ついにラーメンを卒業!? カップヌードルから“うどん”と“そば”が発売

縮れ麺に塩気の効いたスープがほどよく絡むカップヌードル。

今や言わずと知れた超人気のカップラーメンだが、そんなカップヌードルから、これまでのイメージを覆すような商品が発売された。

カップヌードルから“うどん”と“そば”が発売！

3月18日（月）より新たに発売されたカップヌードルは、なんと…“うどん”と“そば”。ついにあのカップヌードルがラーメンから脱してしまったのである。

ラザニア味や海老クリームなど、これまでさまざまな味を世に送りだしてきたカップヌードルがなぜ、今になってうどんとそばなのか？

調べたところによると、今回の商品はシニア層に向けたお手頃価格の新商品として発売されたのだそう。

「カップヌードルを和風ジャンルに商品バリエーションを展開することで、シニア層を含めたさらに幅広く愛されるブランドを目指していく」

もう十分愛されているようにも思えるが、まだまだ高みを目指すよう！味付けはシニア層でも食べやすいように、おだしが決め手の和風となっている。

おだしがおいしいカップヌードルを作ってみた！

「鶏南蛮そば」は、鶏とカツオのWだし風味。

開けてみると、謎肉ではなく鶏団子のような具材が入っている。

一方、「肉だしうどん」は豚とカツオのWだし風味。どちらもカツオだしがベース。

こちらには見覚えのある“あの謎肉”が！ なぜだろう、謎肉を見て安心している自分がいる。

お湯を注いで3分待つ。どちらも待ち時間は3分とカップヌードルと変わらず。

実食！

鶏南蛮そば

まずは、「鶏南蛮そば」から。

全体的にスッキリとした味わい。カツオだしのスープからは鶏肉の旨みをしっかりと感じられる。

麺もそば特有の香りが楽しめた。完全に“和”な味わいだ！

鶏団子のような具材も旨み成分がギュッと濃縮されている。スッキリとしたスープとの相性もいい。

だが、真新しい味ではなく、「どん兵衛 そば」と味が似通っているようにも感じた。塩気を少し抑えた感じといえばわかりやすいだろうか。

肉だしうどん

お次は豚とカツオのWだしを効かせた「肉だしうどん」。

こちらもカツオだしがしっかりと効いていて、つゆの味は甘め。

麺はつるつるとした食感が特徴的で、噛むとモチっとしている。喉越しがいいのでスルスルと食べることができた。

謎肉の旨みも健在だ！ 甘めのスープに塩気の効いた謎肉、甘さと塩気がちょうどいいバランスだった。

謎肉の味わいがしっかりと生かされており、スープとの相性もとてもよかった。

「おだしがおいしいカップヌードル」は、シニア層に向けた和風の味付けのため、普段からカップヌードルやどん兵衛を食している方が食べると物足りなさを感じるだろう。

しかし、味が薄いということではなく、どちらもしっかりと鶏肉・豚肉を生かした味わいを楽しめるので、気になった方はぜひ一度食べてみてほしい！

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