豚バラブロック肉が手に入ったら、贅沢に塊のまま調理したいところですよね。でも、ブロック肉の調理は火入れが難しく失敗が心配な人も多いかもしれません。そんな人にオススメなのが、炊飯器でご飯と一緒に火を入れる「にんにくトンテキ風めし」です。

10分漬け込んだお肉の表面に焼き目をつけたら、あとは炊飯器にお任せすれば生焼けの心配もなくジューシーに仕上げてくれます。さらにご飯にもお肉の旨味が染み込んでお箸が止まりません!

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フォークで刺すことで短時間で味がしみる

豚肉をフォークで刺している

甘辛い味付けのポイントは、ブロック肉をすき焼きのタレとウスターソースを使ったタレに漬けることです。さまざまな旨味や調味料が配合されたタレとソースを使うことで、難しい調味料を駆使しなくても手軽に簡単に旨味たっぷりの甘辛い味になります!

さらに、漬け込む前にブロック肉をこれでもかというくらいフォークでブスブスと刺しておきましょう。フォークで穴をたくさん開けることで短時間で味が染みて、肉の繊維もほぐれ柔らかくなります。

漬け込んだお肉は、フライドガーリックの香りが移った油で全体に焼き目が付く程度に焼きましょう。ここでは、表面に焼き目を付けるめなので、中は生のままで大丈夫です。逆に、タレに漬けたお肉は焦げやすいので、強火にしすぎないように注意してくださいね。

火加減は炊飯器にお任せ

豚肉にタレをかけている

豚バラ肉の表面に焼き目をつけたら、お米とお水、豚バラ肉を炊飯器に入れて通常コースで炊飯します。

炊飯器が豚バラ肉にいい感じに火を入れてくれるので、炊飯器に任せておくだけでご飯と一緒にジューシーな豚バラ肉が完成します。しかも、豚バラ肉から染み出した旨味エキスをお米が吸って、美味しい味付きご飯になりますよ!

フライパンに残った肉汁で旨味たっぷりタレができる

タレをフライパンに入れている

豚バラ肉を漬けた漬け汁と、焼き目を付けたあとに残った肉汁は捨てないでくださいね。これを使って仕上げのタレを作ります。

フライパンにはニンニクの風味と肉の旨味がたっぷりの肉汁が残っていますので、ここに漬け汁とバターを加えて煮詰めれば、旨味たっぷりの甘辛い極上のタレができますよ!

肉のエキスを吸ったご飯を器に盛って、さらに千切りキャベツ、ジューシーな豚バラ肉、そして甘辛い旨ダレをかけてフライドガーリックを散らせば、香ばしい香りが食欲そそる「にんにくトンテキ風めし」の完成です!

「にんにくトンテキ風めし」の作り方

材料(1人分)

豚バラ肉ブロック:400g
にんにく:3片
米:1合
塩:適量
胡椒:適量
サラダ油:大さじ1
水:180㏄
バター:1片
千切りキャベツ:お好みで
青ねぎ:お好みで
(A)
すき焼きのタレ:大さじ3
ウスターソース:大さじ3
胡椒:多めに

手順

1. 豚バラ肉ブロックをフォークで穴を開け、塩胡椒をしたら袋に入れ、(A)を加えて揉み込み、10分ほど漬ける。

豚肉を揉み込んでいる
2. フライパンにサラダ油を引き、にんにくを入れて弱火にかけ、フライドガーリックができたら取り出す。

にんにくを油で揚げている
3. 空いたフライパンに汁気を切った豚バラ肉を入れ、中火で全体に焼き色を付けたら取り出す。

豚ブロック肉を焼いている
4. 空いたフライパンに、袋に残った汁とバターを加え、とろみが付くまで火にかける。

たれを煮込んでいる
5. お釜に米、水、[3]の豚バラ肉を入れて通常の炊飯をする。

肉と一緒に炊飯している
6. 器にご飯を盛り、お好みで千切りキャベツをのせ、食べやすい大きさに切った豚バラ肉をのせてタレをかけ、フライドガーリックと青ねぎを散らしたら完成!

ねぎを散らしている

調理時間

20分

簡単トンテキレシピを作ってみて!

今回は、炊飯器でご飯とトンテキが一緒に作れる「にんにくトンテキ風めし」を紹介しました。フライパンで焼き目を付けた豚バラ肉は炊飯器にお任せでジューシーに。

肉のエキスが染み込んだ味付きご飯と合わせて箸が止まらない美味しさです。手間もほとんどかからない簡単レシピをぜひ、作ってみてくださいね!