カレーチャーハン
今や日本人の国民食と言っても過言ではない「チャーハン」。

五目チャーハンや納豆チャーハン、エビチャーハンや餡かけチャーハンなどなど、チャーハンはバリエーションも豊富。でも、たまには気分を変えて、いつもとは違うチャーハンを食べてみませんか?

今回ご紹介するのは、カレー粉が効いたスパイシーなカレーチャーハンです。手間もかからず簡単にできるのに味変効果は抜群。スパイシーな味わいに気分もパッと変わるはず!カレーチャーハンの作り方をご紹介します。

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カレーチャーハン

材料(1人前)

カレーチャーハンの具材
・ご飯:1人分
・卵:1個
・にんにく:1/2個
・玉ねぎ:1/2
・にんじん:5g
・じゃがいも小:1/2個
・カレー粉:小さじ2
・鶏ガラスープの素:小さじ1/3
・塩:1つまみ

※具材の量はお好みで適宜調整してください。
※ご飯の1/3以下の量がオススメです。

下準備

卵をあらかじめよく溶いておきます。にんにく、玉ねぎ、にんじんはみじん切りに。じゃがいもは5ミリ四方のさいの目切りに。じゃがいもは大きいと芯まで火が通らず、食感が悪くなってしまうので注意!

また、デンプン質の多いじゃがいもだと、チャーハンの仕上がりがベチャッとしてしまう可能性があります。じゃがいもをカットしていてデンプンが多いと感じた場合は、じゃがいもをザルなどに入れて流水でデンプンをよく洗い流し、最後に水気をしっかり拭きとってから使いましょう。ちょっとしたひと手間で、カレーチャーハンの仕上がりが大きく変わりますよ。

カレーチャーハンの作り方

カレーチャーハンを炒めている
1.フライパンをよく熱したら、大さじ2程度のサラダ油(分量外)をひいてすぐに溶き卵を加えます。
2.溶き卵を入れてすぐにご飯を投入し、全体を混ぜながら馴染ませます。
3.強火のままフライパンを大きく振り、全体をほぐすように炒めます。
4.ざっと混ざったらじゃがいもを入れ、[3]と同じ要領で30秒ほど炒めます。
5.にんにく、にんじん、玉ねぎを加え、野菜にある程度火が通るまで炒めます。
6.塩、カレー粉、鶏ガラスープの素を加え、フライパンを振りながら全体をよく混ぜて炒めます。
7.野菜に火が通ったら完成!

さらにカンタン!ズボラにおいしい作り方

カットした玉ねぎにカレー粉をかけている
1.ご飯と卵以外の食材&調味料をすべて混ぜます。
2.フライパンを加熱し油をひいたら、卵を入れて手早くご飯と混ぜながら炒めます。
3.[1]をフライパンに加え、じゃがいもに火が通るまで全体をよく振りながら炒めます。
4.じゃがいもに火が通ったら完成!

この作り方だと洗い物を減らせる上、調理時間も短縮できます。すべての食材をいっぺんに入れるので、食材ごとの火の通し方をコントロールすることはできません。また、じゃがいもにさえしっかり火が入ればおいしく食べられますが、にんじんなどの歯ごたえが犠牲になってしまいます。

とはいえ、忙しいときや時間のないときには効果的に時間を短縮できるのでオススメの作り方です!

カレー味だからアレンジは自由自在!

カレー粉
カレー粉を使うカレーチャーハンは、どんな食材とも相性がいいので自由にアレンジできるのが魅力です。カレーにも豚肉や鶏肉を使ったもの、シーフードを使ったものなど、さまざまな種類があるように、カレーチャーハンのアレンジも無限大。

もちろん、チャーハンの王道であるチャーシューを使ってもおいしく仕上がりますし、豚肉や鶏肉、気分を変えてエビやイカなどを加えてもOK。冷蔵庫の余り物を使えるのがうれしいですね。

オススメのアレンジ具材一覧

・豚肉(こま切れ、切り落としなど)
・鶏肉(もも肉、むね肉など部位は問わず)
・挽肉(豚100%、牛100%、合挽も可)
・エビ(サイズが大きければブツ切りに)
・イカ(輪切り)
・ピーマン(みじん切り)
・パプリカ(細切り)
・セロリ(粗みじん切り)
・茄子(いちょう切り。小さければ半月~輪切り)
・きのこ類(マッシュルームはスライスで。その他は一口サイズにカット)
・生姜(刻んだもの)

いろいろなアレンジに挑戦しよう

もっと味にこだわりたいという方は、ナンプラーとオイスターソースを使ったエスニック風のアレンジがオススメ。仕上げにナンプラー小さじ1、オイスターソース小さじ1/2をよく混ぜたものを熱々の鍋肌に回しかけ、香りをつけるように全体を激しく混ぜながら炒めて完成。

あまり炒め過ぎるとソースが焦げてしまうので、香りづけ程度に絡めるのがポイントです。より本格的なエスニック風味を楽しめますよ。

最後にパクチーを添えたり、生卵をかけたりするのもいいですね。辛いのが好きな方はたっぷりの胡椒や唐辛子を加えるのがGood。仕上げにタバスコをかけるなんてのもアリですよ。

カレー味だからできる思い切った無限のアレンジ。料理好きな人もそうでない人でも簡単にできるレシピなので、ぜひお試しください!