます。生のとうもろこしを使う場合は、それぞれの調理法で火を通します。

茹でる場合

とうもろこしについている余計な皮とひげを取ってから、鍋にとうもろこしを入れてひたひたに水を張ります。中火~強火で加熱し、沸騰したら弱火にして3~5分ほど茹でます。茹で時間はとうもろこしの大きさによって適宜調整してください。

とうもろこしが茹で上がったら、流水にさらして粗熱をとってから実を取り出します。

蒸す場合

とうもろこしの皮をつけたまま塩を揉み込むようにして全体をよく洗い、流水でザッと流してから蒸し器にセットします。

とうもろこしが重ならないように並べ、水から蒸し上げます。蒸し器から蒸気が出始めたら弱火に落とし、そのまま3~5分。コンロの火を止めて10~15分ほど蒸らせば完成です。

電子レンジを使う場合

皮つきの場合はそのままで加熱して構いませんが、皮が多すぎる場合は少し皮の量を減らしてください。

水でザッと洗ったら、そのまま500wで5分ほど加熱します。加熱する時間は、とうもろこしの大きさによって適宜調整してくださいね。

皮なしのとうもろこしを使う場合は、水でザッと洗ってからラップを巻いて加熱します。皮つきの場合も皮なしの場合も、洗ったときの水気をしっかり切る必要はありません。適度に水気を残すことで、とうもろこしがムラなく蒸し上がります。

なお、電子レンジで調理する場合は、とうもろこしを1本ずつ加熱するのがオススメ。まとめて加熱するとそのぶん時間がかかってしまいます。3本以上のとうもろこしを調理するなら、鍋を使ってまとめて茹でたり蒸したりした方が、経済的にも時間的にもお得ですよ。

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とうもろこしチャーハンの作り方


1.鍋を十分に熱したら、サラダ油大さじ2をひいてすぐに溶き卵を加え、お玉などで油と卵を混ぜます。
2.卵が半熟のうちにご飯を加えます。お玉の背でご飯を叩くようにしてほぐしながら、油と卵を全体に絡めます。
3.全体がよく混ざったらにんじん、玉ねぎを加え、ご飯に空気を含ませるように具材を大きく返しながらまんべんなく炒めます。
4.玉ねぎが透明になってきたところで、とうもろこしを加えてザッと混ぜます。
5.塩と中華風調味料で味を整えます。
6.仕上げにしょうゆを鍋肌にたらし、香りづけ程度にザッと混ぜて完成!グリーンピースで彩りましょう。

美味しく仕上げるポイント

甘くて美味しいとうもろこし。せっかくなら、その美味しさを存分に引き出してあげたいですよね。

とうもろこしは加熱することで旨みや甘みが凝縮しますが、炒め過ぎると水分が飛んでしまい、パサパサの食感になってしまいます。チャーハンにするときは炒め過ぎに気をつけ、とうもろこしは具材の最後に入れるようにしましょう。

また、とうもろこしを入れてからの工程は手早く行い、火が入り過ぎないよう気をつけてくださいね。

とうもろこしチャーハンは栄養満点⁉


旬のとうもろこしを使えばそんぶん美味しい「とうもろこしチャーハン」ができますが、シーズンオフ中やなかなか手に入らない場合は、コーンの缶詰で代用することもできます!

とうもろこしは世界三大穀物のひとつで、アメリカやメキシコをはじめ、世界中で広く栽培されています。「とうもろこしは甘い」ということからも分かる通り、野菜の中でも糖分が多く、カロリーも高めです。そのため、とうもろこし粉など主食としても活躍し、エネルギーを摂取するにはもってこいの食材なんですよ。

さらにとうもろこしはビタミンB群をはじめ、カリウムやカルシウム、ビタミンE、マグネシウムなどをバランスよく含んでいるため、特に育ちざかりのお子さんには食べさせてあげたいですね。

とうもろこしチャーハンは、ツナや海苔との相性も抜群です。お子さん向けのアレンジにぜひお試しください!

とうもろこしの保存も要チェック!

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