どんな食材と作っても不思議とおいしくできてしまう「チャーハン」。シンプルな具材と味付けだけでもおいしくなるのが魅力でもあります。
今回ご紹介するのは、長ネギをたっぷり使った「ネギチャーハン」です。使う食材は長ネギと即席チャーシュー、卵のたった3種類。
チャーシューを入れず、長ネギと卵だけで作っても十分においしいチャーハンができますよ。お肉を買いに行くのがめんどくさい、できるだけリーズナブルに済ませたいときは、チャーシュー抜きで作ってみてください!
即席チャーシューの作り方はこちら
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ネギチャーハン
材料(1人前)
・ご飯:1人分
・卵:1個
・長ネギ:20g
・自家製チャーシュー:5g程度
・塩:ひとつまみ
・中華風調味料:小さじ1/3
※具材の量はお好みで適宜調整してください。
※チャーシューを多く入れ過ぎると、くどい仕上がりになってしまいます。ご飯の1/3以下の量がオススメです。
下準備
あらかじめ卵を溶いて、溶き卵を作っておきます。長ネギはお好みに切って構いませんが、今回は香りと食感を出すために、斜め切りにしてあります。
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作り方
1.フライパンを強火で熱し、大さじ2程度のサラダ油(分量外)をひいてすぐに溶き卵を加えます。
2.おたまなどで卵を混ぜながら、半熟状態のうちにご飯を加え、卵と油でご飯粒一つひとつをコーティングするように全体を混ぜます。
3.ざっと混ざったら、自家製チャーシューを加えて炒めます。
4.塩、中華風調味料を入れて混ぜます。
5.最後に長ねぎを加えてザッと炒めたら完成!
ネギ好きにおすすめ!「超ネギチャーハン」
長ネギをたっぷりと加えたチャーハンもいいですが、まだまだ風味が欲しいという方もいるはず。そんな方にオススメしたいのが、「アイヌネギ」を使ったネギチャーハンです。
アイヌネギって何?
アイヌネギは通称「ギョウジャニンニク」と呼ばれる野菜で、近畿地方以北ではスーパーなどでよく見かけます。ギョウジャニンニクという名ではありますが、れっきとしたネギの仲間です。
もともと修験道の行者が食べていたのが名前の由来になっているという説があります。ギョウジャニンニクには、にんにくの匂いの元となる「アリシン」を豊富に含んでいます。そのため、ギョウジャニンニクを食べたあとは、口臭が気になるかもしれません。
しかし、一度食べると病みつきになるおいしさは、まさにネギ好きにとってパンドラの箱のような、究極のネギといえるでしょう!
しょうゆ漬けにして使うのがオススメ
ギョウジャニンニクでネギチャーハンを作る際、そのまま炒めて具材にするのもいいですが、しょうゆ漬けにすることでよりいっそう風味がよくなります。
しょうゆ漬けの作り方はいたって簡単。ギョウジャニンニクをザッと洗って水気を拭き取ったら、そのまま適当な大きさにカットしてしょうゆに浸けておくだけ。
一日も漬けておけばすぐに味が馴染みます。また、そのまま冷蔵庫に入れておけば、1ヶ月以上の保存も可能です。
ギョウジャニンニクの香りがしょうゆに移り、チャーハンをおいしく仕上げてくれますよ。
超ネギチャーハンの作り方
超ネギチャーハンの作り方は、普通のネギチャーハンの作り方と基本的には同じです。ギョウジャニンニクは5mm幅でカットし、最後にネギを加える工程で鍋の中へ一緒に加えます。あまり炒め過ぎると風味が飛んでしまうので、炒め過ぎないよう注意してください!
口臭が気になる方は、休日に作ってみてくださいね!
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