チャーハンの王道といえば、やっぱりチャーシューを使った本格中華風チャーハンでしょうか。中華専門店やラーメン屋さんなどでは、豚ブロック肉を何時間も煮込んで手間と時間をかけてチャーシューを作っています。さすがに自宅でそんな手間と時間をかけるのは難しいですよね。

今回ご紹介するのは、豚バラ肉を使って作る本格チャーハン「豚バラチャーハン」の作り方です。

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豚バラスライスでコスパも保存も味付けもメリットだらけ


チャーシューといえばブロック状に豚肉を使うのが普通ですが、今回チャーハンに使う豚バラ肉は、必ずしもブロック状である必要はありません。むしろコスパに優れた豚バラスライスの方が、味も火も入りやすく冷凍保存しても食味の変化があまり感じられないので、ブロック状のお肉を使うよりもあらゆる面でメリットが大きいといえます。

豚バラ肉をチャーハン用の具材として使う際は、お肉を適当なサイズにカットしてそのまま使うのもいいですが、下味をつけて即席チャーシューを作ることで、より本格的な仕上がりになります。ちょっとしたひと手間をかけるだけで仕上がりに大きな差が出ますので、ぜひお試しください。

即席チャーシューの作り方はこちら!

チャーハンの名脇役「チャーシュー」。入っているだけで、チャーハンがグッと本格的な味になりますよね。でも、チャーシューを作るのはかなりの手間…。スーパーなどで買うには値段も張るし。そんなときに役立つ、10分で作れる即席チャーシューの作り方をご紹介します...
豚バラスライス肉で簡単!「即席チャーシュー」の作り方 - 簡単男飯レシピ・作り方 - GOHAN

豚バラチャーハン

材料


・ご飯:1人分
・卵:1個
・豚バラ肉(自家製チャーシュー):30g程度(お好みで)
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:5g
・塩:1つまみ
・中華風調味料:小さじ1/2
・コショウ:適宜

※具材の量はお好みで適宜調整してください。
※チャーシューなど肉系の具材を入れ過ぎると、くどい仕上がりになってしまいます。ご飯の1/3以下の量がオススメです。

準備

卵はあらかじめ溶いておき、にんじんと玉ねぎをみじん切りにしておきます。豚バラ肉も食べやすいサイズに切っておきましょう。あまり大きいとチャーシュー感がなく、安っぽい仕上がりになってしまうので、5mm幅程度の大きさにカットするのがオススメです。

豚バラチャーハンの作り方


1.フライパンを強火で熱したら、大さじ2程度のサラダ油(分量外)をひき、すぐに溶き卵を入れます。お玉などで卵を切るようにして、卵と油を混ぜてください。
2.卵が半熟のうちにご飯を入れ、お玉の背で叩くようにして全体をよく混ぜます。ご飯全体に油と卵を行きわたらせるようにして混ぜるのが、パラパラチャーハンに仕上げるコツです。
3.全体がよく混ざったら、豚バラ肉を入れて強火で炒めます。自家製チャーシューを使う場合、肉の水気をできるだけ拭き取っておいてください。また、この時点で自家製チャーシューのつけダレなどを入れると、べちゃべちゃになったり焦げの原因になったりするので要注意。
4.肉に火が通ったら、にんじん、玉ねぎを入れてさらに炒めます。
5.鍋を大きく振るようにして炒めながら全体を混ぜ、玉ねぎが透明になってきたら塩・中華風調味料で味を調整します。
6.全体をよく混ぜたら器に盛りつけて完成!お好みで仕上げにコショウをかけたり、紅生姜を乗せたりするとGood!

飽きないしアレンジ自在の王道チャーハンが完成

豚バラチャーハンは、癖がなくどんな食材とも合わせやすいので、アレンジしやすい王道レシピです。お好みで桜エビを加えたり玉ねぎを長ネギに変えたりしてもOK。

中華風調味料を和風出汁の素に変え、しらすやひじき、しいたけなどを加えて和風にアレンジするのもいいですね。アイデア次第でいくらでもアレンジできますから、まずはベースとなる豚バラチャーハンを極めましょう!

実は高栄養価!豚バラ肉には栄養がたっぷり


ほかの部位よりも脂質の多い豚バラは、特にヘルシー志向な方から敬遠されがちです。でも、実は非常に栄養価が高いということをご存知ですか?

疲労回復に欠かせないB1

熱を加えると摂取しやすくなるビタミンB1をたっぷり含む豚バラ肉は、まさにチャーハンの具材にぴったり。ビタミンB1には疲労回復効果が期待されているとともに、体内で糖をエネルギーに変えるサポート役にもなるとか。体の健康のためには欠かせない栄養素です。

炎症にも効果的!?ビタミンB6も豊富

ビタミンB群を豊富に含む豚バラ肉には、代謝の促進やアンチエイジングに役立つとされるビタミンB6も豊富に含まれています。ビタミンB6は口内炎や皮膚炎など炎症を抑えるといわれるほか、脳内の幸福物質であるセロトニンの分泌を促すため、精神の安定やストレスの緩和といった効果にも期待できます。

豚バラ肉には良質なタンパク質もたくさん

豚バラ肉に含まれるたんぱく質は、特に育ちざかりや食べざかりの子どもの成長に必要なもの。アルコールの代謝を助ける働きもあるため、お酒を飲む人も積極的に摂るようにしたいですね。

“シンプルイズベスト”なチャーハン

チャーハンの王道ともいうべき「豚バラチャーハン」。シンプルだからこそ奥が深いレシピです。夏バテ気味の昼食に、手抜きをしたい夕食の一品にも最適ですね。豚バラチャーハンを極めて、あらゆるアレンジを自分のものにしちゃいましょう!

パラパラチャーハンを作るコツとは?

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