画像:ぱくたそ

卵を茹でるだけで作れる「ゆで卵」。作り方はとてもシンプルですが、サラダに入れたり、タルタルソースにしたりなど、さまざまな用途に利用できますよね。

タルタルソースに使うときは固め、煮卵に使うときは半熟など、使う用途に応じて茹で加減も変わってきますが、「固めだけど、もうちょっと半熟よりにしたい」なんてこだわり派の方もいるかと思います。

今回はそんなこだわり派の方向けに、卵28個を使って茹で加減が一目で分かる、ゆで卵の早見表を作りました! 固めから柔らかめまで、さまざまな茹で加減の中からお気に入りを見つけてみてください! 

Sponsor link

知って得する! ゆで卵を作るときの豆知識

黄身を真ん中にするには?

菜箸で混ぜる

ゆで卵をカットしたときに黄身が真ん中にくるようにしたい、そんなときは黄身を真ん中にするコツは沸騰していない状態で卵を入れ、水が沸騰するまで(だいたい3~4分ほど)卵を転がしましょう。そうすると黄身が真ん中にきます。卵同士がぶつかって割れる恐れがあるので、優しく転がすようにしてください。

底が丸い容器で茹でる

底が平面な容器だと卵を転がす必要がありますが、底が丸い薬缶(やかん)などであれば、卵がくるくると回るので黄身が自然と真ん中にきます。

卵の殻を上手に剥くには?

簡単に殻を剥くコツはゆで卵を冷水に漬けること。氷水が理想ですが流水でも問題ありません。冷水で冷やすことにより、膨張した卵がキュッと引き締まり身と殻の間に隙間ができて、殻が剥きやすくなります。このとき、卵にヒビを入れておくと、水が入りさらに剥きやすくなりますよ。

100均のグッズが便利!

100円ショップで販売されている「卵の穴あけ器」がとっても便利。

針で小さな穴を空けることで殻が向きやすくなります。また、安全ピンで代用することも可能です。

ゆで卵を作る条件は4つ

・冷水から冷たい卵を茹でる

・沸騰しているお湯で冷たい卵を茹でる

・冷水から常温の卵を茹でる

・沸騰しているお湯で常温の卵を茹でる

※すべて同じメーカーの卵を使用しています。

茹で時間

6分~12分

冷水から冷たい卵を茹でる

6分茹でた卵は半熟ですが、7分茹でた卵は半熟ではなくなっています。また、7~8分は黄身がしっとりとしていますが、9分からはボソッとした仕上がりになりました。

6分・・・少しだけ下部に火が通り始めていますが、黄身はトロッとした半熟の状態。

7~8分・・・火が入り固まってはいますが黄身はしっとりとしています。

9~12分・・・火が通っていてどれも仕上がりはほぼ同じ。食べると口の中の水分がなくなります。

沸騰しているお湯で冷たい卵を茹でる

6~8分はまだ黄身がとろとろの状態。

6分の卵は特に柔らかく、押すとこんな状態に。柔らかすぎるため殻が剥きにくかったです。

8分もまだとろっとしてはいますが、煮卵で使うにはちょうど仕上がり。9分から黄身が固まり始めています。

6~7分・・・超半熟状態。白身も柔らかく黄身もとろとろ。

8分・・・煮卵にぴったりな半熟、黄身がトロッと垂れてきます。

9~10分・・・半熟をちょい過ぎた固さ。

10~11分・・・黄身はしっかりと固まっていますが、しっとりしています。

12分・・・完全に中まで火が通っていて固め。少しボソッとしています。

冷水から常温の卵を茹でる

冷水で常温の卵を茹でると、すべての卵が固めの状態に仕上がりました。

6分の卵は一部黄身がしっとりとしている部分もありますが、周りは白っぽい色合いになっています。サラダやタルタルソースなど、混ぜて使う分にはちょうどいい固さだと思います。

6~12分・・・どの卵も黄身にしっかりと火が通っていて白っぽくなっている。白身は弾力がありかまぼこのような食感。黄身はパサついていています。

沸騰しているお湯で常温の卵を茹でる

6分の半熟から12分の固めまで、バランスよく揃っているのはないでしょうか。「冷水から冷たい卵」を茹でたときとさほど違いはないように思えます。

6~7分・・・黄身の外側は半熟、中はトロッとしています。

8~9分・・・パサついてはいるが黄身の真ん中はしっとりしている。

10~12分・・・火が通っていて白っぽくなっている。

ベストマッチな茹で具合を見つけよう!

以上、卵28個を使って早見表をお届けしました。卵が常温か冷えているか、冷水かお湯かによって仕上がりに大きな変化が出ることがお分かりいただけたかと思います。

早見表の中からお気に入りの茹で具合を見つけて、ぜひお家で作ってみてください!

※コンロの火力や鍋のサイズによって、仕上がりに差が出る可能性があるので、あくまでも目安として使用してください。

GOHAN流お手軽タルタルソースの作り方

揚げ物との相性抜群な「タルタルソース」。でも玉ねぎの水分を出すため、塩を振ったり色々とめんどうですよね…。

そこで玉ねぎの代わりにらっきょうを使ったタルタルソースの簡単な作り方をご紹介します! 水分を切る手間を省けることはもちろん、シャキッとした食感とともにらっきょうの風味もプラスされます。

材料(ゆで卵1個あたり)

らっきょう漬け:5粒(細かく潰す)
マヨネーズ:100g
マスタード:小さじ1
ゆで卵:1個
塩:適量
胡椒:適量
乾燥パセリ:適量

作り方

1.ゆで卵を細かく潰す。

2.みじん切りにしたらっきょう、その他調味料を加える。

3.材料が馴染むまで混ぜたら出来上がり!

漬けらっきょうの酸味が卵の味によく馴染み、揚げ物との相性もばっちり。実はこのレシピ、GOHANのユーザーさんが教えてくれた作り方なんです! 簡単に作れるうえあまりにも美味しかったためGOHANでもよく登場します。気になった方はぜひ作ってみてください。

スポンサーリンク