うだるような暑い夏にそうめんは欠かせません。めんつゆもいいけど、それだけだとちょっと物足りない…。そこで個性的なそうめんアレンジをご紹介します!
目次
夏に食べたい!「きゅうりとみょうがのシャッキリそうめん
材料(1人前)
・そうめん:100g
・きゅうり:1/4本
・みょうが:1/2個
・めんつゆ:適宜
・米酢:小さじ1/2
作り方
1.きゅうりはよく洗ってから細切りに、みょうがは熱湯でさっと湯がいてからスライスして、水にさらしておきます。
2.そうめんを茹でたらザルにあけ、流水でよく揉み洗いをして臭いとぬめりをしっかり取ります。
3.めんつゆを指定の割合で割り、米酢を加えます。
4.水を切った麺を器に盛りつけ、[3]を回しかけたらきゅうりとみょうがを飾って完成。
ワンポイントアドバイス
シンプルな味つけなので、さまざまなアレンジができます。コクが欲しいときはゴマ油を少々、刺激が欲しい場合は小口切りにした唐辛子を加えたり、花椒をかけたりしても香りが立ってよく合います。
手早くさっぱり食べられる!「サラダそうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・トマト:1/3個
・きゅうり:1/4本
・レタス:4枚程度
・めんつゆ:適宜
・レモン果汁:小さじ1/2
・マヨネーズ:小さじ1
きゅうりは細切り、トマトはスライスしておきます。また、レタスはお好みの大きさにちぎって、水にさらしておきます。
作り方
1.そうめんを茹でたらザルなどにあけ、流水でしっかり洗って臭いやぬめりを取ります。
2.器の中心にマヨネーズを置き、その上にしっかり水を切ったそうめんを盛りつけます。
3.指定の割合で割っためんつゆを上から回しかけ、野菜を盛りつけたら完成。
ワンポイントアドバイス
そうめんの下に少量のマヨネーズを敷くことで、最初はさっぱりした味を、後からこってりした味の変化を楽しむことができます。
また、ちぎったレタスは空気に触れることで断面が酸化し変色しやすいため、盛りつける直前まで水にさらしておきましょう。このほか、みょうがや豆苗、かいわれ大根など、お好みの野菜を使ってアレンジできます。
食欲がないときにも「サムゲタン風 薬膳そうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・鶏ガラスープの素:小さじ2
・水:200g
・にんにく:1片
・長ネギの青い部分:1本分
・しょうがスライス:3枚
・塩:1つまみ
・ごま油:小さじ1/2
・パクチー:お好みで
作り方
1.鍋に水を張り、にんにくとしょうがスライス、長ネギの青い部分、鶏ガラスープの素を入れて煮立たせたら塩、ごま油で味を調整します。
2.指定時間よりも1分短くそうめんを茹でます。そうめんが茹であがったらザルにあけ、流水でよく揉み洗いします。
3.茹でたそうめんをスープに入れ、強火で温めたら器に盛りつけ、お好みでパクチーなどを添えて完成です。
ワンポイントアドバイス
そうめんを茹でて水で締めてから再度温めるため、最初に茹で過ぎないよう気をつけてください。指定時間通りにそうめんを茹で過ぎると、火が通り過ぎてしまい仕上がりが柔らかくなってしまいます。
にんにく、長ネギ、しょうが、にんじんなどを使って野菜の出汁をとり、アクを除去してから鶏ガラスープの素を加えてください。野菜のうまみで味に奥行きが出ます!
そうめんを洋風にアレンジ!「ガスパチョそうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・完熟トマト:大1
・きゅうり:1/4
・にんにく:1片
・にんじん:10g
・オリーブオイル:大さじ3
・白ワインビネガー:小さじ1
・塩:1つまみ
・パプリカパウダー:小さじ1/2
・ブラックペッパー:お好みで
・パルメザンチーズ:お好みで
・刻みパセリ:お好みで
野菜類はミキサーにかけやすいよう、あらかじめ適当な大きさにカットしておきます。
作り方
1.カットした野菜とオリーブオイル、白ワインビネガー、塩とパプリカパウダーをすべてミキサーに入れ、滑らかになるまでミックスする。
2.そうめんを茹でたらザルにあけてよく揉み洗いし、ぬめりをしっかり取る。
3.洗ったそうめんをボウルなどにあけ、[1]とよく和える。
4.お皿に盛りつけたら、お好みで刻みパセリやブラックペッパー、パルメザンチーズをかけて完成。
ワンポイントアドバイス
サラサラした仕上がりにしたい場合は、ミキサーにかけた後に濾してください。また、水気が少ないと感じる場合は、レモン果汁や白ワインビネガー、オリーブオイルなどを適宜足して調整してください。
トマトは甘みの強いよく熟れたものを使うことで、調味料いらずのおいしい仕上がりになります。
海老のうまみがギュッ!「そうめんの海老とトマトのクリームソース」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・海老:3尾
・にんにく:1/2個
・塩:1つまみ
・オリーブオイル:大さじ3
・トマト缶:1/2個
・ブラックペッパー:1g
にんにくはみじん切りにしておきます。海老は頭を外し、尻尾を残して殻を剥き、背わたを抜いておきます。頭は捨てずにとっておいてください。
作り方
1.フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくとブラックペッパー、海老の頭を加えてから火にかけます。
2.にんにくがきつね色に変わってきたら、海老の身を加えます。
3.海老にざっと火が通ったら、トマト缶を加えて煮詰めます。トマト缶の水分が少ない場合は、適宜白ワイン(分量外)を加えて調整してください。
4.トマトソースに塩を加えて、味を調整します。
5.そうめんを茹で始めます。指定の茹で時間より1分短く茹でてください。茹でたそうめんはザルにあけ、流水でしっかり揉み洗いします。
6.よく洗ったそうめんの水をしっかりと切り、2に加えます。手早く和えたら器に盛りつけて完成です。お好みで刻みパセリやパルメザンチーズを振りかけてください。
ワンポイントアドバイス
そうめんは、茹でた後トマトソースとあえながら再加熱するため、指定の茹で時間より1分程度短く茹でるのがポイントです。指定通りの茹で時間で茹でると、柔らかくコシのない仕上がりになってしまいます。
また、海老の頭に入っているミソは、トマトソースに素晴らしいコクと旨みを与えてくれます。海老の頭を炒める際は、ミソをソースによく馴染ませてください。
パスタ以外でも!「そうめんの簡単ペペロンチーノ」
材料(1人前)
・そうめん 100g
・オリーブオイル 大さじ4
・にんにく 3片
・鷹の爪 1本
・塩 1つまみ
鷹の爪を処理しておきます。激辛が好きな方はそのまま種も使ってください。辛めが好きな方は種を抜き、唐辛子を刻んで使ってください。普通めが好きな方は、種を抜いた唐辛子を小口切りに。辛さ控えめが好きな方は、種を抜いた唐辛子をカットせずそのまま使ってください。
作り方
1.にんにくを包丁でつぶします。
2.フライパンにオリーブオイルをひき、つぶしたにんにくを入れます。弱火で加熱し、時間をかけながらじっくりとにんにくの香りをオイルに移します。
3.にんにくの色が変わってきたら、鷹の爪を加えます。
4.そうめんを茹でます。指定の茹で時間よりも1分短く茹でてください。
5.茹でたそうめんをザルなどにあけ、流水でしっかり揉み洗いします。
6.揉み洗いしたそうめんにオリーブオイルを一回しかけて軽く和えたら、[2]のフライパンに加えます。
7.塩を加え、全体を手早く混ぜたら器に盛りつけて完成です。
ワンポイントアドバイス
茹で時間は、指定よりも1分短くしてください。茹でた後、フライパンで再加熱するため、茹で過ぎると麺が柔らかくなってしまいます。
[6]で水洗いした麺にオリーブオイルを和えておくことで、麺同士がくっつくのを防ぐことができます。この作業を怠ると麺同士がくっついて食感が悪くなったり、食べにくくなったりする可能性が高くなりますので、忘れずに行いましょう。食欲がなくてもつい完食しちゃう「たらスパそうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・たらこ:1腹
・牛乳:大さじ1
・マヨネーズ:小さじ2
・バター:20g
・しょうゆ:小さじ1
・刻みのり:お好みで
たらこはスプーンなどを使い、あらかじめ薄皮から取り出しておきます。
作り方
1.指定の茹で時間に従い、そうめんを茹でます。
2.別の鍋に牛乳とバターを入れて中火で加熱します。
3.そうめんが茹で上がったらザルなどにあけ、流水でよく揉み洗いします。
4.洗ったそうめんの水をしっかり切り、ボウルなどに入れたら、温めた牛乳を加えてあえます。その後、しょうゆ、マヨネーズ、たらこの順でボウルに加え、手早く和えます。
5.器に盛りつけ、お好みで刻みのりを飾ったら完成。
ワンポイントアドバイス
牛乳を温める際は、決して沸騰させないでください。バターを溶かすのが目的なので、バターが溶ける程度(人肌程度)に温めれば十分です。
また、たらこに熱が加わると風味が飛んでしまうため、ボウルで和える際は温かい牛乳を入れた後、しょうゆ、マヨネーズ、たらこの順で加えてください。こうすることで牛乳が徐々に冷め、たらこに熱が通りにくくなります。
そうめんを使った本格タイ料理「パッタイ風そうめん焼きそば」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・海老:3尾
・ピーナッツ:5g程度
・梅干し:1個
・パクチー:1本
・厚揚げ:20g
・ニラ:1本
・卵:1個
・サラダ油:小さじ2
(A)
・ナンプラー:小さじ2
・しょうゆ:小さじ1
・オイスターソース:小さじ1/2
・砂糖:小さじ1
・酢:大さじ1/2
パクチーとニラは、適当な大きさにカットしておきます。根っこはよく洗い、みじん切りにしておきます。梅干しは種を取り除いて叩き、梅肉を作っておきます。
ピーナッツは袋などに入れ、包丁の背や鍋の底で叩いてクラッシュドナッツにしておきます。また、海老は頭を外したら尻尾を残して殻を剥き、背ワタを抜いておきます。
作り方
1.フライパンにサラダ油をひいて熱したら、卵を加えてよくかき混ぜます。
2.卵がスクランブルエッグ状になったら、海老とパクチーの根っこ、厚揚げを加えて炒めます。
3.海老が赤くなって丸まったら、パクチーの茎を1つかみ程度とニラを加えてざっと炒めます。
4.そうめんを茹で始めます。指定の茹で時間より1分短く茹でます。
5.茹でたそうめんをザルなどにあけ、流水で揉み洗いをして臭みとぬめりをしっかり取ります。
6.洗ったそうめんの水をよく切り、小さじ1程度のサラダ油(分量外)を回しかけて和えてから、[3]のフライパンに加えます。
7.(A)と梅肉、クラッシュドナッツを加えて手早く和えます。
8.[7]を器に盛りつけ、残りのパクチーを添えたら完成。
ワンポイントアドバイス
そうめんは、茹でた後にフライパンで再加熱するため、指定の茹で時間よりも短く茹でます。茹で時間が長くなると、麺が柔らかくなり過ぎてブツブツと切れてしまったり、食感が悪くなったりします。
お手軽・簡単に本格中華「バンバンジー風そうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・鶏むね肉:50g程度
・きゅうり:1/4本
・糸唐辛子:お好みで
・しょうゆ:小さじ2
・酢:小さじ2
・ごま油:大さじ1
・花椒:お好みで
鶏むね肉を軽く塩で揉んでからザッと洗い、蒸し器にセットします。酒をひとふりして蒸し上げます。
蒸した鶏肉は、フォークやスプーンなどを使って、ほぐしておきます。蒸し終わった後の汁は使うので、捨てないでください。
作り方
1.鶏むね肉を蒸してできたスープ200mlに、しょうゆ、酢を加えてタレを作ります。
2.指定の茹で時間に従い、そうめんを茹でます。茹でたそうめんはザルなどにあけ、流水でしっかり揉み洗いをして臭みやぬめりを取っておきます。
3.水を切ったそうめんを器に盛りつけ、[1]のタレを回しかけます。
4.細切りにしたきゅうりと、ほぐした蒸し鶏を盛りつけ、糸唐辛子を飾ります。
5.ごま油をフライパンで熱します。油が十分に熱くなったら、食べる直前に[4]全体へと回しかけます。最後にお好みで花椒を散らして完成。
ワンポイントアドバイス
食べる直前に熱々のごま油を回しかけることで、ジュッという音とともにいい香りが立ちのぼります。食欲そそる香ばしさが、このレシピの見どころです。
辛いのがお好みなら、ごま油を熱する際、小口切りにした唐辛子などを加えて香りを出しましょう。
サッパリといただける「ベトナム風鶏ガラそうめん」
材料(1人前)
・そうめん:100g
・鶏ガラスープの素:小さじ2
・長ネギの青い部分:1本分
・にんにく:2片
・水:200g
・鶏もも肉
・塩:2g程度
・ナンプラー:小さじ2
・パクチー:お好みで
鶏ガラは熱湯で下茹でした後、流水で余計な脂や血、内臓などを除去し掃除しておきます。
作り方
1.鶏ガラスープの素と長ネギの青い部分とにんにく、水を鍋に入れて加熱します。
2.沸騰したら鶏もも肉を入れ、塩とナンプラーを加えて味を調整します。
3.そうめんを茹でます。指定の茹で時間よりも1分ほど短く茹でたら、ザルなどにあけ、流水でよく揉み洗いします。
4.洗ったそうめんをスープ鍋に入れたら、強火で温めます。スープが温まったら麺とスープを器に注ぎ、お好みでパクチーを添えて完成。
ワンポイントアドバイス
スープを煮込む際、水が少なくなってきたら適宜足してください。煮込み時間は、長くなればなるほど旨みが強くなります。
時間がないときは鶏ガラスープの素などで代用できますが、その場合も長ネギの青い部分やにんにくでコンソメをとってから鶏ガラスープの素を加えると、味に奥行きが出しやすくなります。
そうめんが余った…そんなときは
のどごしがよく、夏に冷やして食べると美味しいそうめん。手軽に作れるかつバリエーションも豊富なので、主婦の強い味方でもあります。リーズナブルなため、まとめて買う方も多いのではないでしょうか。しかし、たくさん買ったはいいものの、どうやって保存したらい... 茹でたそうめんは冷凍保存できる!?覚えておきたい保存のポイントを解説 - 簡単男飯レシピ・作り方 - GOHAN |